シンガポール国立大学(National University of Singapore、通称NUS)は世界大学ランキング11位の大学です。シンガポール教育を代表する大学で、世界的に有名な人物を数多く輩出しています。
アジアの視点と専門性を重視しながら、多様でグローバルな教育と研究を行っています。シンガポール国立大学のMBAもアジアランキングトップの人気学部です。
そんな名門大学であるシンガポール国立大学に留学するには、どうしたらいいのでしょうか?この記事ではシンガポール国立大学の特徴や難易度、学費や学部などの留学情報をお届けします。
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シンガポール国立大学の基本情報
設立年 | 1905 |
形態 | 国立 |
難易度 | ★★★★★ |
合格率 | 約5% |
学生数 | 38,000 |
留学生数 | 7,500 |
人気の学部 | 建築 クリエイティブ・アート コンピューティング エンジニアリングとサイエンス ホテル経営 医学 MBA |
学費例(年間) ▼最新の学費検索はこちら Tuition and Fees | ▼ビジネス SGD 20,850(政府の助成金ありの場合) SGD 32,703(政府の助成金なしの場合) ▼建築 SGD 19,200(政府の助成金ありの場合) SGD 39.617(政府の助成金なしの場合) ※シンガポール政府の助成金を受領した人は卒業後3年間シンガポールの企業で働くことが義務付けられています。 |
シンガポール国立大学ってどこにあるの?
ケントリッジ、ブキットティマ、アウトラムの3箇所にキャンパスがあります。
キャンパス内には米国デューク大学と提携したデュークNUS医科大学、米国イェール大学と提携したイェールNUSカレッジなどの学校もあります。
シンガポール国立大学の卒業生
シンガポール国立大学はリークワンユー公共政策大学院を擁していることから、シンガポールの元首相・大統領4名、マレーシアの元首相2名など、シンガポール政府をはじめとするアジア各国政府高官や官僚を多く生み出しています。
そのほか、金融分野、グローバル企業などへの就職が多いことで知られます。MBA出身者には起業家も多くみられます。
アジアトップのMBA
グローバル社会におけるアジアの存在感が高まるなか、アジアトップランクのシンガポール国立大学MBAは非常に高い評価を受けています。
卒業生全体の年収平均は161,168アメリカドル(約1,830万円)に及び、アジアングローバル人材の価値の高さを物語っています。
短期エグゼクティブ&生涯教育プログラム
学部や大学院課程への正規留学だけでなく、社会人が短期~中期で受講できるエグゼクティブプログラムが充実しています。
数日間の特別プログラムから、1年をかけて学ぶビジネスプログラムまでさまざまなコースが実施されています。日本からの留学も多く、アジア全域からリーダー層や若手エグゼクティブが受講しています。こうした人脈構築ができるのも短期プログラムの魅力です。
興味がある人は公式ホームページの「Executive & Lifelong Education」からお好きなコースを探してみてください。
シンガポール国立大学の学部
University Hall @ NUS
by alex.ch
学部課程
人文科学部 | データサイエンスと経済学 フードサイエンス・テクノロジー 人文・科学 薬学 哲学・政治・経済 |
コンピューティング | ビジネス・アナリティクス コンピュータサイエンス 情報セキュリティ 情報システム コンピュータエンジニアリング |
ビジネス | ビジネス・アドミニストレーション(会計) ビジネス・アドミニストレーション 不動産 |
歯学 | 歯学 |
デザイン&エンジニアリング | 建築学 コンピュータ工学 エンジニアリング インダストリアルデザイン 景観建築 |
法律 | 法律 |
医学 | 医学 |
看護学 | 看護学 |
薬学 | 薬学 |
音楽 | 音楽 |
大学院課程
- 芸術と社会科学
- ビジネス
- コンピューター
- 歯学
- デザインと環境
- デューク大学メディカルスクール
- エンジニアリング
- 法律
- 医学
- 統合科学・工学
- 公衆衛生
- 公共政策
- 科学
- がん科学研究所
- 量子技術センター
- システム科学研究所
- リスクマネジメント研究所
- テマセク防衛システム研究所
- アジア太平洋地域ロジスティクス研究所
シンガポール国立大学の難易度
C J Koh Law Library, Faculty of Law, National University of Singapore
by smuconlaw
シンガポール国立大学は難関大学です。シンガポールでは日本の偏差値制度がないため、ランキングや合格率などから難易度を見ていきます。
合格率
留学生の合格率は約5%です。特にアジアからの出願が多く、中国やインドなどの優秀な学生たちと合格を争います。
ランキング
シンガポール国立大学はQS世界大学ランキング2022で11位、THE世界大学ランキング2022で21位にランクインしています。
シンガポール国立大学の入学条件
The Lee Kong Chian Natural History Museum
at the National University of Singapore
by Jack at Wikipedia
シンガポール国立大学の入試に必要な基本的な入学条件をご紹介します。なお、学部単位で追加の要件、またはさらに高いスコアなどが要求される場合があります。
一部の学部では面接もしくはセレクションテストが課される場合もありますので、詳しくは公式ホームページで志望学部の要件をご確認ください。
学部課程
英語力 | IELTS総合6.5 Reading and Writingは6.5以上 TOEFL ibt 92-93 PTE Academic総合62 Reading and Writingは62以上 C1 Advanced/Cambridge English-Advanced180以上 |
SAT/ACT | SAT ・evidence-based Reading and Writing section 600 ・mathematics section 650 ACT29以上、Writingは8以上 |
大学院課程
最終学歴 | 志望に関連のある学士号 |
英語力 | IELTS 6(MS) 6.5(MBA) TOEFL(r) 85–92(MS) 100(MBA) |
GMAT/GRE | GMAT: 650 (MBA) GRE 320(Verbal and Quantitative) 3.5(Analytical) ※オプショナル |
職歴 | 2年以上(MBA) 他修士号ではオプショナル |
シンガポール国立大学でアジアグローバルのリーダーへ
シンガポール国立大学は革新的な教育でグローバルリーダーを多数育成しています。MBAや公共政策、医学の分野でもアジアをけん引する存在です。
大学や大学院への正規留学だけでなく、短期から受講できるエグゼクティブプログラムも充実しています。日本をはじめアジア中のリーダー層や若手社会人が積極的に受講しているため、人脈を築くこともできます。
シンガポール国立大学への留学に関心がある人はぜひこの記事を参考にして留学を実現してください!
(留学プレス編集部)