セントラル・オクラホマ大学(アメリカ)の特徴を留学生が伝えます!

セントラルオクラホマ大学(The University of Central Oklahoma: UCO)は、オクラホマ州エドモンドにある公立大学です。

学部生は約16,000名と人数は多いものの、授業は少人数で行われ、徒歩で簡単に移動ができるコンパクトなキャンパスが魅力です。

人気の学部は一般教養、心理学、法科学です。 

この記事ではセントラルオクラホマ大学についての基本情報や、学部、学費、キャンパスライフなどについてまとめました。

オクラホマ州ってどんなところ?と思っている方も、オクラホマ州への留学に興味がある方も、ぜひ参考にしてください。

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セントラル・オクラホマ大学の特徴

アットホームな少人数授業大学

セントラルオクラホマ大学の特徴の一つは、少人数授業です。学部生の数は約16,000人と数は多いものの、1クラスの定員は20〜30名ほどです。

1つの授業に何百人もの学生がいるということはほとんどなく、どの授業でも教授と学生の距離が近いといえます。

筆者は授業が少人数で行われるため、先生に名前と顔を覚えてもらいやすく、授業中や授業後に発言や質問をしやすいというメリットを感じています。

学部1・2年次に履修する一般教養の科目であっても、少人数で落ち着いた環境で勉強したいという方には、おすすめの環境です。

活気あるキャンパス!クラブ活動も充実

セントラルオクラホマ大学は、決して広いキャンパスではないものの学期中は様々なイベントが開催され、活気にあふれています。

キャンパス内では、留学生向けのランチミーティングやテレビゲームのイベント、バレーボールトーナメントなど毎日10個以上の多種多様なイベントが開催されています。

また、イベントによってはキャンパスへ足を運ばなくてもオンラインで自宅から参加することも可能です。

▼ 日本の食文化について、おにぎりを作りながら紹介するイベント

セントラルオクラホマ大学

クラブ活動も盛んで、200を超える学生団体が活動しています。

筆者は日本人学生団体(Japanese Student Association)と子どもを持つ学生向けの団体の2つに所属しています。

様々な団体があることで、興味のあるコミュニティを見つけやすく、またバックグラウンドの異なる学生と交流することができると感じています。

スポーツはフットボールをはじめ、サッカー、バレーボール、バスケットボール、ゴルフ、クロスカントリー、テニス、ソフトボール、ボート、陸上、野球のチームがあります。

キャンパス内にスタジアムもあり、試合を見に行くこともできます。

▼授業棟から歩いてすぐ!キャンパス内のスタジアム

セントラルオクラホマ大学

▼キャンパス内のテニスコート

多様性あふれる学生とサポート体制

多様性を支える「多様性・包括性推進オフィス」

大学内には留学生向けのOffice of Global Affairsや、様々なバックグラウンドをもつ学生を支援する「多様性・包括性推進オフィス(Office of Diversity and Inclusion)」が存在します。

社会的・人種的・性的マイノリティの学生や、その他多様な文化的背景を持つ学生が過ごしやすいキャンパスになるよう日々活動をしています。

2021年11月現在、下記のような学生団体が活動しています。

  • 黒人学生団体(Black Student Association)
  • アジア系アメリカ人学生団体(Asian American Student Association)
  • ヒスパニック系アメリカ人学生団体(Hispanic American Student Association)
  • ネイティブアメリカン学生団体(Native American Student Association)
  • 性的マイノリティの学生コミュニティ(Student Alliance for Equity)
  • 全米女子大学生協会のセントラルオクラホマ大学支部(AAUW At Central)

