早慶と海外大学とのW(ダブル)合格を狙う!私大志望者に海外併願が有利な理由

早慶合格を目指して積み上げてきた勉強や英語力。今この瞬間も、高みを目指して日々努力を続けている高校生の皆さんがたくさんいることでしょう。

このスキル、国内の入試だけにとどめておくにはもったいないです。培ってきた実力をそのまま使って、海外の大学にも同時に出願できたら、進学先の可能性が一気に広がると思いませんか?

これが「グローバル併願」という戦略です。

国内大学を目指しながら、並行して海外の大学にも出願する。特別な準備を一から積み上げる必要はありません。

特に早慶といった国内トップ私大対策で重視されてきた英語の力は、海外大学の出願に必要なIELTSやTOEFL®のスコアにそのまま直結します。ひとつの努力が、国内と海外の両方で評価されることになります。

さらに注目してほしいのが、狙える大学のレベル感です。

世界大学ランキングで早慶と同等かそれ以上のレベルにある海外大学に同時に出願。早慶を目指せる実力があれば、世界ランキングTOP100圏の大学を現実的な射程に入れることができます。

国内の滑り止め校を受けるのと同じ感覚で、世界水準の大学への合格を狙えるのが、グローバル併願の大きな魅力です。

スケジュール次第では海外の合格を確保した状態で国内入試本番に備えられます。世界水準の大学という前向きな道がすでに用意されていることで、試験本番でも全力を発揮しやすくなります。

この記事では、グローバル併願の仕組みと現実的に狙える海外大学のレベル感、スケジュール戦略、留学のプロによる実践的なアドバイスまでをわかりやすくお伝えします。

早慶受験の準備を続けながら、世界への扉も同時に開く。その可能性に、ぜひこの記事で触れてみてください!

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目次

グローバル併願とは?早慶志望者に広がる新しい進学戦略

グローバル併願とは、一言でいうと「国内大学と海外の大学を同時に受験する進学戦略」のことです。

これまでの大学受験といえば、国内の志望校を複数受けるのが一般的でした。たとえば、早慶を第一志望にしながら、MARCHや関関同立を滑り止めに…という組み合わせです。

しかし近年、この「国内だけの併願」に加えて、海外大学も選択肢に入れる高校生が増えています。

英語の勉強は、早慶受験でもどのみち必要です。しかも、語彙力や読解力だけでなく時事知識や解釈力も求められる昨今の英語問題は、海外入試にもそのまま通じるものとなっています。

「この英語力を使って、日本の大学だけでなく海外の大学にも出願できるとしたら…」選択肢がひとつ増えるだけで、受験全体の可能性が大きく広がります。

▼カリフォルニア大学バークレー校(UCバークレー)

カリフォルニア大学バークレー校(UCバークレー)

「国内一本勝負」がリスクになる時代背景

少し前まで、難関大学に合格することは、将来の安定をほぼ約束するものでした。しかし今、大学のブランドだけで就職や将来が決まる時代は、静かに変わりつつあることを肌で感じておられる方も多いのではないでしょうか。

グローバル化の進展により、企業が採用で重視するポイントも「どの大学を出たか」から「何ができるか・何語で動けるか」へとシフトしています。英語力はデフォルトとなり、英語のどのレベルで仕事ができるかをアピールできなければ、将来の選択肢が狭まるケースも出てきています。

また、少子化の影響で国内の大学進学者数は減少傾向にある一方、世界の大学留学者数は増加し続けています。日本の高校生が「国内一本勝負」を続ける間にも、世界の同世代はグローバルな舞台で学び始めているのです。

「大学に入った上で、何をするか」が問われる時代へ。将来に不安を感じる声が増えているのは、こうした時代の変化が背景にあります。

早慶×海外大学のW合格は狙いやすい

「海外の大学との併願なんて大変なのでは?」
「英語力が足りないかも?」

そんな風に感じる方もいるかもしれません。しかし実際には、早慶を目指せるレベルの英語力があれば、挑戦できる海外大学が数多くあります。

ダブル合格を狙える理由のひとつが、日本と海外の入試形式の違いです。

日本の大学入試は、1〜2日の筆記試験で合否が決まります。一方、多くの海外大学は書類選考がメイン。

英語スコア(IELTSやTOEFL®)・高校の成績・志望動機書(エッセイ)を組み合わせて総合的に評価します。一発試験ではなく、日頃の積み上げが評価される仕組みです。

英語力はIELTSやTOEFL®のスコア取得に応用できますから、その他の書類はスケジューリング次第でしっかり用意できます。先生や専門家などの助言も受けられますので、自分ひとりで戦う必要はありません。こうして、早慶受験の準備をしながら、同時に海外大学への出願条件も整えていけるのです。

なぜ早慶志望者はグローバル併願が有利なのか

どんな大学を志望する人でも柔軟にグローバル併願のプランニングはできますが、なかでも、早慶をはじめとするトップ私大の受験生は、グローバル併願との相性がとても良い面があります。

英語力をそのまま「合格」に変えられる

海外大学の多くは、出願条件としてIELTSやTOEFL®などの英語スコアを求めます。早慶の英語対策として積み上げてきた読解力・語彙力・文法力は、これらの試験でも直接活きる力です。

IELTS、TOEFL®ともに、長文読解・リスニング・ライティング・スピーキングの4技能を測る試験で、早慶の英語入試で求められる高い読解力がベースになります。

もちろん、IELTSやTOEFL®のハイスコアを獲得するためにはそのための準備と対策が必要です。テストは簡単ではありません。

しかし、この厳しい試験こそが国内受験にも活きる良いトレーニングとなります

たとえばTOEFL®は2026年1月に改訂され、受験者の実力に応じて難易度が上下する「アダプティブ」方式となりました。正答すればするほど難しい問題が繰り出され、まったく甘やかしてくれないテストとなりました。

