【世界の中学・高校レポート】ニュープリマス男子中学・高校/ニュージーランド・ニュープリマス


「前例になれ(BE THE EXAMPLE)」が校訓のニュープリマス・ボーイズ・ハイスクール(以下、「ニュープリマス男子中学・高校」)は、1882年創立の歴史ある公立男子中学・高校。文武を重んじた先人たちに習い、在校する1200人の学生たちは来訪者に対してきちんと挨拶をし、礼儀に厚い面を感じさせます。
 

 
▼校訓は「前例になれ(BE THE EXAMPLE)」

 
▼先人たちの名前が刻まれた講堂

 

ラグビー・ニュージーランド代表主将を輩出した土壌

15ヘクタール(東京ドーム約3.2個分)の広大なキャンパスを持つニュープリマス男子中学・高校。ホッケー場、2面のサッカー場、2面のラグビー場、6面のテニスコート、スカッシュコート、体育館、設備充実のフィットネスジム、プール、各種公式試合ができるグラウンドなどが点在しています。
 

 

 

 
さまざまなスポーツに力を入れている中でも、ホッケー・サッカー・クリケット・ラグビーはニュージーランドトップクラスのコーチを迎える強豪チームなのだとか。元オールブラックス主将で、日本のヤマハ、ホンダなどでプレーした経験のあるルーベン・ソーン選手の母校でもあります。
 
ライバル校同士、伝統の対戦が行われる日は、マオリ戦士の戦いの舞「ハカ(HAKA)」で鼓舞します。
 
▼在校生による迫力のハカ(動画)。3部に分かれており、1部は歓迎のハカ、2部は校歌とも言うべき学校古来のハカ、3部はこの地域(タラナキ地方)のハカで3部だけは先住民マオリの血をひく学生だけに舞うことが許されています。

 
スポーツ施設ばかりでなく、農場、サイエンスラボ、ホスピタリティ学習用施設など、文武を可能にする施設が整っています。
 
▼畑

 
▼ぶどうも栽培されています。

 
▼スポーツだけでなく、芸術やサイエンスなど生徒の個性を活かす教育にも力を入れています。

 

『教室の外』に学ぶべきことがたくさんある

留学生の入学と環境適応をサポートするヒュー・ラッセル先生は留学生の受け入れについてこう話します。
 
「留学生はニュージーランドにとって『ギフト』です。なかでも寮生は、毎日一緒に暮らしながらお互いのカルチャーをシェアする貴重な経験ができています。」
 
▼留学生サポートを担当する3人の先生。ヒュー・ラッセル先生(左)、キャシー・キャンベル=スマート先生(中)、シャーリー・ロウ先生(右)。

 
▼留学生はホームステイまたは寮滞在のいずれかを選びます。この門をくぐると学生寮です。

 
9~11年生は間仕切りが少なくオープンな空間で共同生活を送ります。12年生から次第にプライバシーが重んじられるようになり、13年生は全国統一試験の勉強のために個室が与えられます。
 
▼10年生の一部屋。勉強スペースは別の場所に確保されています。先生が寮の2階に住んでいます。

 
さて、冒頭のハカの動画で、二種類の制服を着ている学生がいることにお気づきになったでしょうか。多くの学生がグレーのブレザーとパンツを身に付けているなか、黄色と黒の制服に身を包む学生が混じっています。
 
▼タイガージャケットと呼ばれるトラ色のジャケット。成績や人格など、文武問わず優秀と認められた学生80人だけが着用を許されています。

 
近年、日本人留学生でタイガージャケットを授与された学生もいたのだとか。
 
▼日本から留学中のKOSEIさん(左)とSADATOさん(右)。

2人のインタビューが「ぜんぜん内向きじゃない日本の若者たち【ニュージーランド編】」に掲載されています。ぜひご覧ください。
 
《まとめ》ニュープリマス男子中学・高校に向いているのはこんな人!
・スポーツやアウトドアが好きな人。
・広い敷地でのびのびと学びたい人。
・歴史ある伝統校で学びたい人。
・個性を伸ばす教育を受けたい人。
・ハカを体験したい人。
 
ニュープリマス男子高校ホームページ https://www.npbhs.school.nz/
 
続きはこちら >> 『【世界の中学・高校レポート】ネルソン女子中学・高校/ニュージーランド・ネルソン』
 
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取材協力:
ニュージーランド大使館 エデュケーション・ニュージーランド
ニュージーランド航空
 
文: 若松千枝加(留学プレス編集長・留学ジャーナリスト)
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