外資系企業やグローバル展開する国内大手企業で働くバイリンガル人材のうちの7割が定期的に勉強していることが調査によってわかった。調査したのは人材紹介会社のロバート・ウォルターズ・ジャパン株式会社。(実施期間:2018年4月2日~2018年4月6日、 対象:同社登録者 n=241人)
アンケート調査に回答を寄せた241人の会社員のうち38%が「毎日」勉強していると回答。「毎週」「毎月」を含めると回答者全体の7割が定期的に勉強していた。日々変革を求められるグローバル業務へ対応するために日々スキルアップに努める実像が見えてくる結果となった。
「何を勉強しているか?」への回答は1位が英語(65%)、2位が業務スキル(38%)となり、日常的に英語を活用しているバイリンガル人材の過半数が英語学習に時間を割いていることがわかった。
勉強する場所は、1位が「自宅(80%)」、2位が「電車・バス・タクシー(49%)」、3位が「カフェなどの飲食店」となった。また、全体の19%が「会社のデスク」と回答。一定数の会社員が勉強に会社のデスクを利用していることもわかりました。
「いつ勉強しているか?」への回答においては、1位が「週末・休日」、2位が「退社後・就寝前」、3位が「通勤・移動中」という結果になった。25~34歳の若手層では週末・休日派(69%)が多かったのに対し、ビジネスをリードする35~44歳の中間層と45~54歳のベテラン層では退社後・就寝前(中間層49%/ベテラン層56%)、通勤・移動中(49%/54%)といった「隙間時間」を勉強に当てているようだ。
(留学プレス)