人にやさしい街、オーストラリア・パース ~aya ogawa(ライター)

年末年始の長期休みを利用し、ジャカルタから4時間半のパースへ行ってきました。日本からの直行便はなく、また華やかな西海岸に隠れて日本人観光客の注目はあまり浴びていないパース。ガイドブックでもほんの数ページしか紹介されていません。しかし、豊かな緑にきれいな空気、少し市内から離れれば満天の星空も眺められるとても素敵なこの街をご紹介します。
 

赤ちゃんからお年寄りまで、とにかく人にやさしい街

1才の娘がいる我が家は、旅行でも常にベビーカーが欠かせません。大抵、ベビーカー付きの街歩きは小さな段差やエレベーター探しにとても苦労します。
 
しかし、パースは一度もベビーカーの移動で不便を感じさせません 。バスはバス停に泊まると同時にスロープが自動で出てきます。電車では、段差どころか車両とホームの隙間さえありません。横断歩道を渡る際も一切の段差がなく、杖を突いて散歩をするおじいさんや車いすで移動する方を頻繁に見かけます。街中だけでなくバーやレストランにも常にスロープが備え付けてあり、ベビーチェアも置いてあるお店が多く、子連れでも存分に楽しめる雰囲気にあふれています。
 
また、市内のバス料金はすべて無料です(時間帯・区域によって有料)。市内の主要な場所はほとんど無料で行けますし、色分けされた路線図は外国人にもとても見やすく迷うこともありません。
 
オーストラリア・パース
 

短期滞在の節約派はコンドミニアム滞在がお勧め!

外食するならメニューを見てびっくりしませんように!ほとんどのメニューが一皿2000円程度。そして来たお料理を見てもう一度びっくり!ボリュームが違います。外食の際には数人で一皿をシェアするのがちょうど良いかもしれません。
 
出来るだけ節約したい!という方には短期滞在でも簡易キッチンが付いたコンドミニアム型ホテルに滞在することをお勧めします。スーパーには南国ならではのフルーツが並んでいますし、多種多様なチーズやパンは日本より安いほどです。オーストラリアならではの食材を用意して、ホテルで自作のワンプレート朝食を作って1日をスタートするのも良いでしょう。
 
オーストラリア・パース
 

小さな街パース、郊外には違う魅力がたくさん

パースはとても小さな街です。一歩市内から出ると、オーストラリア特有の広大な大地とそれぞれの魅力を持った小さな町がたくさんあります。車やフェリーで手軽にアクセスできるスワンバレーには有名なワイナリー、郊外に2時間ほど車を走らせれば周辺には牧場の仕事を手伝いながらステイできるファームステイ施設がたくさんあります。市内の雰囲気に飽きたら、長距離電車やバスで田舎町へ足をのばすのも良いでしょう。
 
オーストラリア・パース
 
ファームでは牛や羊だけでなくアルパカやダチョウもいました。ファームステイでは動物たちの手伝いだけでなくファームのオーナー夫婦との交流も魅力の一つです。ご自身の英語力を試すいい機会にもなります。
 
パースは町全体がとてもきれいで人もとても優しい街です。「オーストラリア留学を考えているけれど、大きな街はどうも苦手」、そんな人にはもってこいかもしれません。大都会で感じるようなストレスとは無縁です。かといって不便ではないのです。「世界一美しい街」という異名を持つというのは行った後で知りましたが、大げさではなく本当に美しい街、それがパースです。
 
文:aya ogawa(ライター)
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