イギリス料理のイメージといえば「不味い」。イギリスに留学中の私は、いろんな人からしょっちゅうイギリス料理の不味さを尋ねられます。
しかし、多国籍国家イギリスにはいろんな食文化がある上、日本でも人気のある料理研究家ジェイミー・オリバーは英国出身。きっとまだ知られていない魅力があるはずです。
そう思った私、イギリスのプチ料理留学を体験してきました。料理はチキンティッカマサラ、ボンベイカレー、ライタ。チキンティッカマサラは実は在英インド料理屋から発祥した料理です。今回はイギリスの一日料理留学体験をレポートします。
予約は簡単!気軽に参加できる料理教室
今回はロンドンにあるラトリエ・ド・シェフ(L’atelier des Chefs)という料理教室に参加しました。ロンドンに二店舗を構える料理学校です。
料理教室はネットで簡単に予約可能で、当日に現地払いです。料理でクラスを選んだり、時間や値段などでも選べます。£15で30分のクラス、£39で60分のクラスなどなど、自分の好みに合うクラスを見つけることができます。
持ち物は何もないので、料理教室の前後は身軽にロンドンを楽しむことができます。10分前に教室に着いて、支払いを済ませ、手を洗うと使い捨てエプロンが渡されます。
気さくなシェフと楽しく料理!
教室は日本の料理教室のように、とても綺麗で清潔感のある調理場と試食室です。全体的に値段の割に高級感があります。
どきどきしながら料理教室がスタート。野菜の切り方から皮むきの仕方、料理のコツなど、基本から丁寧に教えてくれます。少人数制なのでちゃんと料理に参加できます。むしろ、時間が限られているので手抜きができません。忙しくしながらもジョークを交えながら料理教室を進めていく光景は海外ならでは。
他の生徒さんと協力していくので自然と会話も終盤には増えています。英会話をしながら料理も学べるから一石二鳥。また、分からないところや疑問点は、質問すればその場でしっかりと答えてくれます。様々なスパイスの特徴や名前の由来まで教えてくれます。
気になる味は・・・?
料理が完成しました!
とても美味しい!イギリスの料理教室でも十分に美味しく作ることが出来ました。なぜイギリスは料理が不味いと言われるかが疑問に感じるくらいです。
しかし、他の生徒さんが味付けしたものはしょっぱ過ぎ。日本人の口に合う味付けとは違うようです。
ラトリエ・ド・シェフ(L’atelier des Chefs)は洗い物や食べる準備、片付けなどは一切不要。これにてプチ料理留学体験は終了です。時間が無い方は持ち帰り用ボックスで持ち帰りが可能だそうです。また、レシピはウェブサイトのマイページから見ることもできます。
イギリスの1日料理留学、いかがでしたか?
単発で参加できるので短期留学の方でも旅行の方でも参加できるのが魅力的ですね。英会話の練習もできるうえ、比較的安い値段で美味しい料理も食べられます。イギリスの料理は不味いという固定概念をとって、是非イギリスで料理教室に参加してみてください。
文:Sena.Y(イギリス大学留学生)
この執筆者の記事一覧
《これらの記事も参考にしよう!》
■ キャリアフォーラム参加で見えてきた海外留学生のための就活3つのポイント
■ 『聞こえない高校球児』のフランス一人旅
■ 100年の歴史が証明。イギリス英語学校、世界最高水準5つの理由
■ イタリアで交通事故!数分後には「ハグ」。イタリア人の気質が直球すぎる件
■ 女性に人気のイギリス留学