ドイツでオペア:節約留学が実現できるプログラム~住谷舞子(教員)


「海外に住んでみたいけど、仕事がない。」「留学はしたいけど資金がない。」そんな風に思っている方も多いことでしょう。確かに収入源が途絶えるのは不安だし、語学留学はとてもお金がかかります。学費に家賃、生活費に保険代・・・など挙げればキリがありません。
 
今回はお金がなくても現地で生活が出来る制度「オペア」についてご案内。私が体験したドイツのオペア制度について紹介したいと思います。
 

オペアって?

オペアという言葉を初めて聞いた方も多いのではないでしょうか。海外ではオペア制度はかなり普及していますが、日本ではまだ馴染みのない制度です。
 
オペア(Au-pair)とは、海外で子どものいるホストファミリーの家に住み込みで共同生活を送り、主にベビーシッターや家事などの労働をしながら語学学校にも通うことが出来る国際交流プログラムです。
 
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ドイツでは、オペアは月260ユーロ以上のお小遣いを貰うことができ、1年働けば1か月の有給がもらえます。語学学校費用も月50ユーロまでファミリー負担ですし、保険もファミリー負担です。つまり、通常の留学よりもかなり費用を抑えて現地で生活することが可能なのです。
 
また、労働時間は1日6時間の週休2日と決められています。そのため、お休みの日には友達と遊ぶのもよし、家で勉強するもよし、ちょっと足を延ばして旅行するのもよし。自分の好きなように過ごすことができます。
 

ファミリーを探す

オペアをするにはオペアを受け入れたいファミリーを探さなければいけません。海外にいるファミリーを探すのに一番便利なのは、やはりインターネット。検索するとオペア掲示板やオペア仲介所がたくさん出てきます。そこでオペアを探しているファミリーを探したり、オペア受け入れ先募集の記事を投稿してコンタクトを取ります。
 
オペアを探しているファミリーの記事を見てみると、「保育経験者希望」、「非喫煙者希望」、「女性のみ」などの条件を提示しているファミリーもいるため、注意して見てみてください。
 
また、オペアをする側からもこれだけは譲れない条件や、いつから渡航可能なのか、ビザの希望(オペアビザorワーキングホリデービザ)などを書いておくとスムーズにやりとりできるはずです。
 

ビザ

オペアをするには必ずビザを取得しなければなりません。ドイツにはオペアとしての労働が可能なビザが主に二種類あります。一つ目はオペアビザです。オペアビザは24歳まで申請可能で、オペア以外の就業は認められません。
 
二つ目はワーキングホリデービザです。ワーキングホリデービザは申請時に31歳に達していなければ申請できます。また、オペア以外の就業も可能です。オペアとしての労働が終わってからアルバイトに行く。なんてことも出来るのです。
 
ビザ申請の詳細については、ドイツ大使館のホームページをチェックしてください。
 
日本ではまだまだ知られていないオペア制度。海外に行きたい、海外で暮らしてみたい方の選択肢のひとつになるのではないでしょうか。
 
※記事文中の情報は2016年8月現在のものです。
 
文:住谷舞子(教員)
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