英語圏の都市でもロンドンは、常に選ばれる留学先としてトップにランクインしています。
イギリスでありながら他人種コミュニティーが点在し、多国籍な文化に触れられる、世界で最もマルチカルチュアルな街の一つ。
教育水準も高く、素晴らしい学校が多く、世界の学生を魅了しています。
歴史を重んじ、かつてのイギリスを大切にしながらも常に近代化し、住む人を飽きさせることはありません。
交通網が発達し市内移動もしやすく、都会なのに緑が多くて癒やされるのもポイントです。
開放的で住み心地の良い、ロンドンならではの留学生活の楽しみ方や、住んでみてわかったメリットやデメリット、留学の種類について詳しくお伝えしていきます。
ロンドン留学をもっと知ろう!
ロンドンに留学するならまずは基本情報を知ろう
ここではまず、行く前に知りたいロンドンの基本情報を詳しく紹介します。
歴史とモダンが融合したイギリスの首都
ロンドンはイギリス南部に位置する首都。面積は東京よりも小さいですが、言わずと知れた世界的大都市です。
ロンドンが世界中の留学生を惹きつける理由の一つが、街全体の歴史的な景観と、高層ビルが立ち並ぶ近代的な街並みがうまく溶け合っていることです。
ロンドンは2000年前、ローマ帝国によって造られた街『ロンディニウム』が起源と言われています。
商業、経済、金融、文化などにおいて世界に多大な影響を与える大都会でありながら、街には中世の面影が残り、美しい歴史的建造物でが溢れロンドンの景観はため息もの。
昔へタイムスリップしたような、ノスタルジックな気分にしてくれます。
気候
イギリスは暗くて寒い、というイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか。
たしかにロンドンの冬はどんよりとした曇り空の日が多く、最低気温は氷点下の日も多いです。しかし、雪はというとそれほど降らず、降っても年に数日。
ロンドンの住宅は、暖房設備が整っており、セントラルヒーティングが設置されているので、室内はぽかぽかで暖かいですよ。
そしてロンドンが一番華やぐ季節が春から夏。カラッとしていて過ごしやすく、気持ちのよい気候です。近年の異常気象で最高気温が35度を越す日もありますが、普段は気温が高くても25度〜30度くらい。
夏といっても肌寒く感じる日も多いので、常に薄手の羽織ものは必要です。
夏が終わると、ロンドン中の公園の木々の葉がオレンジや黄色に変わり、美しい季節の変化を見られます。
お金
イギリスの通貨はスターリング・ポンド(£)。ロンドン市内では現金よりもカード決済がかなり一般的です。
ICチップや磁気ストライプ内蔵のクレジットカードを決済端末にかざせば、暗証番号なしで素早く決済ができてしまいます。(カードの種類、決済額の上限による)
また、近年ではスマートフォンによるタッチ決済も増えています。
それによって、現金を持ち歩く場面が減ってはいますが、必要であれば町中にある手数料無料のATMで現金を引き出せます。
交通
ロンドンの公共交通機関の種類は、バス、地下鉄、鉄道(ナショナルレール、オーバーグラウンド、ドックランズ・ライト・レイルウェイ:DLR)。
まずは自動券売機にて、紙製の乗車チケットまたは交通ICカードを購入します。
ロンドンの交通ICカードはオイスターカードと言います。オイスターカードはチャージ式で必要な際に追加入金しながら乗車券として使用。かなり一般的で幅広く使用されています。
その他、タッチ式のクレジットカードやスマートフォンの決済アプリ利用でも乗車可能です。
料金は乗車期間やゾーンと呼ばれるエリアによって変わります。
地下鉄やバスは24時間運行で、深夜以降は徐々に本数が減少します。
最近では、道路に自転車専用のレーンも増え、より安全に自転車を利用できるようになりました。
市内には手軽に自転車を借りられる駐輪場が点在しているので、交通手段としてサイクリングを選ぶ人が増えています。
人口
現在ロンドンの人口は890万人以上、そのうち半分くらいがイギリス以外の背景を持つ人種です。
その証にロンドンで話される言語はなんと300語以上。移民が多く暮らすロンドンでは、西欧、欧米、ラテン、アフリカ、インド、アジア、と多様な人種に出会えます。
信仰する宗教も入り混じり、街の中には教会、シナゴーク、モスク、寺院もあります。
