2か月でTOEIC®200点アップ!私の英語勉強法をご紹介

今回は、約3か月の猛勉強でTOEIC®スコア400点台からTOEIC®800点代相当であるIELTS6.0に達して交換留学にたどり着いた筆者が実際に行った勉強法をレポートします。

目標の立て方や問題集の選び方、単語を忘れないようにするコツなど、集中して英語力をアップさせるヒントをご紹介します。

留学・ワーホリに興味が湧いたら

まずは自分の実力を把握。模擬試験を解いてみて。

まずは、自分が今どの程度できるのかを把握しましょう。あとどれだけ点数を上げれば目標に到達できるのかを確認します。

ここで思ったより点数が低くても、気にする必要はありません。点数が低いということは、その分これから学べる要素が多いので、点数アップのスピードも速くなります。

逆に、点数が高くても油断をしてはいけません。

もちろん良い点数が取れたことに対しては喜ぶべきですが、たまたま知っている内容がたくさん出ただけの可能性もあります。気を抜かないように注意しましょう。

また、解いてみて自分がどの分野に苦手意識を持っているのかを確認します。

筆者は、はじめにも述べたように本格的な勉強開始前の模擬試験のTOEIC®のスコアは450点でした。この時点でリスニングに苦手意識を持っていました。聞き馴れていないとまるで呪文のようです。

目指すべきレベルと達成までの期間を考えると絶望的ですね。

目標に向けて、いつまでに何をやりきるのか決める

自分の実力が分かったところで目標がある人はどれだけ点数を上げる必要があるのかを把握し、目標がまだ立っていない人は立てましょう。

目標達成までに勉強する内容を決めます。

以下が目標の11月のIELTSに向けて筆者が実際に行った学習方法です。

難易度低め→高め

難易度の低いTOEIC®から勉強し、ある程度習得出来たらIELTSに移りました。

最初は苦手分野に集中しよう

筆者はリスニングに苦手意識があったので重点的に勉強しました。特に、最初の1か月目は学習時間の大部分をリスニングに充てています。

このとき、ちょうど夏休みの期間でした。とにかくずっと英語を聞いていました。移動中の電車・バスの中もイヤホンからは英語、朝起きたら英語、寝る前も英語。

できる限りの時間、耳に英語が流れるように努力しました。

短い文章を聞き取る

特に、100問のディクテーション(耳で聞いた文章を書いて正しく聞き取れているか確認する勉強法)は効果があったと感じています。

TOEIC®のパート2の文章は短いですが、短い文章が聞き取れなければ、短文の集合体である長文はもちろん聞き取れません。

根気よく続けました。

問題集の選び方

TOEIC®とIELTSともに問題集をそれぞれ1冊ずつほど使用しましたが、問題集は「これ1冊でOK!」というようなことを書いてあるタイプのものをしっかりやれば大丈夫です。

ポイントが凝縮されているので疑問点を残さずにきちんとやりきることが大事です。

勉強しているときに気をつけた3つのこと

苦手な分野にある程度集中していると、相乗効果で他の分野も上がってくるものです。もともと得意だった分野もより磨きがかかっていきます。

とはいえ、それだけでは総合点を上げることはできません。私の場合、最初こそリスニングに集中しましたが、その後はスピーキング・リーディング・ライティングもバランスよく勉強していきました。

ここでは、英語を勉強するときに私が気を付けた3つのことに焦点を当てていきます。

分からない部分は分かるようになるまでやりきること

例えば、リスニングで聞き取れない部分が一部分でもあれば、聞こえるようになるまで何回も聞きます。

もし、その聞き取れなかった部分が試験に出てしまったらその部分は回答できません。

分からない、と自分で分かっているところは徹底的につぶします。

覚えたことは忘れないように復習を重ねること

当たり前のことですが、せっかく一度覚えても忘れたら覚える前に逆戻りです。

そしてまた覚えなおさなければいけなくなるので、結果的に倍の時間がかかります。

忘れないように、こまめに復習を重ねましょう。

ノートに決まった色で書き留めて、「昨日勉強したこれはこうだったな」と見直すだけでも効果があります。

できる限りの時間を英語学習に充てること

空き時間や移動時間を最大限に活用しました。

例えば1日15分の時間を英語に充てると、1か月で15分×30日=7.5時間になります。

「いまこの時間を使って学んだものが試験に出るかもしれない」

「あと1点足りなくて目標を達成できなかった時に、いま使えるのに使わなかったこの時間のことを後悔するかもしれない」

そういう気持ちで臨みましょう。

忘れないようにするにはどうすればいい?例えば単語の覚え方。

記憶を定着させるには覚えているかどうかを繰り返し確認することが大事です。

筆者が実際に行った単語の覚え方を例に紹介します。

(1)まず、1回で覚える単語を決めます。大体、単語帳1ページ分の量や10個くらいがちょうどいいかなと思います。

(2)覚えます。私は以下のような覚え方をしていました。

▼次の10単語を覚えたい場合

1appleりんご
2orangeオレンジ
3lemonレモン
4cow
5chinあご
6stage舞台
7learn習う
8similar類似の
9actor俳優
10police警察
  1. 1つ目のappleを「りんご」と覚えます。
  2. 2つ目のorangeは「オレンジ」と覚えます。
  3. 2つ目が終わった時点で、次へ進まずにいったん1つ目のappleに戻ります。過ぎた記憶が残っているかを確認するためです。
  4. ちゃんと意味を覚えているか確認します。覚えていなかったら覚え直します。
  5. appleの記憶をしっかりさせて、次のorangeも覚えられているか確認します。
  6. 3つ目のlemonを覚えます。
  7. またappleに戻り→orange→lemon…の記憶を確認します。
  8. このようにして4「cow」、5「chin」…と加えていき、今日のノルマ10単語をクリアします。

10個終わったらテストします。単語帳を見て、日本語の意味が分かるか書き出してみましょう。日本語の意味が書き出せたら、次は書き出した意味を見ながら英単語が書けるかチェックしましょう。

(3)覚えられたと思ったら、いったん終わりです。

寝る前と、次の日起きた時、3日後、1週間後にもテストをします。

覚えるときに使った紙を取っておいてもいいと思いますし、筆者はランダムで並べ替えたテストを簡単に作成したりしていました。

忘れないように、小さな紙にテストを作ってペンケースなど必ず触るところに入れていました。

このように確認テストを繰り返していると記憶が定着しやすく、忘れにくいです。

リスニングなども、同じように1度聞けるようになったらその後も定期的に聞けることを確認しましょう。

伸びていく点数を見て楽しもう!

筆者はこのような勉強法で短期間でのスコアアップに成功しました。

短期間で点数をアップするにはかなりの根性が必要です。ですが、伸びていく点数を見て楽しく続けられること間違いなしです!

数か月間の辛抱だと思ってがんばりましょう。

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