英語を上達したいと考えた時、どの様な方法を思い浮かべますか?英会話教室、通信講座、テキストを使用しての独学、SNS・・・。
なかでもSNSは気軽に始めることができるので、利用している方も多いことと思いますが、実はSNSよりも「文通」の方が効果的なのです。その訳とは?
英語を書く機会が増える
海外文通を肉筆でやり取りする場合、英語を書く機会が増えます。
この「書く」という所がポイントです。SNSは、文章を作成する時パソコンやスマホのキーを打ちますよね。しっかり頭に入れるには、手で書くことが一番なのです。英語を手で書くことによって、脳神経が活性化され効率良く暗記することができます。文通を習慣化させると、手が英語を吸収したかの様に単語や分法などがすらすら書けるまでに上達するのです。
リーディング力が高まる
文通は、英語のリーディング力がアップします。SNSは、パソコンなどの均一した字体なので簡単に読むことができてしまいます。反面、肉筆の手紙の場合その人の文字の癖が表れます。読みにくい単語を解読するには、単語力と少しの想像力が必要。だから、文通を続けることによって、リーディング力が高まるのです。
文通ならではの楽しみ
SNSのやり取りと言えば、早くてコストもあまりかからない反面無機質な感覚になりがち。ですが、手書きの手紙は、どことなく温かみを感じませんか?それは、手書きによって相手の心が実感できるからです。そして手紙は、相手との距離を近づけて双方の国に理解が深まる役割を果たしてくれます。
そして、切手やパンフレットなどの交換。これも、交流が深まるのでお勧めです。
「ポストに返事が届くのはいつだろうか?」このワクワク感は文通ならではの楽しみです。海外の郵便事情は、その国によって不安定だったりします。郵便物が途中で行方不明になってしまうことも少なく無いようです。
それらを乗り越えて海を渡って届く一通の手紙・・・。
そんなことにロマンを感じてしまうのは、私だけではないはずです・・・。
海外文通を始めることができる団体をリストアップしてみました。近年は、Eメールでのやり取りを希望される方も多いようです。金額の事など、ぜひ参考にしてみてください。
・国際ペン・フレンド協会
http://www.penfriend.jp/
・日本郵便株式会社
切手・葉書室
青少年ペンフレンドクラブ事務局
http://www.pfc.post.japanpost.jp/topics/2009/1117_01.html
・海外ペンフレンドサークル
http://kawasaki-int.net/index.htm
文:平井樹美(ライター)
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