フィリピンで大学留学。そのメリット、デメリットとは?

今、注目されているフィリピン留学。みなさんはフィリピンに対してどのようなイメージをお持ちでしょうか。発展途上国、汚い、危険、など悪いイメージを持つ方も多いことと推測します。

フィリピンへの留学のうち語学留学は既にポピュラーになっていますが、大学正規留学という選択肢もあります。私は今、フィリピン北部にあるバギオという街で、コンコルディア大学(Concordia International University)の学生としてマーケティングを学んでいます。

今日は、現地に来て生活して分かったメリット、デメリットを紹介していきます。

筆者:Saki Suzuki(フィリピン大学留学生)

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フィリピンで大学留学をするメリット

1.) 様々な国籍の生徒と友達になれる。
私の大学は語学学校が併設されており、様々な国籍の生徒がおり友人になることができます。フィリピン人はもちろん、韓国人、台湾人、中国人、ベトナム人など、多国籍の生徒が在籍しています。

2.) 生活費を抑えながら欧米の大学に編入、また学位をとることが可能。
コンコルディア大学はフィリピンの大学でありながらイギリスのアングリア ラスキン大学(Anglia Ruskin University) の学士号を取れるというプログラムがあったり、一年間フィリピンで過ごし、その後イギリスや、スイスなどの大学に編入できるプログラムがあります。

フィリピンの全ての大学が欧米への協定を持つわけではありませんが、コンコルディア大学ではこの編入を目的に入学している学生がたくさんいます。

私の在籍するプログラムは2年間でイギリスの学士がとれるスーパー・パスウェイ・プログラム(Super Pathway Program)と呼ばれるもので、トータルの学費は約330万。また、私のケースにおいてはこの大学において初の日本人であるため、かなりの奨学金をもらっています。

フィリピンで大学留学をするデメリット

1) 先生、学生ともに英語ネイティブではないため、欧米の英語を学びにくい。
生徒、フィリピン人含めお互いに英語は第二言語です。フィリピン人の中にも発音が欧米ネイティブに近い人もいれば、そうでない人もいます。とはいえ、あくまでも欧米の発音ではないというだけで、フィリピン人の方は多くの日本人が思っている以上に英語が堪能です。

2) フィリピン人との交流がない
コンコルディア大学は現地のフィリピン人との交流は全くないに等しいので、ここでは主に語学学校の友達を作ることになります。その場合、英語力という観点でみると、併設された語学学校内の他の国の友達が出来た際に、彼らから学ぶことはないに等しいといったほうが良いでしょう。自分より英語力の低い友達を作った場合、コミュニケーションが取れずイライラすることもあります。

欧米での留学では先生以外にネイティブの友達との会話でも英語を学ぶことができる環境があるという点が、欧米留学とフィリピン留学の決定的な違いといえます。

以上、フィリピンの大学留学のメリットとデメリットについてお届けしました。フィリピンでは欧米留学では体験できないようなことができたり、物価が安いからこそ留学中に友達と旅行することも可能です。海外の大学へ留学しようと思い立ったら、欧米だけでなく、アジア留学も視野に入れてみてはいかがでしょうか。

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