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留学を語学で挫折しないために!留学で英語力が伸びる人・伸びない人

「留学したけど英語力が伸びなかった」。そんな話を聞いたことがありませんか?

断言しますが、留学をすれば自然と英語がペラペラになるなんてことはありません。そこには間違いなく「英語が伸びる人」と「英語が伸びない人」の2つのパターンの人がいます。

語学留学に限った話ではありません。ワーキングホリデーやインターンシップ、なかには「アメリカの大学を卒業したのに英語力が低いまま」という人も存在します。

いつその差が出るのかというと、それは留学前から始まっています。「英語力ゼロでも大丈夫」と言う人もいますが、日本にいる時から準備をしていればその分留学で得るものは大きくなります。

本記事を読むことで、留学中の学習方法に加え留学前の準備や留学後の取り組みをどのように実施すればいいのかが理解でき、「英語が伸びる人」に近づくことができます。

英語留学をする人はもちろん、語学留学を経て進学や就職をする人も参考にしてみてください。

留学の現実。英語が伸びずに帰国する人もいる。

留学経験のない人は漠然と「留学をすれば英語がペラペラになる」と思っていませんか。

しかし、実際は留学をしているけれど英語がほとんど喋れない人、英語が思うように伸びないまま帰国してしまう人がいます。

これから留学をする人は勉強の意欲が高い今のうちに、留学の現実を知っておきましょう。

留学前に知っておかなければいけない留学の意味

よく「留学は目的をしっかりと決めてから行った方がいい」と言います。

何も行動しないよりとりあえず海外に行くというのは、行動的でとても立派な判断だとは思いますが、英語の勉強のために留学するならば目的を決めた方がいいです。

なぜかというと、「留学でできることは限られている」からです。

数ヶ月あるいは1年の留学期間で習得できるスキルは限られているので、ただぼんやりとペラペラになりたいと思って行くのではなく「自分は海外のカフェで働きたいから留学では接客やコーヒーに関する英語を徹底的に学ぼう」「IELTS6.0のスコアを取得しよう」というように、「留学する意味」を自分で決めておく事が大切です。

よく考えてみると、私たち日本人は生まれた時から日本語ばかりの環境にいますが、それでも小学校や中学校で日本語を勉強しています。

そのくらい、語学を習得するというのはとても時間がかかるのです。

▼語学学校を卒業した後もランゲージエクスチェンジに毎週通い勉強しました。

留学で英語力が伸びる人・伸びない人

海外生活のリアルは英語ができなくても生活できてしまう

英語習得の留学先として人気の国はアメリカ、カナダ、イギリス、オーストラリア、フィリピンなどが挙げられます。

人気の国の留学情報はネットで体験談を読むこともできるし、エージェントも精通していて、初めて留学する人にとっては安心できます。

ただ、ここで一つ考えなければいけないのは留学先として人気ということは「日本人がたくさんいる」ということです。

留学生以外に現地に住んでいる日本人もたくさんいて「海外だけれど日本語を使って暮らすことができてしまう」というのが海外生活のリアルなのです。

語学学校でも日本人スタッフがいるというのはとても安心できるポイントですが、これも「海外の語学学校にいるけど日本語で生活できてしまう」ということにもなります。

もちろん日本人が近くにいるという事は何かあった時に間違いなく安心できるのでいい面ではありますが、こういった海外生活のリアルも事前に頭に入れておいて留学先を決めるのが良いです。

また、留学先を一つに固定する必要もないので、最初の数ヶ月は日本人もいる人気の場所にして、後半は日本人がほとんどいない場所に移動するというのもありです。

【留学前】「英語力ゼロでも大丈夫」は嘘?留学前にすべきこと

「留学する意味」を自分で決めたら次にやるべきことは「留学前の学習」です。

留学は「英語力ゼロでも大丈夫」と言う人がいますが、間違いなく留学前にきっちりと準備をしておいた方がいいです。

「準備をしっかり」という考え方は留学に限らず、教育の他の場面でも言われていることです。筆者の前の職場は大学でしたが、「入学前教育」や「初年次教育」に特に力を入れている大学は数多くあります。専門教育に入る前に基礎学力を高める事が非常に重要だからです。

