アメリカのバスの乗り方は日本とは大きく異なります。戸惑ったり、トラブルに巻き込まれたりしないように、しっかりと準備が必要です。
今回は、カリフォルニアでのバスの乗り方をご紹介します。また、筆者のアメリカで迷子になった経験から、迷子にならないための対策、そして迷子になった時の対処法をご紹介します。
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日本とは違うバスの乗り方
料金は先払い
アメリカでバスに乗る時は、先にお金を払いましょう。お釣りは出ないのでぴったりの金額を用意する必要があります。
事前に料金を調べておくと安心です。私が日ごろ利用しているバスはクレジットカード決済もできます。
降車ボタンではなく黄色いひもを引っ張る
バスによってはボタンのものもありますが、降りる際は窓についている黄色い紐を引っ張ります。
私が最初に使用した際には、違和感が強くボタンのように手ごたえがないので、不安になりました。きちんと引っ張れていたら、何かしらの音や、「Stop requested（ストップリクエスティッド）」という音声が入ります。
降り口は後方のドア
入り口が前方のドア、出口が後方のドアとなっています。
目的地に着いたらそのまま降りて問題ありません。しかし、だいたいの人が運転手にお礼を言います。Thank you（センキュー）と口で伝える人もいますが、バックミラーごしの運転手に向かって、軽く手を挙げて降りるだけでも十分です。
各バス停には止まらない
バスに乗る際に一番注意しなければならない点です。バス停があったとしても、待っている人や降りる人がいなかったりするとバスは止まりません。
次のバス停のアナウンスがないこともあるので、常に自分で確認する必要があります。さらに、バス停の名前がほとんど変わらないこともあるので、位置情報が必要不可欠です。
迷子にならないための事前対策！
20140905 17 Long Beach Transit bus, Long Beach, California, by David Wilson
ポケットWiFi、またはSIMカードは必須
国内の携帯会社で海外プランを設定していない限り、海外で携帯を使うにはWiFiか、現地のSIMカードが必要です。バス内の無料WiFIはない事の方が多いので、ポケットWiFiを持参するか空港で現地のSIMカードに変えておきましょう。
私の場合、現地でSIMカードを購入する予定だったので、到着して初めてバスに乗った際にはまだ携帯が使えない状態でした。現地のSIMカードは日本でもAmazon等で購入できるので、事前に入手しておくことを強くおすすめします！
オフラインでも使える地図アプリMaps.me
Maps.meは事前に地図をダウンロードして使うため、オフラインでも利用可能です。データの容量が気になる方にはおすすめのアプリです。
もし迷子になったら
無料WiFiスポットを探す
もし私のように、携帯が使えない状態で降りる場所を間違えてしまったら、まずWiFiが使える場所を探しましょう。大型スーパーやショッピングセンターには大方無料のWiFIがあります。近くにそのような建物があったら迷わず寄ってみてください。
UberやLyftを利用する
携帯が使えるのなら、UberやLyftなどの配車サービスを利用するのもいいでしょう。このような配車サービスはアメリカでは一般的です。バスよりは割高になってしまいますが、事前決済で確実に目的地まで行くことができます。
簡単な設定やクレジットカードの登録が必要ですので、すぐに使える状態にしておくと便利です。利用する際には、車のナンバーや運転手の本人確認を忘れずに行ってください。
迷子になっても落ち着いて対処しよう！
異国の地で迷子になるのは、ほんとうに不安で心細いものです。
私は、たまたま道を尋ねた人に友達と2人で$10で送ってもらいました。ただしこの方法は、その場所の治安によってはおすすめできません。
迷子になっても落ち着いて、上記の対処法を試してみてください。そもそも、迷子にならないためにも、バスの乗り方を把握して事前に準備しておきましょう！
