大学院留学の魅力と基礎知識!準備や国選びの方法もご紹介

「専門的に深く学びたい」「より良いキャリアのために高い学位が欲しい」などの理由で大学院留学を考える人が増えています。

大学院留学では専門知識やスキルが身に付けられるのはもちろん、世界各国から訪れた留学生と友人になることで国際的なネットワークを構築できます。またハイレベルで実践的な語学力も身に付けられるでしょう。

海外の大学院は、国や大学によって費用や制度が大きく異なります。現役大学生・大学院生か社会人かによっても、手続き方法などが異なります。本記事では、大学院の種類や準備の方法、留学先の選び方など、大学院留学を考えた人が必ず最初に知っておきたい基礎知識をご紹介します。

海外大学院に興味が湧いたら

海外の大学院の種類について知っておこう

大学院の種類に

大学院にはさまざまな種類がありますが、大きく分けて「学術系大学院」と「専門職系大学院」に分けられます。ここではそれぞれの詳細についてご紹介します。

学術系大学院

学術系大学院は、人文、社会、自然科学などを学ぶ学校です。学問的研究を重視しています。選択肢の幅が広く、研究者を目指している人や、企業/団体でのプロフェッショナル職が進路のひとつとして考えられます。

専門職系大学院

専門職を目指す人のための実践と知識、技術を学ぶための大学院です。

▼専門職大学院の例

・医師を目指す方のためのメディカルスクール
・MBA(経営学修士)取得ができるビジネススクール
・弁護士を目指す方のためのロースクール

どんな学位が取得できるのかは、学校の種類や国によって異なります。

修士号の場合、アメリカ・カナダなどでは2年間、オーストラリアは1.5~2年間、イギリスは1年間で取得するのが一般的です。

またイギリスやオセアニアには、日本にはない「ポストグラデュエートディプロマ(Post graduate diploma)」という資格があります。修士学位ではないけれど、大学院レベルの資格を得られるのが特徴です。特定の職業のスキルを伸ばしたい場合は、ポストグラデュエートディプロマを選ぶ人も多くいます。

各国の大学院留学の特徴

各国の大学院留学の特徴

大学院は国ごとに費用や特徴が大きく異なります。そのため自分の目的に合う国を選ぶことが重要です。ここでは各国の大学院留学の特徴をご紹介します。

アメリカ

アメリカの大学院は、最先端の学術研究に触れることができ、教授陣や施設の質が高いことでも知られています。大学院では、「修士号」と「博士号」の2種類が取得可能です。研修と講義両方を受けるのが一般的です。

1. 修士課程

・学術系プログラム

学術系プログラムを修了すると、人文・社会科学で文学修士号、理学・工学・応用科学では理学修士号がそれぞれ授与されます。

学術系プログラムの修了までには1~2年かかるのが一般的です。また修了後そのまま博士課程に進むこともできます。

・専門職系プログラム(プロフェッショナルスクール)

特定分野の職業を目指すプログラムです。厳格に体系化されており、ある程度決められたコースを履修するのが一般的です。卒業までには分野によって違いがありますが、1~4年ほどかかります。

2.博士課程

研究所の養成や大学教員の育成が目的のプログラムです。特定の専門分野に熟練した研究者であることを証明できます。

カナダ

アメリカやヨーロッパの大学や大学院など海外との共同研究も盛んに行われており、高い実績と質を誇る学校が多くあります。

カナダの大学院の特徴は、学生や社会のニーズに応じて多種多様な教育や研究を提供している点です。

中でも医学、通信、コンピューターの分野では、世界的にも高い評価を受けています。さらに海洋学、水産学、環境学などの専攻分野のレベルも高いです。

カナダでは大学付属の大学院のほか、大学院課程だけを設置している学校もあります。

カナダの専門課程は、日本や米国と同じように修士課程と博士課程の2つに分かれています。

オーストラリア

オーストラリアは国を挙げて多くの分野の研究を行っており、実践的な専門知識やスキルを身に付けられるのが特徴です。大学院では以下のような学位や資格が取得できます。

・Graduate Certificate(実践的な専門知識を学べる半年間のコース)
・Graduate Diploma(実践的な専門知識を学べる1~1.5年間のコース)
・Masters Degree(修士号。1~2年)
・Doctoral Degree(博士号)