留学前にしっかりと準備をした方がいい理由

なぜ「英語力ゼロ」で留学をしない方がいいのでしょうか。

理由は「留学中にしかできないこと」と「留学中じゃなくてもできること」があるからです。

筆者自身、この点については後悔があります。留学中に1日2時間ほど単語の勉強をしていたのですが、その時に毎日のように感じていたのは「これは日本でできたな…」という想いでした。

わざわざ海外に行かなくても、日本で今すぐにでもできることはたくさんあります。

例えば、「留学中じゃなくてもできること」には自己紹介があります。

自己紹介の準備を事前にしていなければ、留学先での学びのスタートが自己紹介の「方法」からになります。しかし、準備をあらかじめしておけば、初日から先生とコーヒーの話題で盛り上がったり、ローカルカフェの話をしたりすることができます。自分の好きなものや仕事を伝えられます。

泳ぎ方から教わるのか、速く泳ぐコツから教わるのかというスタート地点の差は大きいです。

留学中にしかできないこととはローカルの人と会話したり、先生に質問したりすることです。単語を覚えるなど「留学中じゃなくてもできること」を日本でやっておけば、多くの時間を「留学中にしかできないこと」に費やすことができます。

それが留学で「英語が伸びる人」になる方法でもあります。

日本で事前に勉強できること

では、具体的にどんな学習が日本でできるのでしょうか。

一言でいえば、「答えがあるもの」です。すぐに独学で取りかかれます。

具体的には、単語や文法です。

独学が比較的難しいのは、ライティングや発音の練習です。自分自身で合っているかそうでないかを判断するのは難しいからです。少しだけ練習しておいて、留学したら先生に教えてもらいたいというポイントをイメージする程度にしておきましょう。

【留学中:授業編】「Yes」ばかり言ってる人は伸びない

いよいよ留学に来ました。留学中の授業においても気をつけなければいけないことがあります。

それは「Yes」ばかり言わないということです。

「Yes」ってすごく楽な言い返しなんです。なぜなら「No」って言うと「何で?」と聞き返されて理由を説明しなければいけません。しかし「Yes」ならそれ以上の説明は必要がないからです。

授業中の先生とのコミュニケーションの秘訣

授業中に先生は何度も生徒に理解できたか?質問がないか?を確認してくれます。

その時に何も質問しなければ、成長のチャンスを逃すことになります。

▼「こんな簡単なこと聞いていいのかな?」なんて気にしなくていいです。

留学で英語力は伸びる?

わからないことを先生に直接聞くことができるのは留学中にしかできません。

「理解できた?」と聞かれて「Yes」と言うのではなく、どんな些細なことでもいいから質問してみましょう。

質問する際も具体例や自分の意見を交えると、英語のアウトプット強化にも繋がります。

もし質問が全くない場合は、自分が理解した内容を伝えて、「この理解で合ってますよね?」と言うのも効果的です。

英語を上達させるには実際にアウトプットするというのがとても重要なので、「Yes」だけで済まさないようにすることに心掛けましょう。

わからない英語に出くわした時の対応方法

授業中には必ずと言っていいほど毎回わからない単語や表現に出くわします。それをスルーしてはダメです。わからない表現に出会うたびにそれを理解していくという積み重ねがとても大事です。

授業中に自分の知らない表現に出くわした時の対応方法は2つあります。

1つはその時に先生に尋ねる。英語の説明を理解するのは最初こそ一苦労ですが、次第にわかるようになります。説明に使っている英語にも着目し、ボキャブラリーを増やす事もできます。