両テストとも複数回受験できるチャンスが多いため、その日の体調や緊張感と関係なく、何度でもやり直しが効くという点も注目したいポイントです。

▼エディンバラ大学(英国)

エディンバラ大学

日本の入試一本よりも合格確率を上げられる

早慶の一般入試は、文字通りの狭き門です。どれだけ準備を重ねても、当日の試験で実力が発揮できなければ結果が出ないこともあります。

その点、書類選考で合否が決まる海外大学の場合には、当日の天候や体調に関わらず、入念に推敲を重ねた書類を提出することができます

試験会場に出向くわけではないため、試験日程を気にすることなく、いくらでも出願数を自由に決められます。やみくもに出願すればいいわけではありませんが、出願数の母数が多ければ、当然合格の確率は高まります。

学部選択の自由度が圧倒的に高い

日本の大学入試では、出願時点で学部・学科まで決める必要があります。一方で、海外大学の多くは、入学後に専攻を変更できる柔軟な仕組みを持っています。入学後も未来を調整できる余地が大きく、就職や職業選択の可能性を広く持ち続けられます。

北米では学際的なリベラルアーツ系の学部も充実しており、「ひとつの専攻に絞り込めない」「複数の学部で学びたい」という学生には、嬉しい環境なのではないでしょうか。

年内合格で精神的な余裕が生まれる

国によって異なりますが、たとえば北米やイギリスの出願締切は秋から冬。国内志望校の合否が出る前に、海外大学からの合格通知を手にしている状態で国内入試に臨めるケースがあります。

この安心感は受験生ご本人はもちろんのこと、ご家族にとっても大きなアドバンテージ。年内に海外大学の合格をひとつ確保できていれば、その後の国内入試を、ある程度の余裕を持って受けることができます。

複数の合格を持つことで受験全体の成功確率を高められるのが、グローバル併願の大きなメリットのひとつです。

日本の合否後の再チャンス

日本の入試結果が出た後から動き始めても、海外大学への進学は実現できます。現役中からグローバル併願を進めていなかった方でも、ここから方向転換することは十分可能です。 

海外大学の入学時期は、日本のように「4月一択」ではありません。国や大学によって複数の入学タイミングがあり、日本の入試結果が出る3月以降でも動ける選択肢が数多くあります。

北米(アメリカ・カナダ)の大学は、9月始まりの秋学期入学が一般的ですが、1月始まりの春学期入学を設けている大学も多くあります。オーストラリア・ニュージーランドなどオセアニアの大学は、2月と7月の年2回、入学時期があります。

浪人という選択をする場合でも、国内大学への再挑戦を続けながら、並行して英語スコアの取得と海外大学への出願準備を進めることもできます。「もう一年」を飛躍への準備期間にできるのです。

「国内併願のみ」のリスク

早慶を目指す受験生の多くは、早慶を第一志望にしながら、GMARCHや関関同立などを併願校として受験するという国内併願のプランで受験に臨んでいるかと思います。

これはもちろん、理にかなった戦略です。ここでは、グローバル併願を検討する前に、まず「国内一本で進んだ場合、どんなことが起こりうるか」を整理しておきましょう。

浪人のコストと不確実性

国内志望校の結果に納得が行かなかった場合、多くの受験生が直面するのが「浪人するべきか」という悩みです。

浪人を選んだ場合、まず気になるのが費用です。大手予備校に通う場合、浪人の費用は年間で100万円前後かかることも珍しくありません。自宅浪人で費用を抑えようとしても、自己管理の難しさや孤独感から、思うように学習が進まないケースも多くあります。

また、費用だけの問題ではありません。同級生が大学生活をスタートさせる中で受験勉強を続けるという状況は、精神的な負荷がかかります。

そして、厳しい現実としてあるのが「来年必ず合格できるとは限らない」ということです。

もちろん、こういった苦しい経験がのちの人生につながる成長となることは間違いありませんが、複数のシナリオで考えておくことが、ご本人にとってもご家族にとっても安心につながります。

滑り止め校の4年間は望んでいた未来だった?

浪人を選ばず、滑り止めとして受けた大学に行く選択をする方も多いでしょう。

どんな大学にも大きな魅力と可能性があります。仮に、元々は本意ではなかった大学に進学することになったとしても、気持ちを前向きに切り替えて新しい学生生活を謳歌できる人もたくさんいるでしょう。

その一方で、その選択に納得ができないまま「ほかに選択肢がないから」という理由で大学4年間を過ごすことになってしまう人もいます。その方にとっての4年間は、本当に望んだ未来でしょうか。

もし受験期に、早慶よりもランキングが高い、もしくは同等ランクの海外大学という選択肢もあったとしたら。

大学院に行かない限り、四年制大学の学部課程が自分の最終学歴になります。4年間の大学生活、そしてその先について、一度想像を巡らせてみるのも人生を考えるうえでのプラスになるかもしれません。

海外大学の将来性を考えてみよう

「海外の大学に行ったら、就職はどうなるの?」という点も気になることのひとつではないでしょうか。ここでは、海外大学への進学を将来性という観点から考えてみます。

▼クイーンズランド大学(オーストラリア)

就職・キャリアの広がり

近年、外資系企業や日本のグローバル企業は、海外大学卒業者の採用に積極的です。英語を実務レベルで使え、異文化環境にも強いというバックグラウンドは、採用市場での明確な差別化になります。

