観光学&ホスピタリティー経営学分野において、全米大学でトップ30以内にランクインしたことのあるフロリダ国際大学。フロリダ州でもっとも南の町に立地する州立総合大学です。今回は、私が卒業した大学でもある、フロリダ国際大学のホスピタリティー経営学科について紹介します。
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観光学&ホスピタリティー経営学科って何を勉強するの?
そもそも、観光学やホスピタリティー経営学ってどんなことを勉強するの?と思う方もいらっしゃるでしょう。
この専攻では、経営学科やビジネス学科と同じように、主にマネジメントについて勉強します。ただ、経営学・ビジネス全般を幅広く勉強するのではなく、主に旅行業界、ホテル業界、レストラン業界、航空業界といった観光やサービス業界に特化した産業界のマネジメントを勉強します。
FIUのホスピタリティー学科のカリキュラムやクラスは実践的
フロリダ国際大学(通称FIU)は現在、ホスピタリティー経営学科ではたくさんの授業が開講されています。すでに就きたい仕事や業界が決まっている場合は、必須単位の他に選択科目で自分の興味があるクラスを受講できます。卒業後にレストランのマネジャーやシェフ、ホテルやロッジマネジャー、イベントプランナーやトラベルプランナーなどを希望する学生にとって、選択科目がとても役立ちます。
1300時間の実務経験は結構大変!
フロリダ国際大学では卒業までに、全学生に観光やホスピタリティー業界における実務経験を課します。入学前もしくは入学後に、少なくとも800-1000時間は関連業界で働き、更に300時間分マネジメントに関連したインターシップを経験しなければいけません。
留学生の場合、言葉以外にビザの関係もあるので、どうしても現地で就ける職種が限られます。そのため、この実務経験やインターンシップは、海外や母国に戻ってすることも可能です。私自身は入学前に関連業界で働いた経験があり、その経験が認められたので、インターンを主に行いました。
中国のMarriottプログラムやショートクルーズプログラムが人気
学生達は国際色豊かで、中国からの留学生も多く在籍します。将来、海外で働くことを希望する学生が多いため、海外に関連した様々な留学プログラムやインターンプログラムがあります。
その中でも、特に中国の大学との提携プログラムが現地の学生には人気です。フロリダ国際大学の中国Marriottプログラムは、天津商業大学と直接提携を結んだプログラムで、ホスピタリティー経営学科の学生は、こちらの大学で取得した単位をフロリダ国際大学の卒業必須単位として移行できます。
教授陣は全員フロリダ国際大学のホスピタリティー経営学科を卒業しているので、カリキュラムの内容をよく理解しているのは勿論のこと、英語での授業が可能です。希望者は中国語クラスを受講したり、インターンを現地で行うことも出来ます。
また、毎年夏には、10日間ほどのヨーロッパクルーズプログラムも開講します。私は第一回目のヨーロッパクルーズプログラムに参加しましたが、船の中で必須単位のクラスを受講でき、特別にクルーズ内の職場見学ツアーや、特別講師として実際のクルーを招いて講座を開いてくれるなど、面白い経験が出来ます。
卒業後のネットワークが幅広く凄い!
学科を卒業後は国内外問わず様々な観光業界やホスピタリティー業界で活躍してる卒業生がたくさんいます。様々な職場で経験を積んだ後、5つ星ホテルのGeneral Managerをしていたり、人気のレストランのオーナーをしていたり、観光やホスピタリティー業界専門の不動産業を営んでいたりと、その活躍分野は多岐にわたります。私も今まで何人かの卒業生の方にお会いしたことがありますが、誰もがこの学科を卒業したことを誇りに思っており、また、学生生活は忙しくて大変だったけれど、楽しい思い出もたくさんあると語っていました。

本記事では、フロリダ国際大学ホスピタリティー学科の概要についてガイドしてきました。次回は、「ワインクラス」や「料理クラス」といった具体的な授業の中身、そして宿題・課題について突っ込んでご案内します。