2つ目はメモしておいて、授業後に調べるという方法。授業の時間も限られているので授業時間内に全部を質問しきれないこともあります。

そんな時はわからない英語をメモしておいて、その日のうちに調べるというのも良い方法です。

「英語で言えなかった表現」もメモしておくとよいでしょう。

例えば、先生に「その服似合ってるね」と言いたかったけど、その英語が出てこなかった。そんなときはメモに残しておいて調べておけば、次に先生に会ったときに言えるかもしれません。

【留学中:姿勢編】「短期間でペラペラにならない」現実を受け入れる。

留学中は気持ちの持ち方も大切です。

留学で挫折してしまう人は思い描いていた理想と現実とのギャップにショックを受けてしまいがちだからです。

ここでは留学中に必要なマインドセットとゴール設定について書きます。

留学に必要なマインドセット

多くの人が留学に行けば英語がペラペラになると思っています。しかし語学の習得というのはそれなりの期間を要するもの。「短期間でペラペラにならない」という現実を知っておく必要があります。

語学を学ぶことは運動と似ている部分もあって、運動を一旦やめてしまうと体力が落ちてしまいます。

語学も運動も継続する事が大事なのです。

母国語の日本語ですら、面接やプレゼンの際はしっかり練習して臨むものです。それくらい言葉を上手に使うというのは日々の勉強や練習が欠かせません。

そして、気持ちの上でも気をつけなければいけない事があります。「英語ができない事を人のせいにしない」ことです。

学校で学ぶ生徒の中には、先生の教え方がわかりにくい、クラスメイトと相性が合わないなどを理由に英語が伸びないと言う人がいます。

確かに先生やクラスメイトは英語を勉強する上で大事な要素です。

しかし、いつも原因を自分の外に置いてしまっていては成長できるチャンスを逃してしまいます。

留学というのは英語を身につけるための魔法ではありません。海外に行ったからといって自然にペラペラになるわけではなく、自分自身が地道な努力を続けないと留学は成功しないと頭に入れておくことが留学に必要なマインドセットです。

ゴールを決めることの重要性

留学期間には限りがあります。どこまで英語を伸ばせるかも限られます。

だからこそ、ゴールを決めることが重要になります。

例えば、ゴールを「海外のカフェで働ける英語力を身につける」としたとします。

すると、自然にカフェ英会話を想定した生活習慣ができていくでしょう。授業で例文を作る時にカフェ英会話にまつわる例文を作るようになります。休みの日にカフェへ行った時には店員さんが注文を受ける時にどんな英語を使っているか、お客さんはどんな頼み方をしているのかを注意深く観察する事ができます。

ゴールを決めずに何となく話せるようになりたいとぼんやりしたまま留学していると、授業中もただ先生に従うだけの受け身になったり、街に出かけてもローカルの英語を聞き流してしまいます。

短期的なゴールをその都度作るという方法も効果的です。

例えば

・今週は原稿用紙1枚分のエッセイを書けるようにする
・美容室に行った際の英会話をできるようにする

といった短期的なゴールを設定すると、日々の成長を確認できます。

【留学中:遊び編】お酒の力でペラペラに?留学中は適度に遊ぼう!

留学の醍醐味は勉強だけではありません。「遊び」も楽しみの一つです。

「遊び」は「英語の実践」という意味でも大事です。

「遊び」を効率的に英語力アップにつなげるために気をつけたい点と遊びに出た方がいい理由を紹介します。

友人グループの作り方

友人グループの作り方は非常に重要です。

結論から言うと、日本人だけで固まらないことが大事です。

理想は日本人が誰もいないグループに属することです。

日本人だけのグループで日本語ばかりを使ってしまうといつまで経っても頭が英語脳になりません。

日本人だけで固まってはいけない、とほとんどの人が知っています。だけど、いざ海外に出てみるとやっぱり日本人がいると安心してしまうんです。だからこそ常に心に留めておきましょう。

