日本ではあまり知られていない韓国のキムチ、そして調味料 ~平井樹美(ライター)


韓国料理と言えば皆さんは、どんな料理を思い浮かべますか?ビビンパ、クッパ、プルコギ、焼肉そしてキムチなどなど・・・海外の料理と言っても、メニューの種類がわりと多く思い浮かぶのではないでしょうか?
 
中でもキムチは、日本人にも馴染み深くスーパーなどで簡単に手に入れることができます。
 
ただし日本で味わえるキムチは、本場の物とは色々な意味で違います。今回は、韓国のキムチと日本で出会うキムチの違いなどについてご紹介します。
 
日本ではあまり知られていない韓国のキムチ1
出典:http://www.ashinari.com/2006/12/10-000676.php?category=54
 

キムチは韓国では代表的な「おかず」

日本ではあまり知られていない韓国のキムチ2
Photo by Kimi Hirai
 
キムチと言うと日本では写真のような白菜のキムチが一般的ですよね。「ごはんのお供」として親しまれています。しかし、韓国におけるキムチは立派な「おかず」。「おかず」のことを「ミッパンチャン」と言います。
 
ちなみに白菜のキムチはペチュ(白菜)キムチ。キムチは他にも多彩にあり、オイ(胡瓜)キムチ、カクテキ(大根)、ポッサムキムチ(生イカや牡蠣を白菜で包んだもの)等々その数200種類以上と言われています。元々保存食であったキムチですが、トウガラシの辛さ・野菜の旨味・乳酸発酵からによる適度な酸味が絡み合った風味が特徴です。
 
ところでキムチは辛いものと思っていませんか?実は、辛くないキムチも存在するのです。
 
私が韓国を訪れた時、ホテルの朝食で食べたキムチは真っ白で辛くなくほのかな塩味でした。しかも少々油っぽい・・・。これは正に「キムチは辛くさっぱりした食べ物」と言う私の概念をことごとく崩してくれた発見でした。
 
辛いの苦手だからキムチはちょっと・・・と言う方は韓国を訪れた際に是非、辛くないキムチを体験してみて下さい。新たな発見があるかもしれません。
 
また韓国の家庭では、キムチを漬ける風習があり、それぞれの家庭によって使用する材料が異なるためキムチと一口で言っても、実に様々な味付けがあるのです。
 
韓国の人は自家製のキムチを保存する場合、キムチ専用の冷蔵庫を使用します。キムチは普通の冷蔵庫に保存すると、冷蔵庫中がキムチの匂いに占領されてしまいますから私も欲しいくらいです。
 
キムチ、何とも奥が深い一品だと思いませんか?
 

味付けに欠かせないヤムニョン

ヤムニョン
Photo by Kimi Hirai
 
日本でも少しずつ知られてきている調味料「ヤムニョン」。韓国の調味料と言えば、コチュジャンが有名ですがそれに負けず劣らずヤムニョンはとっても便利です。
 
主におかず類などの味付けに活躍するのですが、醤油、ごま油、ニンニク、ネギ、トウガラシなどを合わせた調味料のヤムニョンは、万能なのです。韓国料理だけでなく、日本の食卓にも違和感なく使えます。手軽に韓国風の味付けが楽しめる事は勿論ですが、普通に日本の食事にも合うのです。使い方の感覚としては、ワサビやショウガなどに近いですね。
 
炊き立てのご飯にのせると見ためも鮮やかで美味です。
 
ヤムニョン
Photo by Kimi Hirai
 
また、卵焼き・うどん・炒めもの(豚肉とよく合います)・鍋料理にぴったりなのでお勧めです。時間がたつと辛さと発酵度合いが高まります。辛いのが苦手な方は気をつけて下さいね。
 
それにしてもキムチやヤムニョン、奥が深いですね。それらの事を少しでも感じ取っていただけたら幸いです。今日の夕食のお供はキムチやヤムニョンはいかがでしょうか?
 
文:平井樹美(ライター)
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