留学シンクタンク『JAOS留学総合研究所』が、JAOS(一般社団法人海外留学協議会)加盟の留学事業者への調査で、2025年の留学動向調査結果を発表しました。
調査結果によるとJAOS加盟41社を通じて2025年に学びを目的として海外渡航した人数は168,931人(個人留学生数30,510人、海外教育旅行参加者数138,421人)だったことが分かりました。
※海外教育旅行=グループツアーや修学旅行を含む
渡航先人気ナンバーワンはオーストラリア
渡航先人気はオーストラリアが第1位となり、昨年に続き2年連続首位となりました。
▼全体ランキング(個人留学+教育旅行)

▼個人留学のみランキング

オーストラリアの人気が高い理由としては、次のような背景が指摘されています。
- 日本語教育が広く普及しているため学校交流を組みやすく中高の修学旅行先として根強い人気がある
- 現地の学校年度が日本の教育旅行シーズンと重なっている
- 大学教育の質が高い
- 安全性の高い環境
- 米国のビザや移民政策への懸念
高まるアジア人気
渡航先ランキング第2位には台湾、4位にシンガポール、7位にフィリピンがランクインしています。
また、マレーシアが大学(学部課程への学位取得留学)で第3位に入っていることも注目です。マレーシアには欧米の複数の大学が分校キャンパスを設立し、アジアでの大学教育立国としての顔を見せ始めています。欧米への留学費用が高騰するなか、比較的費用負担を抑えやすいことや、英語で学べる環境も背景にあるでしょう。
中高留学はニュージーランドが人気ナンバーワン
中学・高校留学(語学留学を除く私費・交換留学)では、ニュージーランドが54.6%と全体の半数以上を占めました。次いで2位カナダ、3位オーストラリアとなりました。
中学・高校留学でニュージーランドが支持されている背景には治安の良さと、充実した留学生受け入れ体制があると指摘されています。
