バイリンガルのための転職・求人情報サイトDaijob.comを展開するダイジョブ・グローバルリクルーティング株式会社の調査によると2016年1月末時点の職種別グローバル転職求人倍率において、「事務系」が2014年8月以来1年5ヵ月ぶりに2.00倍を超えたことがわかった。 特に「営業事務/アシスタント/一般事務/受付」の新規求人数は、機械、部品、自動車メーカーや化粧品、食品メーカーからのニーズが増え、過去最高となった。
※グローバル転職求人倍率
2ヵ国語以上の言語においてビジネスレベル以上のスキルを条件とする求人と、そのスキルを持つ転職希望者の需給バランスを算出したもの <転職求人倍率=求人数÷転職希望者数>
職種別グローバル転職求人倍率
トップは「メディカル/医薬/バイオ/素材/食品技術系」の6.13倍、次いで「総務/人事/法務」が4.29倍、「建築/土木/設備/不動産技術系」が3.50倍となった。
求人倍率が2ヵ月連続で6.00倍以上となった「メディカル/医薬/バイオ/素材/食品技術系」は、「製品開発、 品質管理/保証」の採用ニーズが旺盛で、求人数は前月比1.8倍増加。「総務/人事/法務」については9カ月連続「建築/土木/設備/不動産技術系」については2015年1月以来1年ぶりのTOP3入りとなった。
業種別グローバル転職求人倍率
業種別には「電気・ガス・熱供給・水道業」が8.00倍でトップ、次いで「製造業」が2.67倍、「農林水産・鉱業」が2.46倍となった。
高倍率の「電気・ガス・熱供給・水道業」は、マーケティング職やQA、プロジェクトマネージャーなどの職種が増加。「製造業」は7ヵ月連続「農林水産・鉱業」では石油・化学メーカーにおいて求人数が前月比2倍以上増加している。
(留学プレス編集部)
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