ドイツから寒い冬にぴったりのグリューワイン ~新すみな(ライター)


ヨーロッパの冬は寒く、街中でマフラーや手袋をしている人を多く見かけるようになります。日差しが降り注ぐ温かい日でも、夜はとても冷え込みます。そんな寒い日は、体の芯からぽかぽかと温めてくれるグリューワインが好んで飲まれています。
 
ワインと香辛料を温めて作るホット・ワインであり、ドイツではグリューワイン、フランスではヴァン・ショーと呼ばれています。また、北欧諸国では温めた酒類を総称してグロッグとも呼ぶそうです。
 
グリューワイン
提供元:写真素材-フォトライブラリー https://www.photolibrary.jp/
 

簡単!お家でグリューワインを作ってみよう。

グリューワインは赤ワインにたくさんの香辛料とオレンジ、レモンを入れ、温めて飲みます。「グリュー」はドイツ語で、赤々と燃えて熱を帯びるという意味であり、香辛料の効果で身体がポカポカと温まります。
 
飲みやすく美味しいのですが、温かいせいもあって酔いが回りやすいので、ほどほどに。
 
グリューワイン2 
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ワインを温める時、果実の種類を替えることで自分なりのアレンジができます。例えば、オレンジの替わりにリンゴを加えるとサングリア風のさわやかなグリューワインができあがります。スパイスの配合や使うワインの種類によって風味が変わるので、ヨーロッパでは家庭ごとに味が違うことも魅力のひとつです。
 
寒い冬の間、風邪をひかないように家族や友人の健康を願って作られるそうです。一般家庭以外にも、露店やパーティー会場などでも飲むことができますので、ヨーロッパを訪れた際にはぜひ試してみて下さい。
 
グリューワイン
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家族で楽しむように子供用のグリューワインも作られます。ノンアルコールにするためにはワインの替わりにブドウジュースを使います。シナモン、ナツメグ、おろし生姜とシロップを入れると美味しいです。 
 
輸入食材を扱うお店では、グリューワインを簡単に作れるティーバックもあるので家で飲みきれなかったワインをアレンジしてしてみるのも良いです。
 
グリューワイン
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炊飯器でも作れるグリューワイン

筆者が勤めていた外資系の会社では11月中旬に、社員のためにグリューワインを作っていました。ドイツ、オーストリア、フランス出身の同僚がおり、なかなか故郷に帰れない彼らのために小さな立食パーティーを開催しました。
 
会場にはサンドイッチやオードブル、お菓子が並びます。防災上、社内では火が使えないので、炊飯器を利用してワインを温めていました。それをお玉ですくってマグカップに注ぐのですが、ヨーロッパの文化に炊飯器とお玉といった日本文化が混ざっているの何とも不思議で滑稽だなと皆で笑ってしましました。
 
夕方になると、仕事を早く切り上げて自分のマグカップを手に社員が集まってきます。様々な部署から、たくさんの人が来るので、普段しゃべる機会のなかった人とも話ができ、外人の社員も笑顔で楽しんでいました。
 
寒い冬の時期に飲むグリューワインは身体だけでなく心もポカポカにしてくれる素敵なものです。

グリューワイン
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文:新すみな(ライター)
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