ワシントン大学ってどんなところ?レベルや偏差値は?留学情報やシアトルの魅力も紹介

ワシントン大学といえば、皆さんはどの大学を思い浮かべますか?実はアメリカには、ワシントンの名がつく大学がいくつもあるのです。セントルイス・ワシントン大学、ジョージ・ワシントン大学、ワシントン州立大学…などなどその数10校近く。

ここでは、全米の中でも名門と名高いワシントン州シアトルに本校を置き、ワシントン大学として日本ではもっともポピュラーな「ワシントン大学(正式名称:University of Washington)」についてご紹介していきます。

ワシントン大学(University of Washington)の特徴や日本の大学と比べた時の難易度、留学についてや、シアトルの魅力まで、ワシントン大学に興味がある方の参考になるような記事になっています。

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ワシントン大学について

ワシントン大学の基礎情報
Copyright:University of Washington: Classroom Building(Joe Wolf)

アメリカ合衆国にあるワシントン大学(University of Washington)は1861年に設立された、世界でも有数の州立大学です。シアトルに本拠地があり、州立大学のトップで構成された「パブリックアイビー(Public Ivy)」のひとつに数えられる名門校です。

ワシントン大学の基本情報

生徒数54,000人
キャンパスシアトル・ボセル・タコマ
住所Seattle, WA 98195 アメリカ合衆国
URLhttps://www.washington.edu/
ノーベル賞受賞者数7人

ワシントン大学の特徴

ワシントン大学は、アメリカの西海岸でもっとも古い大学のひとつで、ワシントン州が成立する以前に設立された歴史ある大学です。学業でトップクラスを誇るワシントン大学ですが、スポーツにおいても強豪校とされています。

ワシントン大学は様々な学科から構成された総合大学で、同ワシントン州では最大規模の学校です。その広さは総面積約560万坪におよび、数百もの伝統的な建物が並び、キャンパス内が観光地化しているほどです。

また、シアトルは有名企業や世界的な大企業の本社が数多く集まる産業都市でもあります。そのため、学生は有名企業へのインターンシップ(企業研修)のチャンスがもらえたり、特別講義をしてもらえるケースがあったりなど、企業の方とふれあう機会が多いというメリットがあります。

就職活動が有利に働くようなつながりを持てることもあり、そういった立地的な恩恵もワシントン大学に通う魅力のひとつです。

ワシントン大学の難易度(レベル)は?

ワシントン大学の難易度
Copyright:Entrance of Suzzallo Library(Joe Mabel)

「ワシントン大学が有名な学校なのはわかるけど、日本でいうとどのくらいのレベルなの?」と、わかりやすく知りたい方は多いと思います。しかし、簡単に比較するのは難しい現状があります。

アメリカに「偏差値」はない

現在の日本は、偏差値が大きな価値基準となっていますが、アメリカに偏差値制度はありません。代わりにいくつもの評価基準があり、総合的に大学のレベルが判断されます。判断基準としては、例えば以下の項目が挙げられます。

  • ノーベル賞受賞者がどのくらいいるか
  • 学校の設備がどのくらい整っているか
  • 教育制度や研究制度が充実しているか
  • 地域へどれくらい貢献しているか
  • 自然環境かどれくらい良いか

どれも日本の価値基準とは大きく違いますね。特にノーベル受賞者を何人輩出しているかというのは、評価に大きく関わるポイントです。

日本のレベルで例えるとどのくらい?

アメリカと日本の大学では基準となる評価制度が異なるため、単純に両者を比べることは難しいとされています。

あくまでひとつの参考として、イギリスの大学評価機関クアクアレッリ・シモンズ(Quacquarelli Symonds)が毎年発表する「世界大学ランキング(QS World University Rankings)」を見ていきましょう。

現時点で最新版である2021年版世界大学ランキングによれば、ワシントン大学は世界72位にランクインしています。ちなみに東京大学は世界10位。ワシントン大学の順位に近い日本の大学ですと、同率72位に大阪大学、79位に東北大学があります。現時点(2021年)の大阪大学の偏差値は65前後、東北大学の偏差値は60前後となっており、ワシントン大学のレベルを測る際のひとつの目安にはなります。

このランキングは学会やビジネス界の評判・留学者数といったあらゆる要素から総合的に判断されています。やはり学力評価基準自体が日本と異なるうえ、純粋に「日本でいえばこのくらい」というふうに順位付けするのは難しいところです。

アメリカでもトップクラスの難関校

アメリカの大学受験における学力は、おおむねGPAとSAT、ACTという3つの評価基準によって判断されます。GPAとは、高校の時の各科目の成績平均値のことで、アメリカの大学がもっとも重要視する値だといわれています。日本の成績が5段階評価なのに対し、アメリカは4.0が最高値です。ワシントン大学の合格者のGPA平均値は3.8なので、成績優秀者が多く入学する大学といえるでしょう。

SATとACTはどちらも、すべての大学入学希望者を対象に行われる全米共通試験の名称です。SATは主に英語と数学、ACTは読解力・筆記・数学の科目があり、ほとんどの大学がどちらかの試験結果の提出を必須としています。

しかし2020年6月、ワシントン大学はSATやACTのテスト結果による審査を廃止することを発表しました。大学側は、この動きはアメリカの大学で徐々に拡大しているものであるとしたうえで、もともと重視していた受験生のエッセイの内容や課外活動、GPAなどが主な判断基準となると述べています(ただし、海外からの留学者は英語のスキルチェックのためにTOEFL(r)等のテスト結果の送信が必要になります)。

ワシントン大学への留学について

ワシントン大学への留学
Copyright:Mary Gates Hall, University of Washington(Nam-ho Park)

