IELTSとTOEFL iBTは、英語圏の海外大学受験ではもっともポピュラーな英語テストです。
それぞれのテストに個性があり、受験者によって向き不向きはあります。
ただし、かなりざっくり言うと、日本人留学生の場合はIELTSのほうが対策が立てやすいと感じる人が多いようです。
主な理由をご紹介しますね!
1.IELTSは紙で受験できる
TOEFL iBTはコンピュータ受験のみ、IELTSはコンピュータまたは紙での受験があります。
紙の場合書き込んだり見直したりできますが、コンピュータだとメモをとったり全体を見渡したりしづらいというデメリットがあります。
2.IELTSはスピーキングが対面
日本人学生の多くがスピーキングを苦手としています。
そのため、スピーキングセクションを攻略できるかどうかは高得点のカギになります!
TOEFLのスピーキングはコンピュータから出題されます。
これが意外とやっかいです!
コンピュータ相手に一方的に話すというのは思っているよりハードなんです。
その点、IELTSは試験官(人)との対面テスト。
また、IELTSのスピーキングは過去問が巡回で用いられるケースも多く、対策ができるというメリットもあります。
3.IELTSは身近な題材が多い
TOEFLで用いられる題材は、基本的にアカデミック(学術的)です。
大学や大学院に入ってからの能力を測るという目的で作られているので、大学/大学院の研究や授業に即した内容が出題されます。
一方、IELTSでは新聞やメディアなど、比較的日常にある題材からも出題されています。
こんな風にIELTSとTOEFLを比較をざっくりご紹介しましたが、これら2つのテスト以外にDuolingoやPTEなども選考書類として認めている大学がたくさんあります。
受験料が安かったり、対策が立てやすかったり、といろいろ有利な特色もあります。
ぜひこれらもチェックしてみてくださいね。
また、所定の語学学校での成績があれば、IELTSやTOEFLが免除になる入学ルートもあります。
「海外受験にはTOEFLかIELTS!」と思ってしまいがちですが、2つとも一回も経験せずに大学に入る人もいるんです。
海外受験については留学各社でも無料の資料を用意しています。興味がある人はこちらから資料を取り寄せて参考にしてみてくださいね。