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TOEIC®500点台から4か月でカナダのカレッジに合格した私の英語勉強法~リスニング/スピーキング編

実際に私が、短期間で英語力を総合的に伸ばすことに成功した勉強法、前回お届けした「リーディング/ライティング編」に続き、今回は「リスニング/スピーキング」編です。

リーディングやライティング学習と比べて、リスニング、特に、スピーキングは1人で学習するのが難しいと思っている人も多いのではないでしょうか。

今日お届けする「リスニング/スピーキング編」では、短期間でリスニング力を高めるのに効果的な「清聴」やディクテーションで得られる3つの力、NETFLIXやYouTube動画で得られる「自信」と生きた英語、1人でも行えるスピーキング練習などを中心にご紹介します。ぜひ、日頃の学習に取り入れてみてください。

合格を速める勉強法~リスニング編

リスニングの苦手克服に勧められる「精聴」とは

精聴とはTOEIC®やIELTSの教材などを集中して聴くことで、1文1文を正確に聞けるようにするための勉強法です。そうすることで英単語や語のフレーズを音として覚えることができるようになります。

▼教材選びのポイント
・日本語訳や解説を読めば、そこで使われている英文を理解できるもの
・自分のレベルに合ったもの
・会話教材ではないもの

精聴をする時は、同じ教材を何度も聞いて、単語ひとつひとつの発音と文章のイントネーションにも注意を払う必要があります。もちろん、話の内容もしっかり意識しながら聞き取るようにしましょう。

文章をある程度理解できたから次の教材を使用するのではなく、そこからさらに聴き込んで、使われている単語、熟語、文法、イントネーションにも耳を傾けて下さい。

このように、教材をまるごと覚えるほど精聴を繰り返し行うことが大切です。そうすることで、聞こえる音と実際の英語が一致するようになる、カタカナ英語の発音から脱却できる、正しいイントネーションが身につくなどの効果を得ることができます。

正しい効果を得るためには正しいやり方で精聴を行わなければいけません。「ただ何となくぼんやり英語を聞く」のではなく、1語1句しっかり聞き取ることを目標に英語を聞く練習をしましょう。

そして、精聴は量よりも質を重視する勉強法だということを頭に入れて取り組むようにしましょう。

ディクテーションで得られる3つの効果

ディクテーションとは読み上げられる英文を1文1文書き取っていくことです。使用する教材には自分のレベルに合ったものを用意するようにしましょう。

ディクテーションで得られる効果は、主に3つあります。

  1. リスニング力の向上
  2. 自分の弱点の発見
  3. メモを取るコツの習得

です。

リスニング試験中に聞き取れなかった単語があったとき、1つの単語にとらわれ、行き詰ってしまうという人もいるのではないでしょうか。しかし、わからない単語に遭遇したとしても、その部分に固執するのではなく、「ここ聞き取れなかったけど、多分こう言っているんだろうな」と意味を推測できるようになればいいのです。そうすることで、試験中でも動揺することなく、スムーズに問題を解き進めていくことができます。

推測する力には「文脈から推測する力」と「文法知識をいかして、書き取れなかった単語を埋める力」の2つがあります。実際に英語を書きとってみると、苦手な発音、発音間違い、各母音や子音を区別できていないなどといった、自分の弱点がどこにあるかが発見できます。

「大切な部分だけをメモするコツ」をつかむこともできます。メモのコツは、学校のプレゼンテーションやTOEFL®、IELTSのリスニングにも役立ちます。

NETFLIX、YouTubeの活用法

NETFLIXやYouTube観賞は楽しみながら英語を学ぶことができるため、英語学習にピッタリの娯楽です。

リスニング力を鍛えるためには、1度見た映画を少なくとも2回は見直すことをオススメします。

英語力に自信がない人は、1回目は日本語字幕を付けて、しっかりと内容を理解しましょう。そうすることで、2回目には英字幕をつけて内容を理解することが比較的スムーズにできるようになります。多少知らない表現が出てきても、内容を見失うことがなく、英字幕でも日本語と同じようにストレスなく見ることができます。

「英語で理解できてる」という楽しさも味わうことができ、モチベーション向上にもつながります。

英字幕で見ることにより、リスニング力だけではなくリーディング力、語彙力も鍛えることができます。洋画に出てくる会話はすべてナチュラルスピードなので、TOEIC®や英検よりずっと速い英語を長時間、聞き取りながら目で追うことになるからです。

聞き取れないセリフがあったとしても、その都度、止める必要はありません。繰り返し聞いているうちに、次第に聞き取れるようになってくるからです。

シャドーイング(画面に出てくる字英字幕、セリフにあわせて音読すること)も大切です。発音、イントネーション、スピードをそっくりそのまま真似するようにしましょう。この音読プロセスを踏むことで、ネイティブの音声が体に染みつき、結果として、リスニング力がさらにアップするのです。

