イタリアビザ情報(2)就学ビザを取得しよう ~Maki.C(イタリア在住音楽家/翻訳家)


前記事『私のイタリア長期滞在作戦(1)どんなビザで滞在できる?』では、イタリアに簡単に長期滞在できる「裏ビザ」のウワサとその真偽についてご紹介しました。私の場合は、就学ビザを取得するという結論になりました。今回はイタリアの長期滞在ビザの種類と、イタリアに留学する方にも役立つ「就学ビザ取得」の流れについて、引き続き実体験をもとにご紹介します。
 
イタリア 就学ビザ
 

イタリア長期滞在ビザの種類

日本国籍のパスポート保持者はビザなしで90日以内イタリアに滞在できます。イタリアで将来国際結婚を考えている人や、大好きなイタリアに長期滞在したいという人など、90日以上イタリアにいたい方は、なんらかのビザを申請しなければいけません。
 
正式な長期滞在ビザの種類は以下の5つです。
 
・イタリア人の配偶者のビザ
・イタリア人との間の子どもがいる人のビザ
・日本人配偶者がイタリアに就労ビザで滞在している家族ビザ
・就学ビザ
・就労ビザ
 

就学ビザの申請方法

イタリアで就学ビザを取得するためには、以下の手順が必要です。(2016年3月現在)
 
(1)イタリアの語学学校に入学の手続きをして入学金、授業料を払います。
(2)入学証明書、授業料領収書を送ってもらいます。
(3)海外傷害保険(ケガや病気保険金限度額が無制限の物)に加入します。
(4)イタリアで滞在する家を探します。(賃貸またはホームステイ)
(5)滞在先の証明書(賃貸証明書または、ホームステイ証明書)をかいてもらい送ってもらいます。
(6)パスポートとパスポートのコピーを用意します。
(7)パスポートサイズの写真2枚を用意します。
(8)銀行口座の残高証明書を用意します。
(9)住民票を用意します。
 
(2)(3)、(5)~(9)を用意してイタリア領事館(東京または大阪)に持って行きます。実際にビザを領事館から受け取るには、学校にコンタクトを取り始めた時から3ヶ月程日数がかかりました。
 

就学ビザ取得にかかった実費用

以下が、就学ビザを申請するのにかかった費用です。
 
・学校の入学金と授業料1週間ニ20時間の授業1年分(35万円程)
・海外傷害保険無制限1年分 (17万円程)
・イタリア渡航費(往復20万円)
・滞在許可証申請料(1.5万円程)※イタリア到着後に申請
 
上述(8)のとおり、就学ビザを申請する時には銀行口座の残高証明書を提出しなければいけません。申請日の1週間以内に銀行口座への入出金の記録がある通帳であり、申請日からさかのぼって6ヶ月間の入出金の記録が確認できるものを提出することになります。
 
就学ビザで行くならば費用も色々かかるので事前に貯金をしっかりしておく必要があります。イタリアの就学ビザでは、一定の条件下でアルバイトをする権利はあるのですが、イタリアで学生をしながら収入を得るというのは、あまり期待しない方がいいのが現状。
 
2回にわたって、イタリアの長期滞在ビザについてお伝えしてきました。イタリアのビザ条件は、変更しやすいもの。常にイタリア大使館・領事館で新しい情報を確かめることをお忘れなく!
 
文:Maki.C(イタリア在住音楽家/翻訳家)
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