本気で英語力を上げる語学留学をしたい人が、必ず試すべき4つの方法 ~向日葵サニー(シンガポール在住ライター/翻訳家)

海外大学に進学をしたい、英語を使う職種でのキャリアアップ・転職をしたい、外国人ともっと話せるようになりたい・・・など、語学留学をするきっかけは人それぞれです。理由は何であれ、せっかくお金と時間を投資しての語学留学ですから、チャンスを最大限に生かして語学を習得しなければもったいないですよね。
 
今回は、私がオーストラリアで大学に入学するまでの語学学校時代に、実際に試して、抜群に効果のあった語学力の上げ方4つをご紹介します。
 
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1.恥とプライドを捨てる

私が初めて語学留学をしたのは18歳の時、場所はオーストラリアでした。高校では英語が得意科目でしたが、いざ現地に到着すると空港で出迎えてくれた英語学校の現地人エージェント、滞在先のホストファミリーたちとほとんど意思の疎通ができず、愕然としました。
 
初めのうちは、英語が通じないから恥ずかしい、何度も聞き返され嫌な顔をされたら嫌だ・・・と思い、自分から話すことを躊躇してしまいがちです。しかし、残念ながらそれではいつまでたっても英語は上達しません。
 
基礎英会話力は英語圏で生まれたばかりの幼児が言語を学習するのと同様に、間違えを繰り返しながら上達するもの。まずは英語が聞き取れないことや通じないことを恥だと思わないようにしましょう。
 
そして話しかけられるのを待つのではなく、自分から積極的に話しかけること、会話のきっかけ作りとして自ら積極的に相手に質問を投げかけることが大切です。例え相手の返答が全て分からなくても、文脈から想像して質問を返すなど、会話をつなげることに努力をし、解らなかった単語は後に辞書で調べて覚えていけば、次第にボキャブラリーも増えていきます。私も積極的に英語を話すようになってから、スピーキングとリスニングが短期間で上達しました。
 

2.他国籍の輪に入る

英語学校の生徒たちの中で、私が一番よく見かけたのが、同じ国籍同士で常に一緒にいる留学生のグループです。クラス内でも、放課後も、そして週末も常に一緒。
 
母国語での会話がやはり一番、価値観が一緒で楽、 などと大いに理解ができるのですが、やはりせっかく語学留学に来たからにはもったいない!
 
特に短期留学という限られた期間の場合、同国籍の友人たちとは週1で集まるくらいに留めて、違う国籍のグループに積極的に参加して英語を話す機会を作ることはとても大切です。英語を話す環境は自ら作らなければならないのは海外でも日本に居ても同じです。
 

3.語学学校以外でも友達を作る

語学留学をすると、どうしても語学学校内の友達の輪に限られてしまいがちです。しかし、 実際に英語学校内以外の現地人と話すと、早口で 会話が全く聞き取れなかった…などという事が良くありました。 英語学校以外でも友達の輪を広げるのは、英語を上達させるためにお勧めです。
 
その方法として私が一番にお勧めするのは、地元の大学やコミュニティーが開催するスポーツクラブに参加することです。スポーツクラブはオーストラリアでは地元の新聞や英語学校の掲示板、オンラインで簡単に見つけることができます。
 
スポーツクラブの良いところは、誰でも気軽に参加ができること、フレンドリーな環境で友達が作りやすいこと、英語力がなくても楽しめるところです。私も英語学校に通っている頃、掲示板で見つけた地元大学で週末に開催されているテニスクラブに参加していました。
 
テニスは初心者レベルでしたが、英語を上達させる為にはとても良い機会でした。参加者は地元の大学生、社会人などバックグラウンドも様々で、テニスのマッチを通じて知り合い、テニス後に皆でランチに行くことが良くありました。そこで仲良くなった地元大学生たちとは、テニス以外の場でも会うようになり、私の英会話力が上がった大きなきっかけにもなりました。
 
その他、地元のボランティアに参加するというのも、様々な人たちと出会い英会話をするチャンスなのでお勧めです。
 

4. 1日30単語とその用例を暗記する

せっかく海外に来たのに、暗記系の勉強に時間を費やすなんてもったいない!と思うかもしれませんね。しかし、この勉強方法のキモは覚えた単語を次の日の会話で使うということ。朝は新聞を読みながら覚えた単語の用法を見つけ、通学のバスの中では誰かの会話に出てくるのです。
 
身についた英語を習得するために、英語留学中は惜しまず単語の勉強に力を入れましょう。数週間後には驚くほどボキャブラリーが増えているはずです。
 
いかがでしたか?今回は、私が実際に試して効果的だと思った語学留学中の英語習得法を 、これから語学留学を考えている方たちの少しでもご参考になればと思い、本記事にまとめました。大切なのは、「心構え」と「英語を上達させるための環境作り」です。語学留学を有意義で実のあるものにするためにも、是非ご自身で体験して、独自の英語習得方法を見つけてみて下さい。
 
文:向日葵サニー(シンガポール在住ライター/翻訳家)
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