また、ロンドンは東京と同じように人口が一極集中している都市でもあります。ロンドンの人口はイギリス全土、スコットランドの人口とウェールズの人口の合計よりも高いそう。
エリアの特徴
ロンドンは9つのゾーンに分けられています。ゾーン1を中心にドーナッツ状に広がり、ほとんどはゾーン1〜6に収まっています。
中心部をセントラルロンドンと呼び、繁華街や主な観光施設、企業のオフィスなどがあります。
また、東西南北でロンドン市民がエリアの特徴を表すこともあります。
東(イーストロンドン)
トレンディーなエリア(ショーディッチやハックニーなど)が多く、常に流行発信の場として熱い視線を注がれています。
以前は荒々しい印象のあったイーストロンドン。
ロンドンオリンピックのスタジアム建設に伴い、かなり整備されて洗練されたトレンディーな人気エリアに変貌しました。
西(ウェストロンドン)
ロンドンで一番安全で住みやすいイメージが定着している西ロンドン。日本人が多く住むのも特徴で、日系企業や日系スーパーなどがあり、いざと言うときにとっても便利。
また、ロンドンでも指折りの高級住宅エリア(チェルシー・ケンジントンなど)があります。
緑も多く、比較的安心して生活できます。
南(サウスロンドン)
サウスロンドンは多彩な表情を持つエリアです。
家族が暮らしやすい住宅エリア(キングストンやウィンブルドン)。
アフリカ、カリビアン系のコミュニティーのあるエリア(ブリックストン)。
そのほか、ロンドンシティ空港付近の開発中のエリアや、今大注目のアーティスティックなペッカムエリアがあります。
北(ノースロンドン)
緑が多く、落ち着きのある雰囲気の北ロンドン。住みやすくおすすめのエリアです。
有名人も多く住む高級エリアのハムステッド、パンク音楽で有名なカムデンタウンなど見どころも多いです。
西ロンドンと同様、日系コミュニティーがあり、様々な日本のサービスが受けられます。
ロンドン留学はメリット多め!楽しすぎるロンドン学生生活
こちらでは、筆者が実際に生活していて感じる「ぜひ知って欲しいロンドン留学のメリット」をお伝えします!
世界中の学生が集まるロンドン。様々な人種と触れ合い価値観が広がる
ロンドンはまさに、学業に加え人生勉強にピッタリな場所です。
英語圏であること、そして外国からのアクセスの良さという強みもあり、世界中の学生と出会えるチャンスです。
様々なバックグラウンドを持つ学生たちとの出会いからは、日本では知り得ることのない新しい価値観を得られることでしょう。
大都市なのに緑が多い!都会のオアシスで喧騒から逃れよう
ロンドンが都会なのに住みやすい理由は、美しい王立公園が市内にたくさんあることです。
セントラルロンドンで毎日仕事をしているサラリーマンも、お昼休憩になると公園でランチブレーク。
観光途中、都会の賑わいに疲れたら、公園のベンチでひと休みする観光客。
学校帰りに友人たちとピクニックを楽しむ学生たち。
また、公園で見られる本場のイングリッシュガーデンは、一日中過ごしていても飽きないほど。
有名ミュージアムも無料!安く楽しめる場所が満載!
遊びたいけど、節約もしたい!
ロンドン生活はそんな学生の願いを叶えてくれます。なんと、世界的に有名な博物館や美術館の多くの入場料が無料なのです。
会員手続きを済ませれば、館内の図書館も利用でき、本の他にも珍しい貴重な資料を目にすることも可能です。
週末はストリートマーケットが街中で開催。多国籍なフードストールで食べ歩きをしたり、フリーマーケットで掘り出し物を探したりと楽しみが溢れます。
歴史ある酒場、パブ巡りで歴史に触れながら、格安のビール飲み比べもおすすめです。
意外とコンパクトなロンドン。市内移動も楽々
ロンドンはたくさんの交通手段を利用できるので、移動時間を節約できるのもグッドポイント。
まずは乗り換え地点をマスターしてスムーズに移動できれば、西から東、北から南への大移動もへっちゃらです。
運行時間は、日本のように正確でないことも多いですが、それでも数分に一本は運行しています。
一駅、二駅くらいなら歩いてみるのもおすすめです。
時間を忘れて街歩きを楽しみながら移動をしていると、いつの間にか目的地へ到着していた、なんてこともよくあります。
レンタル自転車の活用も忘れずに!
行かなきゃ損!休暇を使って行くヨーロッパ旅行は安くて早い!