作品選びにもポイントがあります。できるだけ、アクションや時代劇などではなく、現代の日常的なシーンを舞台にした作品を選ぶことがオススメです。そのような作品のほうが、日常的に使われる英語表現やスラングも多く含まれているからです。

教科書や参考書で習う、「硬い英語表現」だけではなく、生きた英語も学ぶことができますよ。

合格を速める勉強法~スピーキング編

シャドーイング

シャドーイングとは、英語を聞きながら、そのすぐ後に聞こえた音を真似して発音する英語学習法のことです。聞こえた英文に影のようについていくことからシャドーイングと呼ばれます。

シャドーイングには多くの学習効果があります。主な効果は、「聴く」と「喋る」を同時に鍛えることができる、リーディングスピードの向上、発音矯正、英語のイントネーション・アクセントが身に付くなどです。

では、実際に、どのような手順でシャドーイングを行うのかを説明していきます。

まず、声に出して音読する前に、ぜひ取り組んで頂きたいことがあります。それは、音声なしで、自分のペースでテキストをとことん読み込むことです。シャドーイングの目的は、読んだ英文を自分のものにすること。十分理解している英文を使って、シャドーイングを行う方が効果的なのです。

内容を理解したら、1回から2回程度、テキストを見ながら、音声をじっくり聞き込みましょう。ネイティブの発音やイントネーションを理解するためです。

そこまで取り組んだら、実際にシャドーイングに入ります。最初は、多少、イントネーションが不自然でも音声についていければ大丈夫です。何度も繰り返すうちに、自然と英語っぽいイントネーションになります。

発音に関しては、ネイティブに近づけるよう、常に意識しながら、取り組むようにしましょう。

テキストを見ながらのシャドーイングに慣れてきたら、今度はテキストを見ないシャドーイングに挑戦してみましょう。

テーマに沿って1分間、1人で英語で喋り続ける

スピーキング練習と聞くと、オンラインまたは通学スタイルの英会話学校の受講を頭に思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。しかし、上手に工夫をすれば、例え、部屋に1人でいる時間であっても手軽にスピーキング練習をすることはできるのです。

オススメしたい練習法は「1人スピーチ」です。

何かを説明したり、今日の出来事を誰かに話すように声に出してみたり、映画やドラマの感想を述べてみたり、とにかく1人でも、英語で何かを話し続けましょう。

慣れるまでは1分間でも構いません。ここではとにかく日本語で話すかのように自然と、自分が伝えたいことを「英語」で発信することが重要です。自分の言いたい英語表現がわからない時はその都度、調べることで語彙力をつけることもできます。

事前に自分でいくつかトピックカードを用意し、それに沿ってスピーチを行い、話を膨らませる練習を行えば、IELTSなどのスピーキング試験の対策練習にもなります。

定型表現や言い回しを覚えて会話で活用する

ネイティブスピーカーが日常的に使うナチュラルな言い回しの多くは、映画やドラマなどから学ぶことができます。使える表現を見つけたら、メモして覚えていくように心がけましょう。同じフレーズばかりに頼ることなく、表現の幅を増やせます。

そして、もう1つのオススメは、文法を覚えることです。文法は英語学習において、1番の基礎とも言えるとても大切な技術です。

文法は1度覚えてしまえば、使いまわしが効きます。言い換えると、型さえ覚えてしまえば、単語を取り換えるだけで表現の幅を増やすことができるのです。

このように、参考書を使う勉強と、楽しみながら学ぶ2つの方法を、日常生活にうまく取り込んで、たくさんの英語表現を身に着けていきましょう。そうすることで、自然と着実に、ナチュラルな英語へと近づくことができます。

ここまで、2回にわたってお伝えしてきた英語学習法ですが、すべて毎日実践するのは難しいと思います。私はカレッジ入試前という期間であったからこそ、より英語学習に力を入れることができました。

しかし、長期的に勉強に励む場合も、短期集中型の場合も、大切なことは、毎日の積み重ねです。私は4か月間、通学時間に単語勉強、授業では曜日別にライティング、リスニング、スピーキング、リーディングを勉強しました。(例えば、月曜日の主な授業内容はライティング、火曜日はリーディング、金曜日は模擬試験など。) 

また、休日や空いている時間には常に、NetflixやYouTubeを開き英語を聞いている状態にしていました。そうすることで、短期間に総合的に英語力を身につけることができました。

継続して取り組むことで、効果が着実に見えてくるはずです。私の勉強法を皆さんもぜひ、参考にしてみてください。


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