アメリカに来たらキャンプへ行こう ~Chie Ogawa(アメリカ在住ライター)


ご存じのとおりアメリカは広大な国。キャンプ場も全国各地に山ほどあります。
 
自然に溶け込み、その壮大さを思いっきり楽しむキャンプや、エキサイティングな冒険的キャンプを体験するキャンプも人気ですが、今回は自宅で過ごすような快適さを兼ね備えた別荘として利用する「レクリエーションキャンプ」についてご紹介します。
 
アメリカでキャンプ1
 

コテージ並みの充実設備

今回ご紹介するキャンプ場は、全米各地に存在するフランチャイズのキャンプ場。家族でゆっくり楽しく過ごせる場所を提供することをモットーに運営されているキャンプ場です。
 
キャンプ場内には、コインランドリー、シャワー室、公園、温水プール、コンビニエンスストア、レストラン、パットゴルフなど様々な施設が設備されていて、何不自由なく休日をゆっくりと過ごすことができます。
 
▼ピクニックエリアと公園
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▼パットゴルフ
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目の前に広がる大きな湖では湖上をボートでゆったり過ごしたり、桟橋から魚釣りを楽しんだり、浅瀬で水遊びをしたりすることができます。
 
アメリカでキャンプ4
 
その他にも、子供から大人まで楽しめるイベントが毎週末行われており、家族や仲間で楽しむことができるようになっています。
 

寝る場所はテント?

上述したように、ここのキャンプ場施設は別荘地のような存在。寝る場所はいわゆるキャンプでの必需品「テント」ではありません。
 
もちろん、テントで寝たい人は寝ることも可能ですが、ほとんどの利用者はこのキャンプ場の会員として土地を買い、そこにRV(キャンピングカー)やモバイルホーム(移動式の住宅)を設置し、寝たり食事をしたりします。
 
数は少ないもののレンタルキャビンも数軒あり、ゲストとして利用することもできます。
 
リタイア組は春から夏の間、ここを居住地として利用し、秋になりキャンプ場が閉鎖された後に、フロリダやハワイなど温かい土地へ移動するスタイルを取ったりしています。彼ら以外のほとんどの利用客は週末ごとに泊まりに来て、忙しい日常から離れてゆったりと時を過ごしています。
 
購入したい人は売りに出ている中古物件を狙います。すでに土地とRVやモバイルホームが設置された状態で購入することができます。
 
▼RV(キャンピングカー)
キャンピングカー
 
▼モバイルホーム
モバイルホーム
 
▼RV車内。キッチン、トイレ、シャワー、ベッドなど全て揃っています。
キャンピングカー内部
 

キャンプ場で欠かせない乗り物とは

とにかく広いキャンプ場内。、1000軒以上もの物件が建ち並んでおり、キャンプ場内の道は決して広いとは言えません。そこで大活躍する乗り物がこちら、ゴルフカートです。
 
アメリカでキャンプ8
 
キャンプ場にて届け出をしたものしか乗ることができませんが、各家庭が1台または2台以上所有し、自由にキャンプ場内を走り回っています。風を感じながら走る爽快なドライブは子供達にも大人気。
 
▼キャンプ場内はゴルフカートで移動が便利
アメリカでキャンプ9
 

キャンプでの楽しみと言えば、やっぱりアウトドア料理

アウトドア料理は最高のグルメ。屋外で食べるごはんは格別です。
 
グリルで焼いた朝食はどれも絶品の味に仕上がります。
 
アメリカでキャンプ10
 
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▼パイ・アイロン(Pie Iron)
自分で好きな具材をパンに挟み、それをこの鉄板に入れてしばらく火の中で焼くとオリジナルピザトーストのような仕上がりに。キャンプで人気の料理です。
パイアイロン
 
なかでも子供達に大人気の食べ物と言えばコレ、S’more(スモア)です。
 
▼S’more
スモア
 
火であぶったマシュマロをグラハムクラッカーとチョコレートでサンドイッチにして食べます。キャンプでは欠かせない食べ物の一つで、溶けだすチョコレートで顔と指をベトベトにしながら楽しむのがお約束です。
 
さて、子供達が寝た後は、大人たちの楽しい時間。火をたいた炉(Fire pit)の周りに集まり、家族や気の合うキャンプ仲間と共にお酒を飲みながら楽しく過ごします。週末は夜24時まで騒いで良いというキャンプ場の規則に従い、24時を過ぎた後は速やかに解散。規則をしっかりと守って快適なキャンプ生活を楽しみます。
 
▼炉(Fire pit)
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まとめ

別荘地として楽しめるアメリカのキャンプ場、いかがでしたか?
 
キャンプ場にはセキュリティも常駐していて安全です。利用者はおおむねマナーが非常によく、道端にゴミも落ちていません。自分たちの敷地内も芝生を刈ったり、花を植えたり、きれいに手入れをしていて、とても快適に過ごせます。
 
アメリカ北部のこの地域は間もなく夏が終わろうとしていますが、アメリカ南部では、年間通してキャンプが楽しめる場所も多々あります。
 
小さい子供からシニア世代まで無理なく楽しめるレクリエーションスタイルのキャンプ。ぜひ、体験してみてはいかがでしょうか?
 
文:Chie Ogawa(アメリカ在住ライター)
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