ロンドンの空の交通網は世界屈指。ロンドンから近隣諸国の主要都市までのアクセスは抜群です。
特にLCCを利用すれば、往復一万円以下でヨーロッパ旅行も夢ではありません。
また、ユーロスター鉄道ならパリまで2時間ちょっと。日帰り旅行もできてしまいます。
さらに、長距離バスを使えばパリやブリュッセル、アムステルダムなどへの格安旅行も実現します。
ロンドンっ子は日本好き
近年の日本食ブームやアニメブームを筆頭に、ロンドンの日本人気は凄まじいものです。
ロンドンっ子と会話をする中で、「日本って本当は素晴らしい国なんだ」と再確認できるはずです。
中には、日本についての知識がすごく豊富な外国人も多く、質問に答えられず歯痒い思いをすることもあります。
謙遜しがちな日本人ですが、胸を張って日本文化をアピールできるよう、知識をつけておくといいでしょう。
経験者が語るロンドン留学のデメリットと対策
メリット豊富でいいとこづくしのロンドンですが、ここでは留学を始める前に注意していただきたい点を挙げております。
ロンドンは物価が高い
ロンドン=お金がかかる、そんなイメージを抱く人も多いですよね。
現状をカテゴリーに分けてお伝えします。
1.家賃
賃貸物件に住む場合、家賃は物件のタイプ、住むエリアにもより変わります。
例えば一人部屋でキッチン・トイレ・バスルームが共用の場合、月に500ポンド〜1000ポンド。こちらには光熱費が含まれていることが多く、入居前に約1ヶ月分の敷金を支払います。
敷金は、物件を含め大家の所有物などを破損させてしまうような場合を除き、退去時に返金されます。
立地も設備もこだわってしまうと、当然ながら高くつくのは避けられません。多少妥協できる要素があれば、思ったよりも安く家賃を抑えられることも可能です。
あらかじめ、物件を決める上での優先順位を挙げておくのもおすすめです。
2.交通費
年々上昇する、ロンドンの交通費。例えば、ゾーン1から3までの大人定期券月額は、162.90ポンドです。
2020年2月現在の為替レート(1ポンド144円)で計算すると、23,457円にもなりますが、学生なら嬉しい割引が受けられます。
割引率はなんと30%!
通学期間内に適用され、18歳以上のグレーターロンドン内に住むフルタイム学生(週に15時間以上のコースを受講)が対象です。
またぐゾーンが少なく、かつゾーン1を含んでいないと安くなるので、通学する際のポイントとして覚えておいてくださいね。
3.食費
ロンドンで外食しようと思うと、正直決して安いとは言えません。
カフェでサンドイッチやコーヒーを買っただけでも最低700円くらい。レストランでそれなりのものを食べようと思うと、一人4000円〜10,000円は普通です。
節約しようと思ったら、やはり自炊はマスト。ロンドンのスーパーはクオリティーが高く、野菜などの生鮮食品も安く手に入り、世界各国の珍しい食材も手に入りますよ。
クイーンズ・イングリッシュばかりではない
せっかくイギリスにいるのなら、クイーンズ・イングリッシュにより多く触れたいと思いますよね。
その点については冒頭でお伝えした通り、ロンドンには多くの外国人が住みます。駅構内のアナウンスが、外国人訛りのアクセントでよく聞き取れない、そんなこともよくあります。
今では、手軽にオンラインでマンツーマンの英会話授業が受けられたり、アプリで友達を探すことも可能になりました。
積極的に自分から行動を起こし、ネイティブスピーカーと交流する方が、格段に英語力アップとなるでしょう。
日本人は狙われやすい?
