エクスペディア・ジャパンがアジア8カ国18歳以上の男女計8,447名を対象にフライトマナーに関する国際比較調査を実施。日本人の約3人に1人が機内で「座席を倒さない」と回答し、アジアで最も多いという結果になったことを報告した。また、日本人で「座席を倒す」と回答した人も、そのタイミングは「寝る時」であり、必要最低限の時のみ倒していることがわかった。
▼【国際比較】機内で「座席を倒さない」と回答した人の割合
飛行機の中で迷惑だと感じる行為の第1位は「酔っ払い」
機内での迷惑行為について、日本人の回答第1位は「酔っ払い」、続いて「前の座席を蹴る人」、「香水や体臭が臭い人」という結果となった。
一方、日本人の4人に1人が「空港や機内で2杯以上のアルコール飲料を飲む」と回答し、アジアで2番目に多い回答となった。
▼【国際比較】「空港や機内で2杯以上のアルコール飲料を飲む」と回答した人の割合
日本人は迷惑行為を「何も言わずに我慢する」
機内で迷惑行為をしている旅行客に対して、日本人の62%が「フライトアテンダントに報告する」と回答、次いで43%が「何も言わずに我慢する」という結果になった。「何も言わずに我慢する」と回答した人の割合は日本人がアジアで最も多かった。
▼【国際比較】機内で迷惑行為をしている旅行客に対して「何も言わずに我慢する」と回答した人の割合
【アンケート概要】
■サンプル数:計8,447名
■調査対象:日本、韓国、香港、台湾、シンガポール、タイ、マレーシア、インド
■調査期間:2017年2月
■調査方法:インターネットリサーチ(小数点第1位で四捨五入しているため、足し上げても合計数値が100%とならない場合もある)
(留学プレス編集部)