【世界の大学レポート】カリフォルニア大学ロサンゼルス校 (University of California. Los Angeles) / アメリカ~山本生人(アメリカ留学生)


カリフォルニア大学ロサンゼルス校(University of California, Los Angeles)は、カリフォルニア州ロサンゼルスにキャンパスを置き、大学院生を含む生徒数45000人超の総合州立大学です。

一般的にUCLAと呼ばれ、10の大学からなるカリフォルニア大学システムのうちの1校です。アメリカ国内の州立大学ランキングでは毎年トップ5を競い、最新の世界大学ランキングで17位に入るほどの世界トップクラスの大学といえます。

本記事ではこの秋に3年生としてUCLAへ編入し、人類学を専攻する筆者が当大学のことを紹介していきます。
 

世界トップクラスの大学で学ぶ意味

先述した通り、UCLAはとてもレベルの高い大学です。この大学で勉強するということは、世界でも有数の環境に身を置けるということであり、そこには大きなメリットがあります。

まず、在籍している教授は、それぞれの分野の最先端を現役で研究している人ばかりです。必然的に授業内容への理解は深く、生徒が持つどんな質問にもたいていは答えられます。教授たちは定期的に研究助手を募集しており、運が良ければ彼らが今現在取り組んでいる研究にかかわることも可能です。

そういった教授が担当する授業は教授の持つ知識をベースに行われるので、授業の質は当然高いものになります。教授たちは、自分の専門分野に関してまだ発表前の情報を持っていることも多く、生徒たちはまだ世に出ていない情報さえも授業で手にすることもできます。

そんなクラスをともにする同級生との協力や競争も大きなメリットの一つです。

授業中の質問やディスカッションのレベルは高く、皆が自分の意見をぶつけあったり、わからないところを補い合ったりして理解を深めようとします。

成績は多くのクラスで相対評価方式です。どんなに高い点数をとっても周りが良ければ必ずしもいい成績になるとは限りません。

だからこそ、レベルの高いクラスメイトとの程よい協力と競争は、生徒たちを相乗的に成長させます。

こういったメリットはレベルの高い大学ならではのもので、この大学はしっかりと勉強するのに理想的な環境といえます。
 

自分のしたいことを深く学べるチャンス

UCLAでは130を超す専攻がありますが、それは大きく分けて次の7つに分かれます。

– 社会科学(The College of Letter and Science)…社会学、心理学、人類学など
– 建築、芸術(School of the Arts and Architecture)…建築学、美術学など
– エンジニア、応用科学(School of Engineering and Applied Science)…機械工学、生物工学など
– 音楽(School of Music)…音楽史、楽器など
– 看護(School of Nursing)…看護など
– 公共問題(School of Public Affairs)…国際政治、公共衛生など
– 映像、演劇(School of Theater, Film and Television)…演劇、映画など

生徒が望めば専攻とは別に副専攻として他のコースも履修できます。筆者は人類学専攻で、地理学を副専攻として選択しています。

UCLAには数多くの研究プログラムがあり、中には補助金が出るものも多くあります。

例えば、人類学専攻にむけての補助金プログラムは、研究テーマを提出し審査に通れば、夏に行うフィールドワークの費用を全額大学側が負担してくれます。毎年数十人がこのプログラムを使って国内外でフィールドワークを行い、研究をしています。

このようなプログラムは各専攻や学年に合わせて様々あり、自分に合ったものを見つけられれば選ばれるチャンスは大きいです。

UCLAは幅ひろい分野から自分のしたいことを選べるうえ、自分の行動次第ではその分野を深く研究するチャンスにあふれた大学です。
 

生徒の現状に合わせたサポートの提供

UCLAは多様性に富んだ大学であり、交換留学生も含めて多くの留学生が在学しています。そんな留学生のためのサポートセンターが存在し、ビザに関する情報、留学生専用に学問アドバイザーや心理カウンセラーを提供しています。

また、留学生同士の交流の場としてのクラブも多く存在し情報の交換や友達作りがしやすい環境が作られています。

UCLAはアメリカ国内でも筆者のような編入生の数がとても多い大学です。主に2年制のカレッジからくる編入生は4年制大学への適応に苦労しやすいといわれますが、UCLAには編入生のためのサポートセンターも留学生同様に存在しています。編入生同士の交流も盛んで、情報交換の場が多く設けられています。

留学生で編入生という筆者でも、周りの生徒に後れを感じることなく生活できているのはこうしたサポートや横のつながりがしっかりしているUCLAだからこそといえます。
 

大都会、ロサンゼルスに位置するキャンパス

UCLAのキャンパスがあるのは、アメリカ第2の都市、ロサンゼルスのウエストウッド(Westwood)。大都会にキャンパスがある利点は何といっても利便性です。

スーパーやショッピングセンターはキャンパスから徒歩5分ほどにあり、大抵のものはそこでそろいます。

少し遠出すればハリウッド、サンタモニカビーチなどの有名観光地やリトルトーキョーと呼ばれるアメリカ最大の日本人街もあり、息抜きを見つけるのには苦労しません。

大学の近辺はロサンゼルスの中でも比較的 治安が良いといわれており、安心して便利な生活をするにはこの立地は理想的です。

世界最高レベルの環境下で、必要なサポートを受けながら、自分のしたいことを思う存分できる、UCLAはそんな大学です。

競争は激しいし、楽ができるわけでは決してないですが、そんな大学生活で得られるものはとても多いはず。

自分の勉強を深く追求したい人、素晴らしい環境で成長したい人、せっかく留学したなら最大限のものを得たい人にはカリフォルニア大学ロサンゼルス校はとても魅力的な大学です。選択肢の一つとしてでも考えてみてはいかがでしょう?

カリフォルニア大学ロサンゼルス校 (University of California, Los Angeles)
http://www.ucla.edu/

文:山本生人(アメリカ留学生)
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