テストが高得点でもダメ?アメリカ大学の単位取得に必須な5つのこと

「正規留学」という言葉を知っていますか?語学学校に通うのではなく、現地の大学や大学院の学生として、正式な学位を修得する留学のことを言います。もちろん、授業内容や単位取得の条件は現地の学生が基準。日本の大学と同じ感覚で授業を受けていると、出席したのに単位がもらえないという可能性も。正規留学を目指す学生に知っておいて欲しい、アメリカの大学で単位を取得するために押さえておきたいこと5つをご紹介します。

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シラバスは要チェック!予習には手を抜かないで

最初の授業ではまず「シラバス」が配られます。毎回の授業内容に加えて、教科書や参考書のリスト、課題内容やエッセイの提出期限、テストの日程など重要な情報が載っています。シラバスを確認すればやるべきことが一目瞭然なので、エッセイの提出日の再確認や、当日に提出を促すことをしない先生もいます。もちろん意地悪をしているのではなく、「シラバスで既に説明してある以上、やってきて当たり前」ということ。講義スケジュールはしっかり把握し、課題は何も言われなくても提出すると思っておきましょう。

シラバスには、毎回の授業内容と併せて宿題の内容も書かれています。これはその授業が終わってからする宿題ではなく、ほとんどの場合その授業の前に済ませておく宿題、いわば予習として出されている課題です。教科書から当日の授業に必要な箇所を読みこんでおく、簡単なリサーチをしてくるといった課題が出され、授業は予習の内容が理解出来ている前提で進みます。

予習が不完全だと授業内容が理解出来ず、気が付けばかなりの遅れを取っていたということになりかねません。そうならない為に予習には手を抜かず、しっかり完了させた上で授業に臨みましょう。私の受けていた授業では、毎回教科書の1章全てを読まなければならないことが多く、その量は軽く100ページを超えていました。一夜漬けで何とかなる量ではなく、計画的に進めることが大切です。

アメリカ大学の単位

授業で発言しなければ意味がない

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アメリカの大学の授業は基本少人数制。多くても20人前後で、日本の大学のように100人以上が集まるような大講義は滅多にありません。人数が少ない分、先生と学生たちのやり取りはとても活発。先生が話している途中でも積極的に発言するのが普通で、黙って座っている学生は見たことがありません。

学生同士のグループディスカッションも頻繁に行われます。私はクラスでたった一人の日本人だったこともあり、文化や考え方の違いに基づいた意見を求められることがしょっちゅうでした。留学して最初の数週間は日本の大学との雰囲気の違いに圧倒されましたが、ここで黙っていては単位はもらえません。どれだけ自分の意見を積極的に言えるかが、良い成績を修める鍵になります。

現地学生に負けない、英語での意見の伝え方

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英語での意見の伝え方にはコツがあります。まず伝えるのは、トピックや他人の意見に対する「私は○○○だと思う」という自分の考え。これを後回しにしてしまうと、英語のディスカッションでは相手に論点がなかなか伝わりません。その後、考えの根拠となる理由や具体例をいくつか挙げていきます。留学したての学生は、この理由や具体例を伝えることが苦手。「だってそう思うから」ではなく、「何故そう思うのか」といった所まで深く考える癖をつけておきましょう。

たかが書式とあなどらない!正しい英文エッセイの書き方

エッセイ提出の際に気を付けたいのが「書式」。心理学系の授業はAPAスタイル、人文学系の授業はChicagoスタイルといった感じで、文字のフォントと大きさ、行間隔、ページ番号の振り方、余白の大きさや紙のサイズに至るまで、レポートの書式は細かく決まっています。決まった書式に沿っていないレポートは減点対象になるか、受け取ってもらえない可能性も。

現地の学生も最初からこのアカデミックライティングの書式を知っている訳ではなく、1年生はエッセイの書き方のクラスが必修になっています。またPurdue Owlというエッセイの書き方をまとめたサイトを参考にするよう言われることもあります。書式に関しては、留学生も現地学生もスタート地点はほぼ同じ。早いうちにレポートの書式を修得しておきましょう。

読み手を引き込む、英文エッセイの構成

日本語のエッセイはまず考察から入り、最後に結論を述べるといった形が一般的。でもそれを英語でやってしまうと、回りくどく論点の分かりにくいエッセイになってしまいます。どれだけ内容の濃いエッセイに仕上げたとしても、英語を母国語とする人と同じ書き方でなければ好評価は望めません。

英語のエッセイは大きく分けてイントロダクション(導入)、ボディー(本文)、コンクルージョン(結論)といった3パートが必要になります。イントロダクションとコンクルージョンは1パラグラフ(段落)ずつで、ボディーが複数のパラグラフで構成されているといったイメージです。

各パラグラフの書き方は「言いたいことを一番に書く」ことが鉄則。これが読み手をエッセイに引き込む大事な1文であり、極端な話この1文さえ読めばそのパラグラフの内容が掴めるということ。そこから説明や考察、理由、具体例といった細かい内容を書き、最後にそのパラグラフ全体をまとめる1文で締めます。

ボディーに関しては、次のパラグラフの内容に繋げる1文を最後にもってきます。この書き方で進めていくと、最初から最後まで論点がはっきりした英語らしいエッセイに仕上げることが出来ます。

エッセイの書き方

ハードルが高いと思われがちな正規留学ですが、ポイントをしっかり押さえておけば単位取得は難しくありません。現地の学生と同じフィールドで学ぶことで、語学留学とは違った新たな世界が広がっていきますよ!

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