・国内トップクラスの学業レベル
・100年の歴史を持つカトリック系男子校
・スポーツと音楽の上位校
セイクレッド・ハート・カレッジ(Sacred Heart College)は、ニュージーランド・オークランドの閑静なエリアに位置する中学・高校一貫のカトリック系男子校です。
大学統一テストNCEAの成績では全国トップクラスの学業レベルを誇ります。スポーツや音楽教育にも力を注いでおり、文武両道の名門校です。
ラグビー選手を目指す留学生のための特別プログラムも開講しています。
創立は1903年。カトリックの信仰と志に根付いた、勇気ある男性に育てることを教育方針としています。
セイクレッド・ハート・カレッジの学生の特徴は、思いやりと柔軟な心を持っていること。
彼らは、常識にとらわれず、どのような道へ進んでも苦難を乗り越えられる人材になるよう育まれて、巣立っていきます。
卒業生は、ニュージーランドのトップ・ミュージシャンや学者、芸術家、スポーツ選手、宗教指導者、行政リーダーなど、様々な分野で活躍をしています!
セイクレッド・ハート・カレッジの概要

場所 | オークランド(グレンダウィー地区/オークランド中心部から車で約20分) |
学校区分(公立、私立、準公立) | 準公立 (ステイト・インテグレイテッド) |
共学・女子校・男子校 | 男子校 |
留学生数 | 66 |
教育年数(学年) | Year 7-8 ※日本の小6-中1 Year 9-13 ※日本の中2-高3 |
滞在先(ホームステイ・寮・その他) | ホームステイ・寮 11-13歳の学生は両親・ガーディアン(Designated Caregiver)の帯同を推奨 |
最短留学期間 | 1学期 ※長期留学生優先 |
学校ウェブサイト | https://www.sacredheart.school.nz/ (日本語版) https://sacredheart.ibcdn.nz/media/2024_06_24_shc-intl_a4-4pp-japanese-flyer_0424_web.pdf |
奨学金の有無 | 個別に検討 |
学校の特徴

NZトップクラスの学業レベル
セイクレッド・ハート・カレッジの学業成績は国内トップレベル。大学統一テストNCEA「レベル2」「レベル3」の成績は国内男子校の上位ランクにあります。
毎年多くの学生がNCEAの奨学金を授与され、国内外の一流大学に進学しています。
選べる滞在先とサポート
セイクレッド・ハート・カレッジには最大130名の学生が暮らせる学生寮があります。留学生は寮生活、または学校認定のホストファミリー宅でのホームステイのいずれかを選択することができます。
学生の心身の健康をサポートするパストラルケアも充実しています。
セイクレッド・ハート・カレッジにとって留学生は、欠かせない貴重な存在だと考えています。
毎年、アジア、ヨーロッパ、太平洋地域から多くの留学生が入学します。彼らの多くが、ニュージーランド国内だけでなく、世界のトップクラスの大学に進学しています。
ラグビーの特別プログラム
セイクレッド・ハート・カレッジのラグビー部は強豪として知られています。
カレッジの1st XVは『世界で最もタフな学生選手権』と評されることもある「オークランド1Aラグビー選手権」の準決勝常連、2023年には優勝もしています。
ラグビー部は1903年の開校以来、セイクレッド・ハート・カレッジの最も歴史と人気のあるスポーツのひとつです。
留学生も参加できるのがインターナショナル・ラグビー・プログラムです。通常科目とラグビー専門科目を組み合わせて、ラグビーの将来を担う人材を育成する特別プログラムです。
▼インターナショナル・ラグビー・プログラムの概要
授業時間 | 留学生の年齢と英語力に応じて ・月曜日から金曜日 ・午前8時40分から午後3時15分まで の授業に出席 |
授業内容 | 英語、数学、科学、美術、社会、技術、宗教教育、体育などの科目が含まれる。 ラグビー専門授業4コマ(理論2コマ、実技2コマ)を時間割に組み込むことができる。 |
授業時間外のラグビートレーニング | 最低週2回、授業時間外にラグビーのトレーニングに参加。 2学期と3学期の毎週土曜日には、学校代表として大会の試合に出場。 |