育児をする学生をサポートするシステム

子どもを持つ学生向けのサポートも存在します。

大学内の「社会貢献団体(Community engagement)」では、子どもを持つ学生向けに育児用品を無料で配布するサービスが提供されています。

筆者も1歳の子どもを育てながら大学へ通っています。週に一度、紙おむつやお尻拭き、粉ミルク、ベビーフードといった育児用品の支給サービスを利用しています。

その他にも子どもと一緒に参加できるイベントの開催や、動物園の入場券を無料配布など、子どもを持つ親にはとても助かるサービスが利用できます。

食品・日用品の配布サービス

大学内では、全ての学生向けにフードパントリーと呼ばれる食品・日用品の配布サービスが提供されています。

缶詰やシリアル、パン、お菓子等の食品から、歯ブラシや生理用品といった日用品まで幅広く無料で支給を受けることができます。

これらのサービスは世帯年収に関わらずセントラルオクラホマ大学の学生であれば誰でも利用することができます。

▼さまざまな食品・日用品が無料で提供されるフードパントリー内部

セントラルオクラホマ大学

学業に集中できる魅力的な環境

セントラルオクラホマ大学があるオクラホマ州エドモンドは人口9万人ほどの中規模な都市です。

キャンパスの近くにあるダウンタウンもそこまでにぎやかではなく、静かで学業に集中できる環境が魅力です。

アーケイディア湖や、ヘフナー湖、ミッチパークといった公園や湖にも囲まれており、休日になるとサイクリングやトレッキング、釣り、ピクニック等を楽しむ人々で溢れています。

都会の空気を楽しみたくなったら、オクラホマ州の州都であるオクラホマシティまでは車で20分ほどで行くことができます。

オクラホマシティには賑やかなダウンタウンやショッピングモールがあり、買い物やおしゃれなカフェ、様々なレストランでの食事を楽しむことができます。

オクラホマシティのダウンタウンにはNBAチームの1つであるオクラホマシティサンダーのスタジアムがあり、試合を楽しむこともできます。

セントラル・オクラホマ大学の学部

専攻の数は100以上!

セントラルオクラホマ大学には121の専攻があります。学生は下記の5つのカレッジに分けられ、その中で主専攻や副専攻を選択します。(2021年11月現在)

  • ビジネスカレッジ (College of Business)
  • 教育・専門教育カレッジ (College of Education and Professional Studies)
  • ファインアート・デザインカレッジ (College of Fine Arts and Design)
  • 教養学カレッジ (College of Liberal Arts)
  • 数学・科学カレッジ (College of Mathematics and Science)

アメリカ国内でも有数の法科学が学べるコースも

セントラルオクラホマ大学で特徴的なコースは、法科学学科(Forensic Science)です。

法科学学科は、将来法医学や司法の分野に進みたい学生のためのコースです。学科では、犯罪現場の分析、犯罪現場の再建、血痕パターンの分析、犯罪現場の写真撮影、法医学鑑識といった授業があります。

法科学には下記の4つの専攻があります。(2021年11月現在)

  • 法科学 – 一般 Forensic Science, (B.S.)
  • 法科学 – 化学 Forensic Science – Chemistry, (B.S.)
  • 法科学 – デジタル法科学 Forensic Science – Digital Forensics, (B.S.)
  • 法科学 – 分子生物学 Forensic Science – Molecular Biology, (B.S.)

セントラルオクラホマ大学の法科学コースは、「Best Accredited Colleges」という大学紹介サイトで法科学全米トップに選ばれました。(参考:大学ウェブサイト

リーズナブルな学費と生活費

公立校(Public university)ということもあり、セントラルオクラホマ大学は学費が比較的リーズナブルです。2019年には「全米で最もリーズナブルな100校」の75位にランクインしています。

留学生や、州外の学生の場合、年間の学費は約160万円($16,000)です。

また、セントラルオクラホマ大学があるエドモンドは、物価や光熱費が全米平均よりも低いため生活費を比較的安く抑えることができます。

筆者はエドモンドで住宅を購入しましたが、敷地面積の広さや治安や学校区の良さを考慮しても大都市と比較して安く購入することができました。

学費や生活費を抑えて留学したいと考えているのであれば、セントラルオクラホマ大学を留学先の候補に入れてみてはいかがでしょうか。

セントラル・オクラホマ大学への留学を実現しよう

セントラルオクラホマ大学は、自然に囲まれた静かな環境で学業に集中できる大学です。少人数教育が魅力で、語学力に不安がある留学生でも教授や仲間との距離が近いことが安心感につながります。

国籍や性別に関わらず、すべての学生を公平にサポートする多様な環境が整っています。留学費用を安く抑えられるのもポイントです。

筆者は社会人を経てアメリカの大学へ進学することや、1歳児を育てながらの復学に不安がありました。しかしセントラルオクラホマ大学は、私のような学生を温かく迎え入れてくれ、育児と学業の両立をサポートしてくれる自分にぴったりの大学だと感じています。

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