北アメリカ大陸横断ロードトリップ(1)アーチーズ国立公園の続編、今回は、次に向かった『ブライスキャニオン国立公園』を紹介します。
ブライスキャニオン国立公園
ユタ州の南西に位置するブライスキャニオン国立公園は、標高が高く、Hoodoo(土柱)と呼ばれる石や砂などが風や雨などによって浸食されて出来た土砂の柱が特徴の公園です。赤やオレンジ、白色の岩塔が並ぶ、とても綺麗な景色が広がっています。
▼立ち並ぶHoodoo
昔はネイティブアメリカンが住んでいたとされ、ブライスキャニオンの名はモルモン開拓者移住後の1975年に住み始めたエベニーザー・ブライスという人から取ったそうです。
違う景色が楽しめる、おすすめビューポイント
園内には幾つかのビューポイントがあります。サンライズやサンセットポイントは、それぞれ日の出や日没の時間帯に行くとより綺麗な景色を楽しむことができます。また、インスピレーションポイントやブライスポイントでは、 他と似てはいるものの、Hoodoo の並びや色、植物の生え方などで景色が少し変わってきます。
▼サンセットポイント
▼インスピレーションポイント
日の当たり方によって変わる景色は、違う楽しみ方をすることができます。
▼ブライスポイント
トレッキングでもっと身近に
ブライスキャニオンにも幾つかの距離や難易度が違うトレッキングコースがあります。また、冬には雪が積もったり、夏季だけ入園可能な場所があったりと、季節によっても変わる景色が見られます。
筆者らは、サンライズポイントからクイーンズガーデントレイルとナバホトレイルを通ってサンセットポイントまで歩きました。
▼こんなトンネルも
トレッキングでは谷底に降りていくので、上から見る景色とはまた違い、より近くでブライスキャニオンに触れることができます。様々な形をした岩や谷底に生えている木々に飽きることはないでしょう。
▼サンセットポイント近くのナバホトレイル
足元は不安定なところもあり、特に崖近くでは岩が崩れたりするので、十分な注意が必要ですが、ブライスキャニオン国立公園に行った際には、トレッキングにも挑戦してみることをお勧めします。
>> 前記事はこちら!『北アメリカ大陸横断ロードトリップ(1):アーチーズ国立公園』
文:Shiori Atsumi(アメリカ在住ライター)
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