海外大生の就活イベントとして名高い「ボストン・キャリアフォーラム」には、大手金融からコンサルファーム、商社、物流、広告…とあらゆる業種の約200社が参画します。

このイベントでは開催期間中に内定が出るというのも特徴で、国内就活とは一線を画すスピード感で、優秀な人材獲得競争が繰り広げられます。どの企業も、少子化・人口減といった日本の課題に立ち向かっており、海外市場を牽引できる人材を切望しているのです。

海外大学を出るということは、就職・キャリアの面で引けを取らない、あるいはそれ以上を手にできる可能性が高いと言えるでしょう。

英語環境で得られる実践力

国内の大学でも英語の授業はあります。しかし、日常的に英語を使って学び・生活する環境は、海外大学でなければ得られません。

授業・課題・グループワーク・友人との会話。そのすべてが英語という環境がどんなにタフで、その結果どんな実力が身につくかを、一度イメージして頂くのもいいかもしれません。

英語を単なる得意科目から「使える武器」へ変えることで、就職活動はもちろん、その先のキャリアを伸ばしていく大きなアドバンテージになっていきます。

グローバル人材としての市場価値

グローバル人材紹介「Daijob.com」による調査では、英語力が高い層とそうでない層の間で、最大1.9倍もの年収差があることが報告されています。

また、グローバル企業に特化した人材紹介会社「Robert Half」の最新の給与ガイドでも、バイリンガル人材への高い需要と報酬が報告され、なかでも「英語+専門知識」の掛け合わせが高年収につながることが指摘されています。

・独自の専門性を磨き、高度なレベルの英語力も身についていく。
・高い異文化適応力で世界のどこでも活躍の場がある。

これが海外大生の特徴であり、企業が喉から手が出るほど欲しい人材像です。

狙える海外大学のレベル感は?

グローバル併願でチャンスを広げるには、どのレベルの大学を、どのような組み合わせで狙うかが重要です。まずは海外大学の全体像を把握しておきましょう。

▼トロント大学(カナダ)

トロント大学

世界ランキングで見るポジション

海外大学の難易度を把握する際によく参照されるのが、QS世界大学ランキングやTHE(Times Higher Education)世界大学ランキングです。

2つのランキングにはそれぞれ特徴があり、ざっくり捉えると次のような違いがあります。

  • QS:評判・国際性・就職力を重視
  • THE:研究力・教育力・論文データを重視

いずれにしても両ランキングともに、大学の知名度や権威、企業からの指標などに大きく関わるランキングとして広く認知されています。

参考として、日本の大学が世界でどのランキングにあるかを把握しておきましょう。

▼2026年度の世界での順位

大学名QSTHE
東京大学36位26位
京都大学57位61位
大阪大学91位151位
東北大学109位103位
早稲田大学196位801–1000位
慶應義塾大学215位601–800位

毎年順位は新しく更新されますが、東京大学がおおむね世界TOP30〜50圏、京都大学がTOP50〜100圏に位置しています。

早稲田大学・慶應義塾大学はQSランキングでは200〜300位の間に位置することが多く、世界を視野に入れると、同等以上のレベルの大学に進学できるチャンスはかなり広いです。

日本の大学との難易度比較

日本の大学入試との大きな違いは、先にも触れたとおり「一発試験」か「総合評価」かという点です。

海外大学では、英語スコア・高校の成績・志望動機書(エッセイ)・課外活動といった書類選考が主で、総合的な組み合わせで評価します。

つまり、筆記試験の一発勝負が苦手な受験生でも、日頃の積み上げをしっかり評価してもらえるのが海外進学の特長。

在籍高校のレベルが高くて「学校の成績ではあまり好成績は取れていない」という方にもチャンスがあります。編入や大学準備コースなどをうまく掛け合わせることで、高ランク大学合格を手に入れられるルートになるからです。

現実的に狙える国・大学例

グローバル併願では、難易度の異なる大学を組み合わせて出願するのが基本の戦略です。

チャレンジ校・実力相応校・合格圏内校」という考え方で出願先を分散させることで、合格の可能性を最大化できます。

ここでは、早慶志望の受験生が現実的に狙える海外大学を、4つのレベルに分けて紹介します。

このレベルは、日本でいえば東京大学レベル以上に相当する世界最高峰の大学群です。アイビーリーグ(ハーバード・イェール・コロンビアなど)やスタンフォード大学、イギリスのロンドン大学群のICL(インペリアルカレッジロンドン)やUCL(ユニバーシティカレッジロンドン)などが該当します。

合格難易度は非常に高く、英語スコアだけでなく、突出した課外活動や研究実績なども求められます。

また、アイビーリーグをはじめとする米国のトップランク私大では、出身家庭の年収に応じた学費支援がかなり充実しています。海外大学の学費が年々高騰している一方で、トップランクになればなるほど学費の心配が払拭されるという面もあります。

大学例
アメリカアイビーリーグ各校
スタンフォード大学
UCバークレー
UCLA
イギリスロンドン大学群
– ユニバーシティカレッジロンドン
– ロンドンスクール・オブ・エコノミクス
– インペリアルカレッジロンドン など
カナダトロント大学
ブリティッシュコロンビア大学
オーストラリアシドニー大学
メルボルン大学

▼インペリアルカレッジ・ロンドン(ロンドン大学)

インペリアルカレッジロンドン

【レベル②早慶と同等以上かつ狙える実力校(世界ランキングTOP100圏)

日本でいえば京都大学レベルに相当する、世界的に評価の高い大学群です。

研究力・教育の質・知名度すべてが高く、卒業後のキャリアにおいても国際的な評価を得られるレベルです。英語スコアの目安はIELTS6.5〜7.0程度で、早慶受験と並行して準備を進めることで狙っていきたいラインです。

大学例
アメリカイリノイ大学アーバナシャンペーン校
ワシントン大学
イギリスシェフィールド大学
リーズ大学
マンチェスター大学
オーストラリア西オーストラリア大学
ニュージーランドオークランド大学

