海外の大学で学ぶ留学生への就職意識調査により、海外留学生は国内学生と比較してベンチャー企業への就職関心度が高いことがわかった。調査したのは株式会社ディスコで、同社サイトCFNに登録している日本人留学生のうち、卒業時期が2017年5月以降の者8,049人を対象に2018年2月21日~3月19日の期間、インターネット調査を実施した。
留学生と国内学生の双方にベンチャー企業への就職意向を尋ねたところ、留学生は「とても関心がある」が13.4%、「ある程度関心がある」が 37.6%で、半数を超える(51.0%)学生がベンチャー企業への就職に関心があると回答した。これに対し、国内学生の回答はそれぞれ 5.1%、19.6%となり、関心のある層は3割未満であった。
ベンチャー企業に関心を持っている理由について留学生は「若いうちに実力を付けたい」「仕事の裁量が大きい」「成長のスピードが速い」といった項目について高い関心が得られた。また「経営者が魅力的」の項目についても留学生の関心が高いこともわかった。
(留学プレス)