夏の短期留学を成功させるため、現地の人と知り合う3つの方法~雨宮紫苑(ドイツ在住フリーライター)


多くの国や大学では、夏休みを利用して参加できる、語学コースやレクリエーションなどを用意しています。語学学校では1週間から申し込み可能な場合が多く、大学だと1ヵ月ほどのコースが多いかと思います。
 
「この夏を使って、短期留学を!」と考える人も少なくないでしょう。ところが、 短期留学には、思わぬ落とし穴があるのです。ズバリ、現地の人と知り合う機会がないこと。
 
異文化体験としては楽しいのですが、1ヵ月で現地の友人を作り、その国の生活を理解して・・・・・・というのは、むずかしいものがあります。
 
今回は、短期留学でも現地の人と知り合い、その国をより深く理解するための3つの方法をわたしの実体験を踏まえて 紹介します。
 

現地の日本人とコンタクトを取ろう

「海外にいるんだから、日本語はまったく話したくない」という人もいるでしょう。やはりネイティブの人と知り合い、その生活を身近に感じたいですよねしかし、語学コースには、現地人は参加していません。外国人だけです。
 
そういう場合は、まず現地に住んでいる日本人にコンタクトを取りましょう。大学に留学中の人なんかだと気軽に連絡がとれるかもしれません。わたしは1ヵ月のサマーコースに参加したのですが、その大学の大学院生である日本人の方と知り合う機会があり、ドイツ人との飲み会などに誘ってもらえました。
 
知らない人にいきなりコンタクトを取るのは……とためらってしまいがちですが、相手もイヤなら断りますので、とりあえず連絡して、仲良くなれそうなら現地の友人やおすすめスポットを紹介してもらっちゃいましょう。
 

現地の生活>観光だと心得る

これはわたしが「失敗したなぁ~」と思っていることです。わたしは大学提携のサマーコースに、友人と一緒に申し込み、はじめてドイツを訪れました。なので、旅行気分が抜けず、週末ごとにいろいろと旅行へ行ったんですね。でもいま思えば、「勉強しに行ったのにな・・・・・・」と少し後悔しています。
 
もちろん、観光が悪いわけではありません。せっかくなので、観光したい気持ちはとてもよくわかります。でも、観光はいつでもできます。観光がしたいのであれば、留学ではなく旅行すればいいのです。
 
「留学」という心持ちできているのであれば、観光ばかりに気を取られていてはもったいないです。現地の生活を学べる機会は、またとありません。大学や語学学校主催のイベントに行き、ドイツであれば、バーでビールを飲みながらサッカー観戦すべきです。
 
短期間の留学を実りの多いものにするためには、都市をめぐるだけでなく、その国の生活を学ぶ機会を大切にしましょう。
 

ホストファミリーに申し込もう

好みや予算が合うなら、ホストファミリー制度を利用するのもおススメです。現地の生活に参加し、その国の言葉を話す機会があるということは、短期留学のなかで最も大切な要素です。
 
ホストファミリーも斡旋しているコースでしたら、ぜひ考慮に入れてみてくださいね。第2の家族が見つかるかもしれません。
 
その際は、お互いが信頼し合えるホストファミリーを注意深くさがす必要がありますので、ご注意ください。
 

夏休みは実りある短期留学を!

1ヵ月ほどの滞在では、多くのことを学ぶのはむずかしいとはいえ、せっかく留学するのなら、実りの多いものにしたいですよね。
 
短期留学をより良いものにするため、日本人にコンタクトを取って現地の友人を紹介してもらったり、現地の生活に触れたり、ホストファミリーのもとで暮らすなどの工夫をして、一生の思い出になるような経験にしましょう!
 
▼ドイツにも多彩な語学教育機関がある。写真は筆者が居住する市内の民間語学学校。
ドイツ語学学校ベルリッツ
 
▼語学学校で使ったドイツ語のテキスト
ドイツ語テキスト
 
文:雨宮紫苑(ドイツ在住フリーライター)
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