グローバル転職のチャンスが過去最高レベルの高まりを見せている。
2017年11月末時点のグローバル転職求人倍率をまとめたダイジョブ・グローバルリクルーティング株式会社によると、2017年11月のグローバル転職求人倍率(2ヵ国語以上の言語でビジネスレベル以上のスキルを条件とする求人と、そのスキルを持つ転職希望者の需給バランスを求人数÷転職希望者数で算出したもの)は前月比0.63pt増の2.18倍に上昇し、2013年8月の同社調査開始以来過去最高となった。
企業の求人がほぼ横ばいに推移した一方、 求職者数が減少したことに起因するという。
業種別トップは「電気・ガス・熱供給・水道業」
業種別グローバル転職求人倍率のトップ3は「電気・ガス・熱供給・水道業」「農林水産・鉱業」「製造業」となった。求人数は「宿泊業、 飲食サービス業」「情報通信業」の2業種で前月より増加。特に「情報通信業」が前月比33.3%増となり、IT関連業界の採用意欲が引き続き高いことを示している。
職種別トップは「マーケティング/PR」
職種別グローバル転職求人倍率のトップ3は「マーケティング/PR」「財務/会計」「クリエイティブ(インターネット関連) 」となった。求人数ベースでは「IT技術系」「総務/人事/法務」が増えている。
(留学プレス)