▼西オーストラリア大学

西オーストラリア大学

【レベル③合格を確保にいく圏内校(世界ランキング100~300)

受験全体の安定感を高めるために、合格を確保しておきたいポジションの大学群です。

早稲田大学の世界のランキングがQSで196位・THEで801-1000位グループ、慶應義塾がQSで215位・THEで601-800位グループ。世界的指標では同等かそれ以上ということになり、「圏内校」と言えども早慶同等かそれ以上のレベル感とも言えます。

大学によっては通常の直接出願とは別に、複数の入試ルートが用意されていることがあります。それらのルートを活用すれば、留学生にとっては早めの時期に合格を確保しやすく、国内入試本番前に合格を持っておくための戦略校となり得ます。

年内に合格をひとつ確保しておくことで、その後の早慶入試や上位海外大学への出願を、精神的な余裕を持って進めることができます。

大学例
アメリカアリゾナ州立大学
カリフォルニア大学サンタバーバラ校
イギリスロンドン大学クイーン・メアリー
セント・アンドリュース大学
ニュージーランドオタゴ大学

▼アリゾナ州立大学

アリゾナ州立大学

【レベル④特定の分野で世界トップクラスの専門特化校

大学全体のランキングは高くなくても、特定の学問分野においては世界最高水準の教育・研究環境を持つ大学があります。「何を学びたいか」が明確な受験生にとっては、総合ランキングよりもこの「分野別の強さ」で大学を選ぶことが、将来のキャリアに直結する賢い選択になります。

やりたいことが決まっている受験生ほど、この志望校選択はおすすめです。志望動機書(エッセイ)にも説得力が生まれやすく、合格可能性も高まります。

大学例強い分野
サセックス大学(イギリス)開発学分野で世界トップ
アルバータ大学(カナダ)『ジュラシック・パーク』の博士のモデルと言われている古生物学(恐竜研究)の権威が教授を務める
ラトガーズ大学ニューブランズウィック校(アメリカ)哲学分野で世界ランキング2位

▼サセックス大学

サセックス大学

合格に必要な英語スコアと条件

海外大学への出願で多くの大学が求める英語スコアの目安は、IELTSで6.0〜7.0、TOEFL®で80〜100程度です。

レベルの高い大学のほうがスコアの基準は上がりますが、実際にはどの大学に行くにしても大きな差はなく、海外大学に行く以上、英語力は高いに越したことはないというのが実情です。

▼英語スコア以外に必要な主な出願条件

高校の成績(GPA)海外大学入試全般で重視される点です。
とりわけトップランク校になればなるほど、高い成績が必要です。

ただし、もしあまり自信がないという場合でも、志望校選択や編入ルート、大学準備コースとの組み合わせで対策をとることができます。
エッセイ(小論文)特に北米の大学で重視されます。
課外活動・実績・部活動・ボランティア・資格取得なども評価対象になる場合があります。
推薦状一部の大学のみで必要です
テストスコア(SAT/ACT)北米のごく一部の大学で必要です。

ただし、グローバル併願ではSAT/ACT対策に割く時間はもったいないと言えます。
提出不要の大学を選定するほうが望ましいです。
面接一部のトップランク校では卒業生によるオンライン面接が課される場合があります。

日本人学生の場合には日本の同大同窓会組織のメンバーが面接官となるケースも多いです。

早慶×海外大学のW合格のためのスケジュール戦略

早慶との海外大学の併願を成功させるためには、国内入試と海外出願のスケジュールを正確に把握し、逆算して動くのがポイント。

「両立できるか不安」という声がよく聞かれますが、実はそれぞれの準備が重なる部分も多く、計画的に進めれば十分に両立できます。いつ・何をすべきかを整理しておきましょう。

グローバル併願の準備は、高校2年生から始めるのが理想的です。ただし、高3からのスタートでも決して手遅れではありません。自分の現在地を把握した上で、できることから動き出すことが大切です。

高2:自己理解を深める時期

高2の段階では、まだ具体的な出願先を決める必要はありません。この時期に大切なのは、「自分は何に興味があるか」「将来どんな環境で学びたいか」を考え始めることです。

海外大学、なかでも北米大学では、エッセイが合否を左右する要になります。「なぜその大学・専攻を選んだのか」を説得力を持って書くためには、自分自身の興味・関心・経験を言語化する作業が必要です。

また、高校の成績は多くの場合、高1からの全科目が評価対象になります。トップランクの大学の一部では、特に高2からの成績を重視するとしている学校もあります。学校の勉強は基本と考え、日々しっかりと取り組むべきです。

英語については、IELTSやTOEFL®の試験形式に早めに慣れておくと、高3での本格的なスコア取得に向けた準備が楽になります。

高3:出願校を絞り込む時期

高3になったら、具体的な出願先の選定を進めます。併願校4段階のレベル感を参考に、チャレンジ校・実力校・圏内校のバランスを考えながら出願リストを組み立てていきます。

▼この時期に進めておきたい主な準備

  • IELTSまたはTOEFL®を受験
  • 志望動機書の草稿を練る
  • 必要な人は高校の先生に推薦状の依頼をする(締め切りの2〜3ヶ月前が目安)
  • 各大学の出願締め切り日を一覧にして整理する

夏休みが最大のチャンス!条件付き合格と奨学金の活用

高3の夏休みは、グローバル併願の準備において最も重要な時期です。国内の受験勉強が本格化するこの時期、海外出願の準備を済ませておいて、夏期講習や模試に集中して向かうというのがポイントです。

