一般社団法人海外留学協議会(JAOS*)が行った日本人留学生数調査の結果が発表されました。留学事業者42社を対象に行った本調査によると、2021年の年間留学生数は15,083人(オンライン留学含む)。うち、実際に渡航留学した人数は6,109人で、行先は1位アメリカ、2位カナダ、3位イギリス、4位マルタとなりました。
*留学事業の健全な発展と国内の留学啓蒙を目的として、民間の留学事業者や海外政府機関等の 66団体で構成
2021年に渡航した日本人留学生数は?
渡航者数
国別
調査対象期間:2021年1月1日~2021年12月31日
調査対象:JAOS加盟留学事業者42団体
2019年の77,963人からみると2021年は6,109人に日本人留学生数はわずか7.8%にまで激減しました。そのなか、アメリカをはじめ、カナダ・イギリス・マルタ・韓国など一定の制限を設けつつも教育の門戸を開いてきた国々の存在があります。
パンデミック下の2年間は各国の時々の方針に加え、教育機会に対する根本の考え方、国民性、政府の留学支援体制などを知る機会でもありました。
2022年を皮切りに、2023年は留学生数が回復する見通しが強まっています。この2年間を見てきた日本人留学生や留学事業者が今後は何を重視するのか、留学先選びにも注目したいところです。
(留学プレス編集部)