取得した学位や資格はすべて、オーストラリア政府が定める制度や行政機関などで保証されます。

イギリス

イギリスの大学院の特徴は研究が主体の「リサーチ(Research)」コースと、講義が主体の「トート(Taught)」コースに分かれることです。

研究主体のリサーチコースでは、自分の研究テーマを決め、指導担当教授やチューターのアドバイスのもと、スケジューリングも主体的に行います。

一方で講義主体のトートコースでは、レクチャーやチュートリアルなど学部課程と比較的近い形で学びます。

イギリスの大学院では主に以下の学位と資格が取得できます。

・修士号
その分野において高い知識や技術を習得していることを証明できます。期間はおおむね1年間です。

・博士号
最高レベルの学位で、高度な研究を求められるため、研究職へ進みたい人の多くが選ぶ道です。

・Postgraduate Diploma
実践的な専門知識を学べる半年~1年のプログラムです。

留学生による各国大学院留学レポート

留学生が実際に自分の大学院を紹介する「留学レポート」も参考にしてみてください。

アメリカ・サフォーク大学(政治学) >
アメリカ・ジョージメイソン大学(アーツマネジメント) >
イギリス・イーストアングリア大学(開発学) >
イギリス・ロンドンスクール オブ エコノミクス/LSE(地理) >
オーストラリア・シドニー工科大学(視能訓練) >
ドイツ・ホーエンハイム大学(理系) >
コスタリカ・国連平和大学(メディア) >
コスタリカ・国連平和大学(ジェンダーと平和構築) >

大学院留学のメリット

大学院留学のメリット

大学院留学は、英語力や専門知識が必要など、ハードルが高いと思われがちです。しかし、意外と日本人留学生にとっては大学よりも大学院のほうが学びやすい面も持っています。

ここでは大学院留学のメリットをご紹介します。

少人数制で学びやすい

大教室でのレクチャーが多い学部課程とくらべ、少人数や一人で取り組む課題が多いのが大学院の特徴です。また仲間や教授との距離が近く、お互い支え合いやすいので、モチベーションが保ちやすいでしょう。

語学力不足を専門性で補える

大学院では自分が学びたい専門分野に特化した内容に取り組めます。そのためある程度の語学力不足は専門性で補いやすいのも特徴です。

興味のない科目はやらなくても良い

大学院には興味のない科目がありません。

大学の学部課程であれば、興味がなくても一般教養科目も取らなければなりません。しかし、大学院では専門性を追求するのが使命。専門と関係がある科目のみなら、思う存分、好きな勉強に没頭できるのではないでしょうか。

奨学金の種類が多い

国や公的団体、財団法人や民間企業はさまざまな奨学金制度を実施していますが、大学学部留学よりも圧倒的に大学院留学対象の奨学金のほうが数が多いです。

大学院留学はじっくり行きたい場所を選ぼう

大学院は国ごとにさまざまな特徴や分野、学び方があります。それぞれ、留学の意義が異なりますので、違いをしっかりと理解し、自分の目的に合ったものを選びましょう。

海外の留学院で学んだ経験やスキルは、卒業後の進路に大きく影響します。日本に帰国して仕事を選ぶ場合は、英語力があることや高度な専門知識を有していることが評価されるでしょう。専攻ジャンルによっては中途採用でも、良い待遇で迎えられる可能性もあります。また海外の企業で就職する道も開きます。

大学院留学を経ることで、選べる選択肢が増えるでしょう。将来を踏まえたキャリアプラン、費用などとも相談し、大学院で好きな勉強に思いきり向かって下さい。

大学院留学の基礎知識
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