多くの海外大学では「条件付き合格(Conditional Offer)」という仕組みがあります。これは、「英語スコアが〇〇点以上になれば正式に合格とする」という仮合格の制度で、英語スコアが基準に達する前の段階でも合格通知を手にできます

国によって時期の前後がありますが、夏休み前後に条件付き合格や入学保証などの認定が得られるルートをひとつ確保しておくことで、受験全体に大きな安心感が生まれます。

また、条件付き合格を取得した流れで、秋にJASSOの海外留学奨学金を申請することを視野に入れることもできます。

JASSOとは独立行政法人日本学生支援機構のこと。JASSOが実施する奨学金制度のなかに、海外の大学に進学する学生を対象にした奨学金があります。

「海外大学は費用的に無理かな」と決めてしまう前に、奨学金という選択肢があることを知っておいてください。円安で留学費用の負担がある昨今、奨学金はごく一般的な選択になってきています。奨学金は決して、成績優秀者や一部の人だけのものではないのです。

出願タイミングと国内受験の両立方法

海外大学と国内入試のスケジュールを大まかに把握してみましょう。

時期主な動き
高2冬〜高3春【海外】
情報収集・英語スコア準備開始

【国内】
受験科目の基礎固め ほか
高3夏【海外】
IELTS/TOEFL受験
志望動機書作成
条件付き合格狙いの出願と合否

【国内】
夏期講習
過去問演習開始 ほか
高3秋(9〜11月)【海外】
出願書類の仕上げ
JASSO奨学金申請

【国内】
模試
志望校確定 ほか
高3冬(12〜1月)【海外】
北米・欧州の出願締め切り
一部の大学の合格確定

【国内】
共通テスト
私大入試直前期
高3(2〜3月)【海外】
ほとんどの大学の合否確定

【国内】
私大一般入試

このスケジュールを見てわかるとおり、海外大学の出願のヤマ場は高3の夏です。ただし、上記のスケジュールはひとつの例に過ぎず、志望校次第で戦略をカスタマイズする必要があります

英語試験(IELTS・TOEFL®)の攻略タイミング

海外大学の出願に必要な英語スコアは、早めに取得しておくことに越したことはありません。目標スコアに到達するまで複数回受験するケースも多いため、初回受験は遅くとも高3の6月までに済ませておくのが理想です。

IELTSとTOEFL®にはそれぞれ特徴があります。
どちらのほうが自分の強みを活かせるか、その見極めがハイスコアにつながります。

両テストともに主催団体のホームページで無料トライアルの模試やテキスト教材が公開されています。英語の勉強にもなりますので、ぜひ一度トライして、どちらのテストが自分と相性が良いか試してみてください。

受験の英語対策として取り組んできた長文読解・語彙・文法の力は、各テストのリーディングセクションに直結します。そこを土台にしながら、IELTSやTOEFL®特有のライティング・スピーキングの対策を上乗せしていくイメージで進めると効率的です。

失敗しない併願プランの組み方

グローバル併願でよくある失敗のひとつが、出願先の難易度に偏りが出てしまうことです。

チャレンジ校ばかりに出願して全滅してしまったり、逆に圏内校ばかりで本来の可能性を活かせないことのないよう、次の3点に気を付けて併願校を選びましょう。

レベルを分散させる
締め切りを一元管理する
早めに1校の合格を確保する

日本の合否後に海外大学を狙う際のスケジュール

「国内の結果が出てから海外大学を考えたい」という方でも、志望校と進学ルートをうまく選ぶことでチャンスがたくさんあります。

▼3つの推奨ルート

①イギリス・オーストラリア・ニュージーランドは日本と教育制度が異なる国なので、その違いをあえてうまく活用し、効率よく最短での大学進学につなげます。

②北米の四年制大学のうちトップランク校はおおむね秋学期の出願を締め切っているため、短期大学(二年制カレッジ)からの編入ルートでトップランクの州立大学を狙います。

③「北米の二年制カレッジだとネームバリューが低く、箔が足りない」と感じる方は、四年制大学の在籍にこだわりたいかもしれません。その場合は「ローリング」といって随時出願を受け付けている大学にいったん入学します。ローリング方式の大学は比較的難易度が低いことが多いため、そこの1~2年次に成績上位を保ち、レベルの高い大学の3年次編入を狙います。

グローバル併願は、思い立ったその時点からフレキシブルに最良の道を探せるという手数の多さも魅力のひとつです。

【留学のプロに聞いた】グローバル併願で失敗しないための5つのコツ

ここでは、グローバル併願の戦略や心構えについて、海外大学への進学支援を専門とする留学カウンセラー・関 風汰(せき ふうた)さんに、高校生とその保護者の方々に向けたアドバイスをうかがいました。 

関 風汰さん プロフィール
高校卒業後に渡米。
コミュニティカレッジ → 四年制大学 → 大学院 → 社会人 という流れで約10年間アメリカを拠点に活動。
大学・大学院では運動学やスポーツビジネスを学び、大学院卒業後は現地留学プログラムの受け入れサポート、スポーツ留学のサポート、小学生サッカー教室のコーチ、女子サッカー社会人チームのGMなどを経験し、現在はアフィニティ留学(株式会社ワールドコンパス)にて海外進学サポートとカウンセリングを担当。

実は効率的なグローバル併願

グローバル併願と聞くと「国内受験の勉強に加えて、さらに海外の準備もするの?」と負担を心配される方が多くいます。この点について、関さんに聞いてみました。

関さん:グローバル併願はやることが増えるというより、やっていることを活かす戦略なんです。早慶の英語対策として積み上げてきた力が、そのままIELTSのスコアにつながります。