ロンドンは比較的安全に生活できますが、時と場合によっては気を引き締めることも大切です。
イギリスに限らず、日本人は礼儀正しくおとなしいイメージを持たれていますね。それ故か、ロンドン市内でスリや盗難の被害に遭った日本人が多いことも事実です。
犯罪から身を守るには、堂々とした態度を心がけ、常に所持品に気を配り、開放的にならないこと。
また、夜間は注意が必要なエリアもあるため、人気のないところはなるべく一人で歩かないのがおすすめです。
ロンドンは硬水。影響や肌荒れ対策をチェック
水の種類はというと、日本は軟水に対して、ロンドンは硬水。
私は、渡英前にそのことを知らなかったため、硬水の影響に驚いたのを覚えています。肌ざわりもなんだか違うし、髪の毛もゴワゴワ・・・。
それでも硬水の特徴をおさえておけば、解決策はいくらでもあります。ロンドンに着いてから慌てないよう、硬水対策法をチェックしてみてください。
曇りや雨の日が多い。
ロンドンで悪天候が続いてしまうと、なんだか気分もどんよりして元気が出ない。天気予報を見ても雨マークばかり・・・。
そんな日でもロンドンっ子はあまり傘をさしません。もはや雨慣れしているのかもしれませんが、確かに慣れてくると、少しの雨なら平気になります。
大都市ならではの高人口密度。
ロンドンには世界有数の観光名所があります。繁華街やショッピングストリートなど、人の多く集まる場所もたくさんあります。
その結果、すれ違う人とぶつかりそうになるくらい、歩くのが大変なことも。公共交通機関もすごく混み合い、ラッシュアワーには何本もバスや地下鉄に乗れないことも日常茶飯事。
時には人通りの少ない路地裏を利用する方が、時間の節約になります。
そして、電車やバスが混んでいて乗れない時は、混む時間を避け、ルートを変えてみることでストレスを軽減できます。
交通機関は気まぐれ。
交通機関は日本ほど正確ではないもののコンスタントに運行していおり、市内移動には欠かせません。
とは言え、電光掲示板の到着時刻が急に変わってしまったり、行き先が変更になることもあります。また、終点に着くまでに止まってしまって、降ろされてしまうことも。
うまく付き合う方法は、移動時間を多めに見積もることです。急なトラブルがあっても慌てる心配無用。順調に行って早く学校に着けば、予習や復習をする時間にもあてられて一石二鳥です。
ロンドンでできる留学の種類と学校
ロンドンには教育水準の高い素晴らしい学校がたくさんあります。留学と一言で言っても、様々な種類があるので、ぜひ学校選びの参考にしてみてください。
語学学校
英語学習にフォーカスするなら、語学学校。ロンドン市内にはブリティッシュ・カウンシル(英国政府の公的機関)認定の質の高い語学学校がたくさんあります。
レベルも初心者から上級と幅広い上、専門英語のコースなど自分に合った学校を選べます。
語学学校学費例 | トップアップラーニングロンドン |
(週に20レッスンの場合) | 下記通学期間継続した場合の一週間の授業料 |
4週間 | 261ポンド(約38,000円)×4週間 |
36週間 | 222ポンド(約32,000円)×36週間 |
44週間 | 182ポンド(約26,000円)×44週間 |
専門学校&カレッジ
英語力を身につけた上で、イギリスの専門的な分野を学びたい方には専門学校がおすすめです。
高校を卒業していれば入学できます。留学生の場合は、英語力を示すIELTSなどの英語試験のスコアが必要です。
アロマセラピーやガーデニング、ファッションなどロンドン留学ならではの分野のほか、ビジネスやホスピタリティなどが代表例ですね。日本の俳優やアーティスト、ダンサーなどもロンドンで留学を経験しています。
数週間からの短期コースがあるのも魅力的です。
学費例 | イングリッシュガーデニングスクール エッセンシャル・ガーデンデザイン ディプロマコース |
1年 | 6,495ポンド(約940,000円) |
中学/高校留学
全寮制のボーディングスクールで学ぶことが多い中学/高校留学。ハリー・ポッターのような寮生活をイメージしている方も多いでしょう。
紳士・淑女を育てる学校や、文武両道を徹底する学校、多人種を育成する学校など多彩なポリシーを持った中学・高校があります。
サマースクールを利用してイギリスの学校生活を体験できるのもポイントです。
学費例 | |
サマースクール学費相場 | 1週間 10万円〜30万円 |
全寮制高校 キングス・カレッジ・トーントン (寮費・食費・授業料含む) 参考:Kings College Taunton International Fees | £11,390(約160万円)/1ターム |
大学留学
世界大学ランキング上位の常連であるロンドン・スクール・オブ・エコノミクス、インペリアル・カレッジ・ロンドン、ロンドン大学ユニバーシティーカレッジなどをはじめ、名門大学が多数集まっているロンドン。
世界中からロンドンの大学で学びたい留学生が集まり、日本からも政治家や財界著名人、ベンチャー起業家などが多数ロンドンで学びました。
一方で「研究や学問よりも職業に直結するスキルを学びたい」という留学生には、卒業後即戦力になれるような専攻をそろえた大学もあります。
学費例 | |
キングス・カレッジ・ロンドン(1年間) 参考:King’s College London | 約250万~500万円 (学部により異なる) |
ウェストミンスター大学(1年間) 参考:International | University of Westminster, London | 約185万円 |
大学院留学
日本の大学院が2年であるのに対して、イギリスの大学院は1年。
マスターコースと呼ばれ、イギリスの修士号は世界の中でも高評価な学位です。日本だけでなく、グローバルな就職にとても有利と言えます。
キングストンユニバーシティロンドン学費例:MBA フルタイム 24,000ポンド(約250万円)
参考:Kingston University London
ワーキングホリデー(YMS)
イギリスのワーキングホリデーは最長2年。イギリスで生活しながら働いたり、旅行をしたり、自由な海外生活を楽しめます。
勉強も就労も経験してみたい人はチェックしておきたいスタイルです。大人気のイギリス・ワーキングホリデーは常に高い競争率の抽選制です。
現地でやってみたいことをかんたん入力!
