緑の国アイルランドの世界遺産と必ず行きたい絶景6選~ばあんのりこ(ライター)

北大西洋に浮かぶ島国アイルランドは、エメラルド島とも評される自然あふれる国。世界遺産をはじめ、アイルランドの自然は必見です。本記事では誰でも行きやすいような、電車やバスなどの公共交通機関だけでアクセス可能な6つの絶景スポットをお届けします。ぜひ、次の旅行プランに加えてみてはいかがでしょうか。

ドーキーアイランド(Dalkey Island)、ダンレアリー県


▲ゴースの花とドーキーアイランド

首都ダブリンから16kmほど南にある小さな町、ドーキー(Dalkey)。この町のコーリーモアハーバー(Coliemore Harbour)からボートに乗れば、わずか数分で無人島のドーキーアイランドに到着します。シーカヤックを楽しむ人々にも大人気の絶景スポットで、ネズミイルカやアザラシに出会えることもあります。

春には、ゴース(Gorse)の花で一面、黄色く色づいたクライニーヒル(Killiney Hill)やドーキーの町を一望できます。島には、野生のウサギやヤギも生息しているので、のどかな雰囲気でピクニック楽しめます。ダブリンから日帰りで気軽に遊びに行けることが嬉しいポイントでしょう。

ディングル半島(Dingle)、ケリー県


▲スリーシスターズ(Three Sisters)

緑の美しい牧草地と青い海を楽しめるのがディングル半島です。高台から見下す絶景を満喫するには、ハイキングやサイクリングが一番。

ディングル半島はアイルランドの南西に位置しています。ディングルの町からさらにローカルバスで半島の西方面へ向かってみましょう。毎日の運行ではありませんが、バリーデイビット(Ballydavid)やベントリー(Ventry)、ドンクイン(Dunquin)方面に行くことができます。

この地域には、たくさんの遺跡も残っています。ガララス礼拝堂(Gallarus Oratory)や、オガム石碑(Ogam Stone)、キルマルケーダーの教会(Kilmalkedar)などの遺跡めぐりでは歴史を感じることができます。


▲ガララス礼拝堂

さらに、ディングルは「アイルランド語を日常的に話す地域」として指定されています。英語とは違う、この国本来の言語にふれることができるのも、魅力のひとつです。アイルランド語の学校もあるので、興味があれば、習ってみてはいかがでしょうか。

アイルランドは、夜のネオンやライトが少なく、空気がきれいなため、星がきれいに見えます。その中でも、特にこのディングルは、人気の星の観察スポットです。実際に、天の川や流れ星をクリアに見ることができます。キャンプ場に寝転んで、ゆっくり星空を眺めるのも素敵な体験になるでしょう。

ブラスケットアイランド(Blasket Island)、ケリー県

ディングル半島のドンクイン(Dunquin)から船で、1kmほど行くとブラスケットアイランドがあります。ガイド付きのツアーも催行されています。島にはカフェやセルフケータリングの宿泊施設もあります。

現在は無人島ですが、1953年頃までは人が生活していたため、その頃の建物が島に点在しています。石の廃墟と目の前に広がる、海のパノラマ。島のどこにいても、大自然の力強いパワーを感じます。

また、島行きの船が発着するディングルのドンクインハーバーに下りる坂道は、海に切り出し、細く曲がりくねった特異な道として有名。この坂道からの眺めも絶景です。


▲ドンクインハーバーに続く道

バレン(Burren)、クレア県


▲巨石の墓

バレンの見どころは、この地域特有の植物。ゴツゴツの岩の隙間に花が咲いています。石灰岩の性質や自然の条件が重なったことにより、高山植物から地中海地域の植物まで、さまざまな植物が生息しているのです。植物の好きな人には、おすすめです。

そして、海岸線では断崖に打ち寄せる波しぶきに圧倒されます。柵などは全くないので、雨の日など足元に気をつけましょう。
その他、有名なモハーの断崖(The Clifs of Moher)や、Dolmen(ドルメン)という巨石の墓、アイリッシュ音楽が聞けるDoolin(ドゥーリン)の町なども近くです。ぜひ、足をのばしてください。

バレンへ行くにはゴールウェイ(Galway)などの都市からバスがでています。複数のバスルートがあるので、目的地に合わせて情報を探してみましょう。

キラーニー国立公園(Killarney National Park)、ケリー県


▲晩夏のキラーニ―国立公園

ここは有名な観光地ですが、バスや鉄道の駅から歩いて国立公園に行くことが可能です。1年を通じ、多くの人がハイキングやサイクリングを楽しみます。

町で自転車を借りれば、「貴婦人の眺め」と呼ばれる景勝地、Lady’s View(レイディースビュー)や、トーク(Torc)の滝、さらにトーク山まで足をのばすこともできます。トーク山は2~3時間ほどで登れて手軽な山でありながら、頂上からの景色は必見。周辺の湖がきれいに見渡せます。


▲トーク山頂

また、国立公園の周辺にはホテルがたくさんあるため、サイクリングや登山の後は日帰りスパやプールで汗を洗い流してさっぱりするのもよいでしょう。

スケリグマイケル(Skellig Micheal)、ユネスコ世界文化遺産、ケリー県


▲修道院の跡

地球上の地獄ともいわれる孤島、スケリグマイケル。ケリー半島のバリンスケリグ(Ballinskellig)などから、ボートで1時間半ほどで到着します。

この島には、ハチの巣状の修道院が残っており、厳しい自然条件の下で、修行僧が生活していたことがうかがえます。

頂上まで続く急峻な石の階段を上がり、周りを見渡せば、そこには青く広い大西洋。天気に恵まれれば、地獄どころか天国のような景色に出会えます。島に生息するミニペンギンのようで可愛いパフィン(Puffin)が、私たちの足元をよちよちと歩き回る姿にも感動します。


▲島はパフィンだらけ

スケリグマイケルは夏の間のみアクセスが可能です。ただし悪天候の日も多く、10日以上船が出られないことも珍しくありません。その厳しい自然環境が地球上の地獄ともいわれるゆえん。

島へは2週間待っても行けなかったという人や、数年に渡って挑戦しているものの未だに行けないという人も。この島へ行く場合は、日程に余裕を持った計画が必須です。晴れ男、晴れ女 の自信がある人はぜひ、挑戦してみてください。

旅行する際は、事前の情報収集だけでなく、現地では、ツーリストインフォメーションなどで、最新の情報を得るようにしましょう。ぜひ、あなたのお気に入りスポットをみつけてください。

文:ばあんのりこ(ライター)
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