初心者向け英語留学は「ハワイ」が最適!?~後藤正史(元新聞記者)


「英語を学びたいけど、初めての海外留学は不安がいっぱい」「まったく英語を話せなくても、アメリカ留学はできるだろうか?」・・・
 
英語初心者なら、まずこんなことで悩まされ、アメリカ留学に踏み出せないのではありませんか?そういう方々におすすめしたいのが、「ハワイ留学」です。
 
アメリカの中でも、最も治安が良いハワイ。人口約140万人というハワイの民族構成で、最も多い白人系に次いで、2位が日系人の20万人で約14%を占めています。日本人観光客も多いので、日本食をはじめ、日系スーパーもあり、日本語が通じる医師や病院もあるのは心強いですね。
 
では、具体的に、どうすればハワイに留学できるのか、初心者向けに語学学校や入学手続き、費用、滞在先のパターンなどをご紹介しましょう。
 
ハワイ留学
 

1. 語学学校、コミュニティーカレッジ(KCC)って?

カピオラニコミュニティーカレッジ
 
英語初心者や初級レベルの方におすすめするのは、語学学校です。英語をまったく話せない場合でも、一定の年齢(学校によって多少異なるが通常16歳以上)をクリアしていれば、最短で1週間から入学が可能です。
 
コースは、一般英語、ビジネス英語、TOEIC/TOEFLなど、各種コースから、好きなものを選べます。
 
約10校あるホノルルの語学学校ですが、学生数の規模は最大が約200~300人から、最少は数十人。国際色豊かな学校から、アットホームな小規模校まで、実に多彩です。
 
学校があるエリアは、世界有数の観光地ワイキキのほか、ハワイ最大のショッピングゾーン・アラモアナや、政治や経済の中心地ダウンタウンまで、さまざま。
 
過去2年以内に、英検準2級やTOEFL 400、TOEIC430以上の公的な資格をお持ちの中級レベルの場合は、ハワイ大学系列で2年制のコミュニティーカレッジが最適でしょう。
 
アメリカのコミュニティーカレッジは一般的には日本の短大にあたりますが内容は異なり、主に3年次から4年制大学に編入するコース(リベラルアーツ)、またはマーケティングやツーリズムなどの実学を選ぶ専門コースに分かれています。
 
ちなみに、アメリカでは、公立大学または同系列のコミュニティーカレッジを卒業すると、OPT(Optional Practical Training)という制度があります。これは、海外からの留学生が学んだ学問を実社会で研修できるシステム。移民局の就労許可を取れば、最大で12カ月間、一定の報酬をもらいながら、アメリカの企業や団体で実務研修できるというものです。日本へ帰国する場合、アメリカの学士号や準学士号だけでなく、実務経験もアピールできるわけです。
 
ハワイでは、オアフ島のダイヤモンドヘッドの麓にあるカピオラニ・コミュニティ・カレッジ (KCC)が有名。世界35カ国から約9,200人が学び、日本人留学生は約200~300人が在籍しています。
 

2. 入学手続きはどうするの?

ハワイ留学
 
アメリカでは通常、90日以内の短期留学には、学生ビザ(F-1)は不要です。ハワイ旅行のようにビザ免除プログラムで渡航する場合、有効なパスポートや往復の航空券を持ち、渡米目的が短期留学であれば、学生ビザなしで米国に90日以内(※3か月ではありません)滞在ができます。
 
この『学生ビザなし』の場合、ハワイでは 一般的に月曜日から金曜日まで、1日4時間(またはコース)ある授業のうち、週18時間(通常4日間)までと限られています。短期留学でも、月曜日から金曜日まで、週18時間以上の受講を希望する場合は学生ビザが必要になります。
 
これらを踏まえて、『学生ビザなし』の短期留学なら、各語学学校のウェブサイトから、希望するコース、受講期間、滞在先、空港送迎の希望などを選択し、日本語で入学の申し込みができるところが多くなってきています。
 
学生ビザが必要な90日以上の長期留学や、学生ビザが不要な短期留学でも自分でやる申請が不安なら、エージェントに依頼する方法もあります。最近では、エージェントを利用しても、学費は語学学校の正規料金と同じというシステムも一般的です。つまり、エージェントは語学学校から斡旋料をもらうので、学費に自社利益を上乗せしないケースが増えてきているので、賢く利用すると便利ですね。
 

3. 費用はどれくらい必要?

ハワイ留学
 
ハワイの語学学校の学費は、年間(通常48週~52週)約6,000ドル($1=100円換算で約60万円)から12,000ドル(120万円)が相場となっています。
 
短期1週間ですと、入学金($100~175)と学費($300~500)だけ、つまり約5万円前後から留学を体験できるのです。
 
KCCの学費は、年間約7,600ドルで、毎年少しアップする場合もあります。

それ以外に必要な費用は、次に説明する滞在先のほか、往復の航空券代、食費、お小遣いくらいになります。
 
ハワイだけに、英語の勉強のほか、サーフィンなどのマリンスポーツやハワイアンカルチャーも学べるフラやウクレレなどとセットになったコースを設けている語学学校もたくさんあるので、希望次第で留学の幅も広がります。
 

4. 滞在先のパターン

ハワイ留学
 
ハワイは観光地だけに物価が高く、ホテルやコンドミニアムの費用はハイレベル。最も安く抑えられ、海外初心者には困った時に何かとお世話になれるホームステイがおすすめです。
 
ホストファミリーは日本語が話せる、日本食もある、ペット不可、子供あり、他に留学生あり、などのように、希望する条件に近いものを紹介してくれます。各語学学校が提携するホストファミリーがあるので、安心ですね。
 
費用は、朝夕の食事つきが月$1,200前後、食事なしが月$900前後となっています。
 
どうしても一人暮らしが良いという場合は、家賃はアップしますが、コンドミニアムかアパート(月$1,200~1,500前後)を探すか、ホームステイと一人暮らしの中間的なルームシェア(月$600~850)もあります。
 

5. おすすめの理由

ハワイ留学
 
以上より、英語初心者や海外が初めてというアメリカ留学希望者に、ハワイ留学がいかに安心で、楽しく学べるか、をご理解いただけるかと思います。そうと決めたら、インターネット、留学雑誌などでいろいろ調べましょう。ハワイといえど、アメリカなので、滞在中に分からないことや困ったことがあれば、自分で調べることから始まります。さあ、英語留学に向けて、今日から一歩踏み出してみませんか?
 

※文中情報は2016年7月現在のものです。

 
文:後藤正史(元新聞記者)
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