ロンドン留学をする人に伝えたい4つのアドバイス
ロンドンに留学し、現在もロンドンに在住する私の経験から、これから留学する人にぜひ知っておいてほしいアドバイスをさせていただきます。
各種リサーチと情報収集
日本で勉強するのとは違い、外国で勉強・生活するとなると、綿密なリサーチは欠かせません。
情報収集は早めに始めましょう。
1.ブログやSNSで生の生活情報を得る
インターネットには、ロンドン留学生の生の生活情報が満載です。特に実際に経験した人のブログ、リアルタイムで発信されるSNS投稿はとても役立ちます。
参考になるユーザーをたくさん見つけ、フォローしておくことで最新の情報が入ってきます。
2.現地では日系サービスも活用
「外国では、日本語シャットアウト!」そんな強い意志で学業に向き合う留学生も多いはず。
しかし、不測の事態や万が一のトラブルが起きた時、頼れるのは日本人です。特にロンドン生活に慣れる前は、知り合いも少なく、困った時に誰に頼れば良いかわからないでしょう。
日系スーパーや飲食店などでは、日本人のためのロンドン生活情報誌が手に入ります。お店のスタッフに話しかけてみるのも良いでしょう。
日本人専用の掲示板サイトもあります。何かあった時の心のよりどころがある方が、安心して充実した留学生活を送れるはずです。
3.常に起こる変化に対応。行政ホームページをチェック。
留学前は特に、イギリスの官庁サイトを常にチェックすることをおすすめします。
特に査証など入国審査に関わるルールが変更になることも多く、事前に把握する必要があります。現地に到着してからは、日本大使館での在留届も忘れずに。
イギリスに住む日本人に向けての安全情報や注意事項など、最新の情報をメールで受け取れます。
健康管理
留学前に心も体も準備万端に。どんなに勉強ができても、健康でなかったら意味がありませんよね。
一般的な健康診断はしっかりと済ませ、不調があれば出発前までに治療しておいた方が良いでしょう。
海外旅行保険に加入しておくと、いざという時にすぐに病院で診てもらえます。慣れない生活による体の不調は起こり得ることです。ロンドンには日系の病院もあり、保険を利用して診てもらえるため安心です。
日本で準備すべき物をリストアップ
ロンドンでは、生活に必要な物はなんでも手に入りますが、それでも日本で使い慣れた物が重宝することも。私は、自分の肌に合う化粧品を見つけるまですごく時間がかかりました。
普段から服用している常備薬も大切です。イギリスでは、同じ用途の薬でも成分が違っていたりするため、注意が必要です。
学業により専念するためにも、余計な心配は少しでも軽減したいですよね。身の回りの物をまずリストアップし、特にこだわって使用しているものは日本で用意した方が安心です。
(海外へ持ち込み・持ち出しが禁止されている物もありますので事前に確認しておきましょう。)
できるだけ身軽に出発!
日本からの持ち物は、必要最小限がおすすめです。
なんといってもロンドンは買い物天国!ロンドン留学期間中、きっと買いたいものや欲しいものも出てくると思います。せっかくの機会なので、記念にとっておきの物を手に入れたいですよね。
特に服。ロンドンのファッションは最先端。
欲しい物を見つけたのに、すでに日本から持って来た物で溢れていると物がどんどん増えていきます。本帰国の引っ越しの時に物が多すぎて手間がかかります。
ロンドン留学なら充実の学生生活が待っている!
ロンドンは、日本では味わえないような体験が実現できる、エキサイティングで活気に満ちた素晴らしい街です。
イギリスらしく、そしてグローバルで伝統と進化を重んじるロンドン。
多様性に満ち、街全体がまるで地球儀のよう。ロンドンなら、世界各国の人たちと友達になれます。
マルチカルチャーと高い教育システムの中で、充実したロンドン留学生活を送ってみませんか?