別々の勉強をしているようで、実はひとつの努力が両方に効いている。
これが、グローバル併願が思っているより効率的な理由です。

さらに関さんが強調するのが、志望動機書を書く過程で得られる副産物なのだとか。

関さん:志望動機書の準備を進める中で『自分は何がやりたいのか』が自然と明確になっていくことが多いです。

これって、実は海外出願のためだけじゃなくて、国内大学進学であってもとても重要なことではないでしょうか。入学後の学びの方向性にもつながりますよね。

よくある失敗パターン

グローバル併願に興味を持ちながらも、うまくいかないケースにはどんな共通点があるのでしょうか。関さんは、最もよく見る失敗パターンをこう説明します。

関さん:一番多いのは、考えすぎて動けなくなってしまうケースです。

『英語力が足りない』『お金がかかりそう』『今から間に合うのか』と心配事を数えているうちに、気づいたら出願シーズンが終わっていた、というご家庭を毎年見かけます。

ベストなのは、夏休みからスタートできること。
夏に英語スコアを取りにいって、志望動機書を書いて、秋に出願するというサイクルが一番スムーズです。

ただ、夏に間に合わなかったからといって、併願できないことは全くありません
思い立った時が、一番いいタイミングなんです。

関さんはさらに、動き出しの大切さをこう続けます。

関さん:やってみたいと思ったら、その気持ちが一番フレッシュなうちに動いてほしいです。

海外大学の窓口は思っているより柔軟で、日本の受験結果が出てからでも動ける選択肢があります。大事なのは、完璧なタイミングを待つより、まず一歩踏み出すことです。

合格率を上げる志望校戦略

グローバル併願を成功させるために、受験生が実践すべき具体的な戦略についても聞きました。

関さん:まず基本として、高校の成績をなるべく高くキープしておくこと。そして、基礎的な英語力を上げることが土台になります。

成績と英語力が高ければ、選択できることが格段に多くなります。

たとえばイギリスでは一定以上の成績を持つ人を対象とした「インターナショナル・イヤー・ワン(International Year One)」という優遇プログラムがあり、合格への近道となるルートとなっています。

特別に何かを追加するというより、シンプルに今やるべきことをきちんとやるということが大事です。

出願する大学や専攻の選び方について、関さんはこんなアドバイスをくれました。

関さん:仮決めでいいのでざっくりと方向性があれば大丈夫。入学後に専攻を変えることだってできます。

やりたいことが、最初から完全に決まっていなくても問題ありません。

具体的な大学・専攻の組み合わせ例として、関さんは次のような選択肢を挙げてくれました。

関さん:たとえば、国際協力に興味があって「将来は国連や国際機関で働きたい」という人なら、早稲田の国際教養学部などを国内の軸にしながら、イギリスのサセックス大学の国際開発学やリーズ大学の国際関係学を併願すると、非常にバランスのいい選択になります。

ここにアメリカの出願を加えると、さらに厚みが増しますね。

グローバル併願では、わざわざ試験会場に行くわけではないので、いくつでも出願することができるというメリットもあります。

関さんが強調するのが「選ぶ側になる」という感覚の大切さです。

関さん:複数の合格を手にすることで、受験生が『選ばれる立場』から『選ぶ立場』に変わります。

この感覚の変化は、その後の大学生活や将来への向き合い方にも、大きくプラスに働くのではないでしょうか。

親がサポートすべきポイント

グローバル併願において、保護者はどのような関わり方をするのが理想なのでしょうか。関さんはまず、正確な情報を知ることの大切さを話します。

関さん:保護者の方にまずお伝えしたいのは、実際を知ってほしいということです。『海外大学は費用がかかりすぎる』『うちには無理』と思っているご家庭が多いのですが、出願して合格をもらうまでの段階では、それほど費用はかかりません

海外大学への進学は、お子さんの将来への先行投資だと考えていただきたいです。外資系企業だけでなく、日本のグローバル企業でも、海外大学卒という経歴は明確な差別化になります。

たとえばファーストリテイリング社では、グローバルリーダー候補として採用された新卒社員の初任給が37万円。
年収目安は約590万円です。

※参考
北米大学の卒業後5年での年収中央値
MIT(マサチューセッツ工科大学):$148,383
プリンストン大学:$113,450
南カリフォルニア大学:$91,408 
アリゾナ州立大学:$64,510
オレゴン大学:$60,069

奨学金についても、関さんは積極的に活用してほしいと話します。

関さん:JASSOをはじめとする奨学金の申請チャンスがあるので、費用については遠慮なくご相談いただきたいです。

そして何より保護者の方々には、大学のネームバリューだけにとらわれず、ご本人が何をやりたいかをよく聞いていただき、ご本人の意思を尊重することも大切だと思います。

海外大学の授業は、とても面白いけれど大変でもありますから、やりたくない勉強、行きたくない大学だと続きません。好きなこと・興味があることに取り組むというのは大事なことなんです。

実際に成功した受験生の共通点

最後に、グローバル併願で実際に成果を出した受験生たちに共通する特徴を聞きました。関さんは行動面と心理面に分けて、こう教えてくれました。

関さん:まず、行動面については、成功する受験生は、動き出しが早いですね。

サクサクとカウンセリングを早めに受けて、自分に何が足りないかを把握する。次にIELTSの準備を始めて、現状のスコアと目標のギャップを知る。

そして、できることから順番にアクションを起こして、まず1校の合格を取りにいきます。

最初の1校が取れると、次の2校、3校と選択肢が広がっていきます。
ひとつの合格が大きな自信になっているんだなあというのは、常に実感しますね!