滞在先 | ホームステイまたはボーディングホステル 遠足やアクティビティにも参加可能 (ボーディング担当副校長の許可が必要) |
期間 | 最短期間は1学期(約10週間)~ |
その他 | ・プレシーズントライアルは3月下旬から4月上旬に開始 ・チームトライアルへの参加推奨 ・1st XVおよびその他の学年別チーム(2nd XV、U15オープンなど)のメンバー候補となるには、チームトライアルへの参加、及びラグビーシーズン(3月~9月、2学期および3学期)を通してプレーすることが求められます |
費用 ※年度によって異なるため、詳しくは学校またはエージェントまでお問い合わせください。 | 1ターム:650ドル 2ターム:1250ドル 3ターム:1650ドル 通年:2200ドル |
スポーツ・インスティテュート
セイクレッド・ハート・カレッジはラグビー以外のスポーツも積極的に奨励しています。将来有望なアスリートを育成しています。
▼スポーツ・インスティテュートの概要
対象学年 | Year 8-11 |
競技 | バスケットボール クリケット フットボール ラグビー 水球 ローイング(Year9、10のみ) |
カリキュラム (クリケット、フットボール、ラグビー) | Year8では週2コマ、Year9、10は週3コマ競技関連授業が通常の時間割に組み込まれる |
カリキュラム (バスケットボール、水球、ローイング) | 競技関連授業を通常時間割の前、または放課後に実施 |
競技関連授業の内容例 | ・コーチング ・シーズン前のフィットネス、コンディショニング ・理論 ・食事と栄養 ・時間管理 ・目標設定 ・スポーツ心理学 |
音楽インスティテュート
セイクレッド・ハート・カレッジには音楽インスティテュートがあります。各ジャンル専門の音楽家による指導を受けながら、未来の音楽家としての資質を高めていきます。
▼音楽インスティテュートの概要
対象学年 | Year 9ー10 |
対象楽器 | ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバス、フルート、クラリネット、サクソフォン、トランペット、トロンボーン、チューバ、ファゴット、フレンチホルン、オーボエ、ユーフォニアム、パーカッション、歌 |
授業概要 | ・選択科目の1つとして履修 ・Year8の楽器プログラムの成績の結果を受けて、このクラスへの入学合否を決定 ・レッスン週3回 ・各楽器の専門レッスン+管楽器/弦楽器のグループクラス |
カリキュラム
NCEA(ニュージーランド国内の大学に進むための試験制度)カリキュラム校です。
NCEAについては次の記事でも詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。
「ニュージーランドの高校に行ってみたい!」 この記事ではそんな人のために役立つニュージーランド高校留学情報をお届けします。 ニュージーランドの高校って難しいの?英語力はどのくらい必要?費用はどのくらい?卒業後はどうする? […]
学校の環境
セイクレッド・ハート・カレッジは、オークランド中心地から車で約20分のグレンダウィー地区にあります。
敷地は22ヘクタール(スタジアム約4個分)、広大な公園のようなキャンパスです。9つのスポーツ関連施設、6つの教育棟、最先端の技術棟、3つのプール、大きな体育館、近代的なコンピューター室、舞台芸術センター、総合図書館があります。
校内にはチャペルがあり、学生や教職員、訪問者が祈りを捧げる神聖な場所となっています。1500人収容可能な講堂ではコンサートや式典が行われます。
オークランド高校留学フェア
2025年5月27日に、ニュージーランド大使館にて留学エージェント等教育パートナーを対象にした「オークランド高校フェア」が開催されます。(主催:ニュージーランド大使館 エデュケーション・ニュージーランド)
セイクレッド・ハート・カレッジをはじめ、オークランドエリアの15校の中学/高校担当者が来日します。詳細についてはEducation New Zealandのニュースレターを通じてのお知らせとなりますので、まずはニュースレター購読をご登録ください。
《情報提供》ニュージーランド大使館 エデュケーション・ニュージーランド