バリ島に魅せられて、海と遺跡とカフェタイムを楽しむ ~新すみな(ライター)


バリ島はインドネシアの島々の中でも特有の文化を持っています。ゆったりと幸せな時間に浸ることのできるバリ島は、なぜ人々の心を惹き付けるのでしょう。今回は、バリ島で見た素敵な場所に加え、ちょっと変わったところもお届けしたいと思います。
 

自然と調和した遺跡群

バリ島では多くの古い石碑や寺院を見ることができます。タイやインドネシア諸国では戦争によって遺跡が壊されてしまっている地域もありますが、バリ島では大きな争い事がなかったことから古い遺跡群が現存しています。
これらは市街地だけでなく、農村地帯でも目にすることができ、島全体が神様に守られているかのようです。
 
▼バリのヒンズー寺院、各街や村の入り口でよく見られる割れ門
バリのヒンズー寺院、各街や村の入り口でよく見られる割れ門
 
その中でも謎が多いとされているウブド郊外にある遺跡「ゴア・ガジャ」は11世紀に造られたもので、1923年にヨーロッパ人によって発見されました。
 
筆者が訪れた際には、あいにくのスコールで地面が洪水のようになっていました。しかし、雨の中に佇む遺跡もまた荘厳な雰囲気を感じさせました。
 
インドネシア語で「ゴア=洞窟」、「ガジャ=象」を意味するのですが、象のいないバリ島でなぜ象の洞窟という名前がついたのか、また洞窟の入り口の巨大な彫刻が何をモチーフにしたものなのか詳しくわかっていません。大きく口を開けた中にはヒンズー教の3大神、シヴァ、ヴィシュヌ、ブラフマを表した3体のリンガや顔が象の神様、ガネーシャが祀られいます。
 
▼ウブド郊外にある遺跡「ゴア・ガジャ」
ゴア・ガジャ
 

猿の楽園、モンキーフォレスト

モンキーフォレストは野生の猿の保護区になっており、森に入るとすぐに猿たちの歓迎を受けます。森の入り口ではバナナを売る現地民がいます。
猿たちは観光客に慣れているため、足元までちょこちょこと走って来てはバナナをねだります。昼寝をしたり親子で遊ぶ様子が見られ、ここは彼らの楽園なのだと実感じました。
 
▼バナナを受け取る子猿
バリの猿
 
森の西部には「プラ・ダレム・アグン寺院」があり、森そのものが聖域とされています。寺院には神々の彫刻が沢山あり、森の中にも動物を象った彫刻が多くあります。木々に隠れていたり、苔に覆われているものもあるため探しながら歩くのも楽しいものです。
 
▼森の中にかかる橋と彫刻
森の中にかかる橋と彫刻
 
猿たちは攻撃性はないのですが、いたずら好きで人間の持ち物ををとろうと背中や肩に乗ってくるので気を付けなければなりません。観光客の中にはは大きな声を出して猿を追い払っている人もいました。
 
モンキーフォレストは広く、青々と茂る木々や木漏れ日は疲れた体を癒してくれます。遊び心満載の猿たちとゆっくりとした時間を過ごしてはいかがでしょう。
 
▼猿の親子
猿の親子
 

バリのアーティストと美術

バリの中心にあるウブドは芸術の村と呼ばれ、道路の両サイドには芸術家たちの作品が並びます。村にはアトリエや美術館が点在することから散策するのも良いです。
 
美しい絵画では神々や草花、鳥、農村、市場が描かれていています。その他にも織物や銀細工、木彫りの彫刻や家具などを見ることができ、直接購入していく人もいます。筆者は銀細工の店を訪れ、幸せを呼ぶガムランボールを買いました。細かい模様が施されていてバリ人の手先の器用さに驚かされます。
 
▼色鮮やかな織物
バリの織物
 
▼聖獣バロンを描いた絵
聖獣バロン
 

美しい海を堪能できるクタ&レギャン

南部にあるクタ&レギャンはバリ一の繁華街であり、観光客やサーファーが集うクタビーチがあります。広い浜辺に寝転んで美しい海を見ながらたくさんの人が楽しんでいます。
 
浜辺にはボディボードを貸し出しているお兄さんがいるのですが、レンタル料と値段をしっかり聞いておかないと、後から高額な料金を請求されることがあるので気を付けるてください。また、浜辺に寝転んでいると物売りがしつこく寄ってくることもあるので、いらない場合はきちんとお断りしましょう。
 
クタビーチでは遊泳をすることができますが、美しい海にうっとりしながら泳いでいるといつの間にか岸から遠ざかっていることが。インド洋は引き潮が強いため注意が必要です。
 
筆者の友人はボディボードで遊んでいる際に、沖まで出てしまい大波にのまれて自力で岸まで戻ってこられなくなってしまいました。日本で水泳を習っている程度ではインド洋の波にはかないません。現地のライフセーバーとボディボードショップの店員が海に飛び込んで助けてくれましたが、泳ぎの早さには圧巻されました。
 
どっと疲れたところで、一休みをしようと海沿いの道を歩きます。マクドナルドに立ち寄ると、サーフボードに乗ったドナルドに出会いました。
 
▼サーフィンをするドナルド
バリのマクドナルド
 
バリのマクドナルドはメニューが日本と違い、チキン系のものが多いのが特徴です。バリはヒンドゥ-教徒が多いため牛肉はあまり人気がないようです。
 
▼フライドチキンと野菜のラップサンドのセット
バリのマクドナルド
 

暑い日中はお気に入りのカフェで休憩をする

日中は日差しも強く、暑いことからカフェで過ごす人が多いです。太陽の光が届かない店内は過ごしやすく、涼しい自然の風が心地良く通り抜けます。バリコーヒーやフルーツジュースを片手に本を読んだり、音楽を聴きながらゆったり過ごすことができます。
 
多くの日本人が訪れるため店員さんの中には日本語を勉強している人もいて、サーファーから教えてもらったという一昔前のお笑いネタを披露してくれることもあり、場が和みます。笑顔で人懐こい島民と接していると、時間を忘れてリフレッシュできます。
 
▼カフェの階段
バリ島のカフェ
 
▼フルーツジュースを飲みながら休憩
バリ島のカフェ
 
文:新すみな(ライター)
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