関さん:次に心理面で共通しているのは、やりたいことへのこだわりがあることです。

『なんとなく海外に行きたい』ではなく、『英語を使って〇〇をやりたい』という具体的な動機がある受験生は強いです。

「英語ができるから海外に行く」というだけでは、率直に言って少し危ういですね。

英語はあくまでも手段で、その先に何をしたいかというビジョンが、合格をたぐり寄せる原動力になります。

関さんはさらに、こんな言葉でまとめてくれました。

関さん:入学はゴールじゃないです。大学に入った後、自分がどうなりたいかのイメージを持っている人は、受験中も迷いが少ない。

日本の教育環境の価値観の中で少し窮屈に感じてきた人、現状に満足できていない人、もっと成長したいという意欲がある人…

そういう受験生こそ、海外の環境で本来の自分が発揮できるケースがとても多いと感じています。

日本と海外では評価の物差しが違います。日本の入試では評価されづらかった力が、海外では正当に評価されることがある。そこに、グローバル併願の本質的な可能性があると思っています。

「グローバル併願」という言葉自体はまだ使われ始めたばかりですが、この受験戦略をとる受験生は毎年確実に増えています。

もし、国内入試のみという選択に迷いを感じていたり、滑り止め校の選択に迷いを持っている方でしたら、まずはお気軽に説明会やオンラインカウンセリングなどにいらしてください。これまでの事例をもとに、一人ひとりに合うお話ができると思います。

グローバル併願はこんな人に向いている

ここまで、グローバル併願の仕組みやメリット、具体的な戦略について詳しく見てきました。

最後に「結局、グローバル併願は自分たちに向いているのだろうか?」という疑問をお持ちの方に向けて、向いている方のチェックリストをまとめてみました。ぜひご家族で、話し合うときの物差しにしてみてください!

せっかくの受験勉強を幅広く活用したい人

ここまで国内トップ大学を目指して積み上げてきた勉強、特に英語の学習は貴重な財産。

「その英語力をそのままIELTSやTOEFL®のスコアに転換し、海外大学への出願につなげたい。」
「どうせ頑張るなら、より多くの可能性に結びつけたい。」

そんな方にとってはグローバル併願は合理的な選択肢と言えるでしょう。

英語を使って自分の種を伸ばしたい人

英語が得意、あるいは英語の勉強が比較的苦にならないという方なら、そこからもう一歩進んで「英語を使って何かをやり遂げる」という経験に変え、グローバル人材市場で求められる人材へ成長することができます。

将来、世界とつながっていきたい人

将来、グローバルな舞台で活躍したいという気持ちがあるなら、実際に海外進学する/しないに関わらず、「グローバル併願という経験」自体が世界とつながっていくきっかけになるかもしれません。

グローバルな舞台とは、何も大企業や国の中枢に関わるだけではありません。

日本の伝統工芸である「漆塗り」の箸づくりに携わっていた方がいたのですが、その方はニューヨークへの留学を経て帰国。
その後、世界市場に向けて箸を販売するビジネスを立ち上げたという事例があります。

日本での専門性と海外での経験が掛け合わさることで、まったく新しいキャリアが生まれた好例ですね。

浪人は避けたいと考えている人

「早慶に落ちたら浪人するべきかどうか」

その答えに正解も不正解もありません。しかし、志望校以外に行くのは気が進まない、浪人生活は性格に合っていない、1年後の合格の保証がないのは怖い、といった迷いを持っている方であれば、グローバル併願は前向きなオプションとして検討してみる価値があるでしょう。

現状に満足してない人

今の自分にどこか物足りなさを感じている、もっと成長できる環境に身を置きたい、日本の受験システムにしっくりこない、そんな方にも、グローバル併願はおすすめできます。

海外大学では、人種や経済事情などいろんな背景を持つ仲間と切磋琢磨します。その社会は今まで見てきた世界よりももっと広いです。

合格通知はいくつもらっても困りません。柔軟な考え方で日本と海外にチャンスを広げておくことで、可能性の芽が育っていくのではないでしょうか。

具体的な対策を知ろう!

ここまでグローバル併願の全体像や可能性についてお届けしました。読んでいただき、グローバル併願という選択肢が少し身近に感じられるようになった方もいるのではないでしょうか。

「早慶も目指しながら、海外大学も視野に入れる」という戦略は、決して一部の特別な受験生だけのものではありません

なかでも、英語重視の受験システムのなかで一生懸命に取り組んできた受験生にとっては、今この瞬間から動き始められる現実的な選択肢です。

受験期は人生の中でも限られた、特別な時間です。この時間をどう使うかが、その後の4年間、そしてその先のキャリアに大きく影響します。

具体的な大学リストや合格戦略を見てみよう

どの国を選ぶか、どの大学レベルを狙うか、英語スコアをいつまでに取得するかは、ご本人の現状や目標によって個々に異なります。

志望学部に合うプランが知りたい
興味を持っている仕事に合う学部を知りたい
今の英語力で目指せる大学が知りたい
・ここまでの成績で目指せる大学が知りたい
・全体の費用感や奨学金について知りたい

こういった疑問をはじめ、ささいなこと、素朴な疑問からで大丈夫です。記事に登場した関さんをはじめ海外進学の専門家から具体的なアドバイスをさせていただきます。

あらゆる可能性を知っておきたいという方、まずは一度、グローバル併願で合格の可能性を探ってみてはいかがでしょうか?

日本も、世界も。
グローバル併願で未来を拓く


海外大学留学

大学生活は一生のうちの貴重な財産。
決して何回も行けるわけではありません。
だからこそ、世界中のあらゆる選択肢を比較して、後悔のない選択につなげていただけたらと思います。

合格の可能性のある大学を知りたい
〇〇の仕事につきたい
費用を知りたい
学部情報を知りたい
・世界で働きたい…etc.

疑問や希望をお聞かせください。
グローバル併願のパイオニア、アフィニティ留学(株式会社ワールドコンパス)の専門カウンセラーからグローバル併願情報をお届けします!

