優雅な時間と大自然を満喫!たった1日でゆったり巡るバンフ ~Ayako Laboucane(元英会話講師トレーナー)

バンフ

日本人にも人気の観光地、カナダのバンフ。雄大なロッキー山脈に囲まれたバンフ国立公園内にある街で、夏は登山、冬はスキーと大自然の中でレジャーが楽しめるリゾート地です。
 
見所は沢山ありますが、せっかくならあれもこれもと予定を詰め込まず、バンフの自然を満喫しながらゆったりした時間を楽しむツアーはいかがでしょう。旅の疲れを癒し優雅な気分にさせてくれる、バンフの1日ドライブめぐりをご紹介します。
 
バンフ
 

エメラルドの湖、レイク・ルイーズ

バンフ国立公園は多くの湖があることで知られていますが、まずはその中の一つ「レイク・ルイーズ」に出掛けてみましょう。バンフ市街からトランスカナダハイウェイで西へ約60キロ、混雑状況にもよりますが約1時間のドライブです。少し朝寝坊してから朝食はごく軽いもので済ませて(理由は後ほど)10時頃バンフを出発、11時頃到着するつもりで行きましょう。
 
▼ハイウェイにのってレイク・ルイーズへ
レイク・ルイーズへのハイウェイ
 
レイク・ルイーズは山に囲まれた湖とその周辺にある集落の総称で、その標高は1536mと居住地域としてはカナダで一番高い場所に位置しています。湖というと透明な水を想像しがちですが、こちらの湖は鮮やかなエメラルドグリーン。氷河が岩石を削り、それが湖に流れ込むことによって生まれる色で、天気のいい日には周囲の山や空が湖面に映り込み、まるでフレームに収めたような素晴らしい景色を楽しむことが出来ます。
 
▼エメラルドグリーンに輝く湖面
レイク・ルイーズ
 
レイクルイーズ
 

佇まいはまるでお城!歴史あるホテルで頂くアフタヌーンティー

美しい景色を堪能したら、湖のすぐ側にあるホテル「フェアモントシャトー・レイク・ルイーズ」へ移動しましょう。19世紀末頃に建設された歴史あるホテルで、外観、内装ともにまるで中世のお城のような4つ星ホテルです。
 
バンフ
 
一度は宿泊してみたいホテルですが、今回はこの優雅な空間の中で楽しむ、ちょっと贅沢なランチをご紹介します。このホテルの1階には湖が見えるダイニングルームがあり、そこでは本格的なアフタヌーンティーを楽しむことが出来ます。
 
▼ダイニングの入り口
フェアモントシャトー・レイク・ルイーズ
 
▼優雅で落ち着いた内装にうっとり
フェアモントシャトー・レイク・ルイーズ
 
席に着くとまず出て来るのがシャンパン。窓から見える景色を楽しみながら優雅に乾杯なんて素敵ですよね(ドライバーの方は注意!)。
 
▼ダイニングの窓から見えるレイク・ルイーズ
フェアモントシャトー・レイク・ルイーズ
 
ティーフーズは3段のスタンドに並べられた色とりどりのケーキ、スコーン、サンドイッチが運ばれて来ます。このスタンド1つが1人分なのですが、一口サイズのものが並んでいるように見えて実はかなりのボリューム(「朝食は軽く」と言ったのはこのため)。食べ方は、サンドイッチ→スコーン→デザートという順番が正式なマナーだそう。ゆったりと時間をかけて楽しんでくださいね。
 
▼どれも美味しそうなティーフーズ
フェアモントシャトー・レイク・ルイーズ
 
紅茶は、テーブルまでワゴンで運ばれる沢山の種類の茶葉から、好きな物を選んで淹れてもらいます。茶葉の説明を聞き、匂いを確かめながら気に入った茶葉を選びましょう。どれがいいか分からない時は、フルーティーなもの、ミルクと合うもの、渋みが少ないものなど、自分の好みを伝えればウェイターの方がオススメの茶葉を選んでくれますよ。
 

普段着で行ける本格ハイキング・ジョンストンキャニオン

アフタヌーンティーでお腹がいっぱいになったら、カナダの大自然を満喫するハイキングへ出掛けましょう。レイク・ルイーズからバンフ方面へ車で戻ること約30分、ジョンストンキャニオンに到着です。
 
キャニオンという名の通り深い渓谷の中を歩くのですが、道がしっかり舗装されていて斜面も緩やかなため、子どもでも散歩感覚で楽しめるハイキングコースです。家族連れで訪れる人も多く、普段着でも大丈夫(ビーチサンダルの方もいましたが、一応スニーカーがオススメです)。冬には全てが凍りつき、神秘的な氷の世界になるそうで、1年を通して人気の観光スポットです。
 
▼ハイキングコースの入り口
バンフ
 
渓谷の流れに沿って登って行くと、途中でローワーフォールとアッパーフォールという大小2つの滝を見ることが出来ます。マイナスイオンをいっぱい浴びて、旅の疲れもリフレッシュ出来そうですね。
 
バンフ
 
バンフ
 
バンフ
 
ハイキングコースの入り口からローワーフォールまでは約1キロ、アッパーフォールまでは約3キロで、アッパーフォールまで行っても往復約2時間のハイキングです。もちろんローワーフォールで引き返すことも可能。森林浴を楽しみながら、アフタヌーンティーでいっぱいになったお腹をならすのに丁度いい運動になりますよ。
 

温泉とカナダグルメでゆったりリラックス

ハイキングが終わる頃にはそろそろ夕方、バンフ市街へ戻りましょう。バンフは温泉地としても有名で、ハイキングで疲れた体を休めるのには最適な場所です。温泉といっても日本の温泉とは異なり、温水プールのような場所になっています。もちろん裸での入浴は厳禁!水着を着用して、ゆったり疲れを癒して下さいね。
 
▼温泉へようこそ
バンフ
 
温泉を楽しんだら、夕食にオイルフォンデュはいかがでしょう。様々な生肉や野菜を串にさして、熱々のオイルポットの中に入れて調理します。牛や豚といった一般的なお肉以外に、バッファローやカリブー(北米産のトナカイ)といったカナダならではのお肉も是非味わってみて下さい。
 
▼バンフにあるフォンデュレストラン
バンフ
 
大自然に囲まれた美しい街・バンフで、スケジュールびっしりの観光地巡りとは少し違った、ゆったりとした1日を楽しんで下さいね!
 
文:Ayako Laboucane(元英会話講師トレーナー)
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