【留学意識調査】「留学した・留学したい」学生が24%、「留学に興味・憧れ」は30%、 「無関心」が45%。

文部科学省による官民協働留学促進事業「トビタテ!留学JAPAN」は大学生等を対象に海外留学に関するインターネット調査を実施。(2017年1月5日~1月12日・マクロミル調べ。「【文部科学省】学生の海外留学に関する調査2017データ」)
 
その結果、留学経験者及び留学したいと考えている学生は24.2%(実現層・顕在層)、留学に興味・憧れはあるがしたいと考えていない学生(潜在層)は30.3%、無関心な学生が45.5%という結果となった。
 

 
潜在層が、 留学に憧れや興味はありつつ留学しようと思わない理由としては、1位が「準備が大変、面倒そうだから(84.7%)」次いで、「どう準備すればよいか分からないから(81%)」「留学に関しての具体的なイメージがわかないから(77.8%)」と回答。
 
留学を実現した学生(実現層)にとっての「留学準備にあたり活用した情報源」第1位は「身近な友人、知人、先輩の体験談(40.6%)」となった。
 
また、実現層と留学を検討している顕在層に「不足している情報/留学に踏み出す後押しになると思う情報」を聞いたところ、 「食費、家賃などのリアルな生活費(49%)」「奨学金情報(44.7%)」「街の治安情報(43.5%)」が挙げられた。
 
この結果を受けて文部科学省は約200名の学生の留学体験談が検索できるサイト『留学大図鑑』を公開。 留学から帰国した日本人学生の留学計画内容、体験談、留学に関する悩み解決アドバイスを登録したデータベースとなっている。
 
『留学大図鑑』では、留学経験者が実際に海外生活にかけた金額や、奨学金の支給額を公開。そのほか、渡航前にやっておくべきこと、語学力の準備や帰国後の進路、周囲の説得など、留学に関する悩みについてのアドバイス情報も検索できる。約200名の大学生等の留学経験学生が情報を登録。 1年以内に高校生も含め、500名を超える見込み。3月末にはスマートフォン版をリリース予定。
 

 

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