イタリアへのワーキングホリデー開始!年齢や費用、仕事はできるの?発表事項まとめ

イタリアと日本の間でワーキングホリデー協定が締結され、日本人がイタリアへワーホリで行けることになりました!

参照:日伊ワーキング・ホリデー協定の署名|外務省

イタリアのワーキングホリデーが開始すればこんな願いも叶いやすくなりますね!

  • イタリアで料理や製菓の修行をしたい
  • デザインやアート修行をしたい
  • イタリア中を旅したい
  • 音楽を学びながら働きたい
  • イタリア各地でワインを学びたい
  • イタリア語を学びたい

ここでは、2022年5月2日に日伊間で結ばれた協定をもとに、知っておきたいワーキングホリデー事項をまとめてお伝えします。

年齢

申請時の年齢が18歳以上30歳以下の人がビザを申請できます。

協定書には「申請時の年齢」とありますので、渡航するときに31歳になっていても30歳のうちに申請してビザを取得できれば渡航できるものと理解できます。申請開始日程はまだ発表されていませんので、なるべく早いスタートに期待したいですね!

期間

入国の日から1年間、イタリアに滞在が可能です。

仕事

合計で6か月未満の期間、イタリアで働くことができます。雇用主は同じでも違っても構いません。

扶養家族の同伴は原則不可

協定では「被扶養者(当該締約国政府が発給したワーキング・ホリデー査証その他の査証を所持する被扶養者を除く。)を同伴しないこと」と書かれています。

たとえばお子さんを連れて渡航したい人や扶養家族の配偶者を伴って渡航したい人は、お子さんやパートナーも就学や就労など何らかのビザを取得して一緒に渡航する必要がありそうです。

費用

ビザ申請費用

ビザ申請費用はまだ発表されていません。

ただし、協定書には現地で「生計を維持するための十分な資金を持っていること」や「往復航空券(または帰国便を購入できる資金)」が必要とあります。ビザ申請時に残高証明書などの提出が必要になる可能性がありますね。

現地での予算

イタリアでの1年間の滞在費用は現地での過ごし方により異なります。1年間のうち数か月学校に通う人、アルバイトで滞在費を賄いながら暮らす人、旅をメインに国中を移動する人、など目的によって予算を考える必要があります。

現在、イタリアに1年間語学留学する人のおおまかな総予算は250万円~300万円ほどです。これをベースに、通学期間の増減や移動、仕事で得る報酬などを計算してみるのもいいでしょう。

(なお、ワーホリ期間中に学校に通ってよいかどうかはまだ協定では発表されていません。他国のワーキングホリデーでは語学学校をはじめ各種学校への通学も条件付きで可能なので、イタリアも許可がおりることが期待されます。)

現地でのアルバイトには最低限のイタリア語が必要なほか、観光地など場所や職種によっては英語なども必要になるかもしれません。イタリア語に自信のない人は語学学校での勉強もワーホリに組み込んだり、仕事のことは考えずに予算を組んでいくのもいいでしょう。

リモートワークしながらもできる

2020年~2021年に各国にワーキングホリデーで渡航した人のなかには、日本での仕事をリモートで続けながら実現した人もいます。この時期は語学力に関わらず現地で仕事を見つけること自体が困難だったこともあり、現地でも帰国後も収入が絶たれないリモートワークをうまく活かせた事例だといえます。

日本での仕事がリモートで継続可能な人や、場所に縛られない仕事をしている人ならば、現在の職を続けることも検討してみてはいかがでしょうか。

現地でのビザ変更は不可

滞在する間に在留資格を変更してはいけないことになっています。たとえば、現地で婚約をして配偶者となったり、学生として就学のビザを取得したい場合には一度イタリアから出国する必要がありそうです。

健康であること

協定には「健康に関する要件を満たすこと」とあります。十分な医療保険への加入も定められています。これはイタリアに限らず、どこの国のワーキングホリデーであっても大切な要件ですね。

犯罪歴がない

犯罪経歴がある人は申請できません

イタリアのワーホリを実現しよう

以上、イタリアでのワーキングホリデーで現在わかっていることをお伝えしました。

人生で一度はイタリアで暮らしてみたかった人、イタリアで働いてみたかった人、食・芸術・ファッションをはじめイタリア文化を満喫したかった人…

ワーキングホリデービザの解禁は今後順次決まっていきます。順次新しい情報を入手して、ぜひ実現してくださいね!

(留学プレス編集部)

イタリアでワーキングホリデー
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