ワシントン大学は、100ヶ国におよぶ国々から7000人以上の学生が留学する、世界的にもグローバルな大学です。大学が設ける留学制度も充実しており、短期の文化体験から1年間のグローバル研究など、実に15種類以上の幅広いプログラムが用意されています。

ここでは、日本からワシントン大学へ留学する場合のプログラムや費用などについてご紹介します。

英語留学/短期留学プログラムと費用について

ワシントン大学には夏休みや春休み、1年以内のプログラムを探している人が参加しやすいプログラムがあります。大学卒業資格を必要とせずに世界的な大学併設の英語コースを受けたい人や、グローバルビジネスを効率よく学び修了実績を履歴書に書きたい人に向いています

例)短期プログラム(STEP)

プログラム名概要費用期間
Language & Culture Short Term English Program (STEP)/語学&文化コース英語を学びながら、アメリカの文化を体験する(初級~上級者向け)2週間:2,270ドル(うち授業料1,350ドル)3週間:3,000ドル(うち授業料1,650ドル)2~3週間
Business STEP/ビジネスコースビジネス英語を学びながら、ビジネス環境や企業について学ぶ(中級~上級者向け)3,000ドル(うち授業料1,650ドル)3週間

例)長期プログラム

プログラム名概要費用期間
Global Connections/グローバルコネクション授業へ参加し英語を学びながら、専攻学科の学部単位を取得する(中級~上級者向け)1学期(3ヶ月)ごとに13,909ドル(うち授業料7,995ドル)3~12ヶ月
Global Business Certificate/グローバルビジネス修了証明書コース高度なビジネス英語や最先端グローバルビジネスを実践的に学ぶ満期修了後はOPT申請ができ、アメリカで最大1年間就業可能(上級者向け)1学期(3ヶ月)ごとに11,314ドル(うち授業料5,310ドル)9ヶ月

コミカレからワシントン大学への編入も多い

ワシントン州は2年制の公立大学であるコミュニティ・カレッジと州立大学の連携がとてもスムーズな州のひとつ。そのため、州内のコミカレからワシントン大学へ編入する学生も数多くいます。

最初から4年制の難関私大を目指すよりハードルが低くなるメリットもあるためワシントン大学への編入を目指すなら、大学と同じワシントン州にあるコミカレに通うことを強くおすすめします。ワシントン大学は同州の多くのコミカレと提携しており、コミカレで取得した単位がそのまま引き継がれるなど、ワシントン大学に入学しやすい仕組みが作られています。

ワシントン大学で注目したい修士課程のMBA

ワシントン大学はMBA(経営学修士)も有名で、特にその就職率の高さが注目されています。2019年の実績では、卒業後3ヶ月以内に99%が就職を決めているほど。

マイクロソフトやスターバックス、アマゾンなど大企業の本社がいくつも集まるシアトルという立地上、就職活動がしやすいという側面があり、就活生の大きなメリットになっています。

ワシントン大学の魅力

ワシントン大学の魅力
Copyright:LSU – Washington at Husky Stadium(Dave Sizer)

ワシントン大学には学業や教育制度以外の魅力もたくさんあります。ここからは、様々な角度から見たワシントン大学の良いところを紹介します!

校内に有名観光スポットがたくさんある

ワシントン大学はその敷地の広大さでも有名です。キャンパスがあまりにも広いため、学生は授業と授業の間の教室移動が運動になるほどだとか。校内は自然いっぱいの景観や数百もの歴史的な建物が並ぶなど、観光地としてもよく知られています。

例えば、全米でもっとも美しい図書館と評されるスザロ図書館は、ハリー・ポッターのホグワーツ学校を彷彿とさせる荘厳で重厚な佇まいが人気です。ほかにもシンボリックなドムラヘラー噴水や、中庭にはアメリカ有数の桜の名所といわれるソメイヨシノ並木など、美しい観光スポットがいくつも存在しています。

学業だけでなくスポーツも強い

勉学や研究だけでなく、スポーツも盛んなのがワシントン大学の特徴です。特にアメリカンフットボールは、全米ランキングでは上位に顔を出す常連校でもあります。中にはプロ選手になる生徒もいるなど、高い実力を誇っています。

ワシントン大学スポーツチームの本拠地であるハスキースタジアムは、なんと72,500人も収容可能な大型スタジアムで、シーズン中は常に満席になるほどの熱狂ぶりだそうです。

美しい町シアトルは便利で娯楽がたくさん!

ワシントン大学のシアトル校からは2駅でダウンタウンに出ることができるので、レジャーやショッピングなどにとても便利です。ワシントン大学生は交通費が無料になるなど、嬉しい特典も。

大企業の本社が集まるハイテク産業都市である一方、水と緑に囲まれた豊かな自然が特徴的で、その美しさから「エメラルド・シティ」とも呼ばれています。そのほかシアトル美術館、シアトル日本庭園など観光地も充実。日本からは直行便が出ているため、行き来しやすいのも嬉しいメリットです。

ワシントン大学は学業もスポーツもトップレベル

ワシントン大学は学業もスポーツもトップレベル
Copyright:University of Washington(Travis Wise)

世界でも名門校と名高いワシントン大学は、学業のレベルが高いだけでなくスポーツも盛んで、周辺観光スポット等も充実しています。世界の大学ランキングでは毎年のように名を連ね、ノーベル賞受賞者も7人輩出している優秀校です。グローバルな特色があり、留学プログラムも短期から長期まで、充実した多彩な内容が並んでいます。

また、世界中から大企業の本社が集まっているシアトルという土地柄、インターンシップがしやすいなどの就職に生きるメリットがあるのが強みです。

ワシントン大学に興味のある方や、ワシントン州にある企業で働いてみたいという方は、ぜひこの機会に留学を検討してみてくださいね。

(留学プレス編集部)

ワシントン大学
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