2014年度以来、80名のフルブライトアメリカ留学奨学生の渡航の足を提供してきたデルタ航空が、2016年度も協賛。すでに内定している2016年度フルブライト奨学生に渡米や帰国用の航空券を提供する。
フルブライト奨学金とは
日米両国政府による留学制度で、 日米教育委員会(フルブライト・ジャパン)が運営。専門分野の研究を進めるための財政的援助を行うとともに、日米の相互理解に貢献できるリーダーを養成することを目的とする。フルブライター(Fulbrighter)と呼ばれる同窓生は日本人が約6,400名、米国人が約2,600名。
フルブライト奨学生は各自の研究活動を行うだけでなく、それぞれの留学先や地域社会・文化等の様々な活動に積極的に参加することで両国に対するより一層の知見を広める事が期待されている。帰国後も専門性の高い職業あるいは私的な活動を通して、日米関係の向上に貢献することが期待されます。
現在、運営資金は両国政府で折半されており、これら政府資金に加え、民間企業・団体・個人からも資金援助を受けている。また、日本人フルブライト同窓生により設立された公益財団法人日米教育交流振興財団を通して民間資金援助もある。現在では両国政府資金と併せて年間に日米それぞれ約40~50名の人物交流を実施している。
(留学プレス編集部)
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