▼英語だと「伝えたいことが100%伝わらないもどかしさ」がありますが、必ず乗り越えられます。

また、お酒の場が好きなら外国人の友達と飲みに行くのも効果的です。

お酒を介して饒舌になったり、明るくなれるおかげで、いつの間にかためらいなく英語を使ってるということがよくあるんです。

もちろんお酒の場じゃなく、カフェやレストラン、アクティビティでも効果的です。普段、教室の中では使う英語がパターン化されてしまいがちですが、環境を変えて外に出るとより自然体で教室とは違う英語を使うことができます。

休日に一緒に出かければより親密になれ、留学後に残る思い出ができます。

共通の思い出ができるほど仲良くなれば留学後も連絡を取り合えます。

休みの日は机の前じゃなく外に出た方がいい理由

外に出ることも大事な

理由は人間の記憶方法にあります。

単語にしろフレーズにしろ、授業や自主学習では徹底的にインプットをしますが、翌日にはその大半を忘れてしまいます。

インプットした内容を脳に定着させるためには「アウトプット」が必要になります。

休日に気分転換も兼ねて外出して、その際に授業で習った英語をアウトプットすることで脳の記憶に定着していきます。

また、記憶した直後より一定期間経ってからの方が記憶が定着するという経験を皆さんもした事がありませんか。

これを「レミニセンス効果」と呼ぶのですが、脳も身体と同じで適度な休息が必要なので学習の質を高めるためにも机から離れることも必要です。

「遊んでる暇はない」と思ってしまうかもしれませんが、外に出るのも学びの一部なのです。

【留学後】留学後1週間が勝負!

最後に、とても大事な事があります。それは「留学後の行動」です。せっかく留学中に一生懸命勉強したのに、日本に帰って英語を使わない環境に身を置いてしまえばびっくりするぐらい簡単に忘れてしまいます。

英語力が伸びる人が留学後にやっている事を2つ紹介します。

英語力が伸びる人が留学後にやっている2つのこと

1つがオンライン英会話です。まずは習慣として毎日20分~40分英語を使う機会を作るという事が大事です。

オンライン英会話のスタートは帰国後1週間以内にすることをお勧めします。なぜかというと、1週間も経つと、留学中に学んだことはどんどん記憶から離れていってしまうからです。

1ヶ月後ものんびりしていたら、留学中に勉強したことをもう一度やり直すところから始めなければいけないということにもなりかねません。

TOEICやIELTS等の受験のために勉強していたならなおさらです。

留学中にIELTSを勉強していたある社会人生徒は、帰国してからすぐに仕事復帰。同時進行で試験日までの1ヶ月の間、IELTSのオンライン英会話で毎日勉強していました。(参考:IELTSを学習できるオンラインサービス「IELTS TRAINER PRO」https://piaenglish.co.jp

2つ目が外国人の友人を作るという事です。

不思議なことに、留学前は街にいる外国人をあまり気にしていません。英語を使う機会を積極的に探してないからでしょう。

しかし、よく観察してみると日本には留学生や労働者、旅行者など多くの外国人がいます。日本にいながらも外国人の友人を作るチャンスはたくさんあります。

留学から戻って日本の友達と過ごす時間が楽しいと感じるのは仕方ないことですが、その生活ばかりを続けていたらせっかく一生懸命勉強した留学の時間が無駄になってしまいます。

外国人が集まるコミュニティに参加する、あるいは外国人に人気の観光スポットに行ってガイドしてあげるなど方法はたくさんあるので、積極的に行動しましょう。

以上、留学で英語が伸びる人・伸びない人をテーマに本記事を執筆しました。

「現地に行けば自然と語学は身に付く」と言う人もいますが、何もせずにただ海外で過ごすだけで語学力がいつの間にか身に付くことはありません。

本記事で紹介したように、留学中どのように過ごすかに加え、出発前と帰国後の過ごし方もとても重要です。

留学で「英語が伸びる人」になり、留学を成功させるためにもしっかりとした準備、マインドセットをして臨みましょう。


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