よくある質問(FAQ)

Q. 海外大学は就職に有利になりますか?

A. 外資系企業や日本のグローバル企業では、海外大学卒業者の採用に積極的なところが増えており、大きなアドバンテージになります。英語での実務経験と異文化環境での学習経験は、採用市場での明確な差別化要因になります。

ファーストリテイリングのように、グローバルリーダー候補として新卒から高い待遇で採用する企業も出てきています。

Q. 費用はどれくらいかかりますか?

A. 出願して合格をもらうまでの段階では、英語試験の受験料・出願書類の準備費用程度で、それほど大きな金額にはなりません。

進学後の学費・生活費は大学や国によって異なりますが、オーストラリアやカナダの場合、年間の学費は300万〜500万円が目安です。日本の私立大学の学費と比較すると高くなるケースがほとんどですが、奨学金の活用で実質的な負担を大幅に抑えられる場合があります。

Q. 奨学金はありますか?

A. あります。代表的なものとして、JASSO(日本学生支援機構)が海外大学進学者を対象に給付型・貸与型の奨学金を提供しています。また、進学先の大学が独自の奨学金制度を持っている場合もあり、入学時の成績や経済状況に応じて授業料の減免を受けられることもあります。さらに日本の財団が実施するものや渡航先の政府奨学金など奨学金の種類は千差万別です。

Q. 英語力が不安でも大丈夫ですか?

A. 現時点での英語力よりも、「これから伸ばしていけるか」が重要です。英語力が足りなければ、英語スコアが基準に満たない段階でも仮合格が得られる条件付き合格制度や、大学準備コースの活用など、スコアが完璧に仕上がらなくてもできる進学ルートが複数あります。

Q. 早慶と海外大学の両方に合格したら、どちらを選ぶべきですか?

A. ご本人が何を優先するかによって異なります。早慶の知名度と国内での学生生活を望むなら早慶を、英語環境での学びとグローバルなキャリアを優先するなら海外大学を選ぶのがひとつの考え方です。

大切なのは、どちらが「正解か」ではなく、ご本人が入学後に何をしたいか・どんな環境で成長したいかという視点で判断することです。両方の合格を手にした上で選べる状態は、受験の成功といえます。焦らず、家族でじっくり話し合う時間を持ってください。

Q. 高3の途中から始めても間に合いますか?

A. 間に合います。海外大学の中には出願締め切りが複数回設けられているところもあり、日本の入試結果が出た後の3月以降でも出願を受け付けている大学もあります。大切なのは「もう遅い」と判断して動きを止めてしまわないことです。思い立った時がベストなタイミングと心得て、まずできることから始めてみてください。

Q. 国内の受験勉強と海外出願の準備は両立できますか?

A. できます。早慶の英語対策とIELTS・TOEFL®の準備は内容が重なる部分が多く、一方の勉強がもう一方にも活きてきます。海外出願は準備さえ整えてしまえば、あとは出願して待ちの姿勢でいられるため、国内入試に集中できる体制も整えられます。

Q. 海外大学を卒業後、日本に戻って就職できますか?

A. 十分に可能です。日本の企業が参画する海外大生向けの就職イベントも毎年開催されていますし、グローバルな経験を持つ即戦力として評価される傾向がますます強まっています。

外資系企業だけでなく、日本のグローバル企業でも海外大学卒業者の採用ニーズは高まっており、帰国後の就職活動で不利になることはほとんどありません。また、日本と海外の両方に人脈を持つことで、キャリアの選択肢が国内にとどまらず広がるというメリットもあります。

Q. 海外大学進学に向いていない人はいますか?

A. 英語への興味がまったくなく、海外での生活にも関心がないという場合は、無理に進めないほうがいいでしょう。また、海外大学での授業は出席していれば卒業できるというわけではなく、しっかりと参加することが求められます。課題も少なくありませんので、勉強自体が嫌いという場合にはおすすめできません。

Q. 海外大学の入試で重視されるのはどんな点ですか?

A. 多くの海外大学では、英語スコア・高校の成績・志望動機書を総合的に評価します。日本の入試のような一発試験ではなく、高校3年間の積み上げが評価される仕組みです。

志望動機書は「なぜこの大学・専攻を選んだのか」「自分はどんな人間で、何を成し遂げたいのか」を自分の言葉で伝える重要な書類です。学力だけでなく、人物・意欲・ビジョンが問われる点が、国内入試との大きな違いといえます。

Q. 浪人と海外大学進学、どちらを選ぶべきですか?

A. 一概にどちらが正解とはいえませんが、比較する視点として「費用・時間・その後の可能性」の3点を考えてみてください。

浪人がつらいと感じやすい方、浪人の費用が家庭の負担になる方にとっては、海外大学という選択肢も可能性のひとつになります。どちらの道も、お子さんの将来にとって意味のある選択であり、まずは選択肢を広く持った上で、納得して決めることが大切です。

監修者:関 風汰

留学カウンセラー(株式会社ワールドコンパス)。
アメリカの大学・大学院で運動学やスポーツビジネスを学ぶ。
大学院卒業後は現地留学プログラムの受け入れサポート、スポーツ留学のサポート、小学生サッカー教室のコーチ、女子サッカー社会人チームのGMなど約10年間米国を拠点に活動。

留学プレス編集部

取材・執筆者:留学プレス編集部

株式会社ウィッシュ・ウッドが運営する「留学プレス」編集部。
留学・ワーキングホリデー情報の精鋭が集まった留学オタク集団。
海外の教育機関ガイド、取材・インタビュー、イベントレポートなど多彩な情報を国内外から発信中。

早慶と海外大学とのW(ダブル)合格を狙う!私大志望者に海外グローバル併願が有利な理由
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