海外大学のコロナ対応をはじめ、さまざまな学校情報を各校在校生自身が書き込む、留学情報のオープンソース型ツール「Ask Me Anything 」が4月13日にリリースされた。
「Ask Me Anything」には留学に興味がある学生や教育関係者向けに、大学ごとの「コロナ対応の現状」「留学生サポート」「生徒や教授の雰囲気」「カリキュラムの特徴」「大学の周辺環境の様子」などを掲載。
記入しているのは各大学に在籍する現役留学生たちで「大学への不満(例: 食事が不味い)」などのリアルな声や「休校中の自宅学習のモチベーションの上げ方」「これから留学を目指す人へのアドバイス」も記載されている。
→ Ask Me Anything
考案した山本つぼみさん(米国・ウェズリアン大学-Wesleyan University学生)は自身のFacebook投稿で、「Ask Me Anything」スタートに至った背景は「キャンパス見学がコロナで中止になり、困っている新1年生の大学選びをサポートしたい」ことや「コロナ渦中の海外大学の状況を日本語で発信したい」ことなどに触れている。
「Ask Me Anything」はリリース時点でハーバード大学、プリンストン大学、コロンビア大学など約30校の情報が寄せられていたが、その後一晩でタフツ大学、キングスカレッジロンドンなど8校が増え、4月26日には計約50校の情報が集まった。
現在は利用者からの声を反映し、Q&AやSAT受験対策などのセクションも増設したという。
▼4月13日の投稿(Facebook)
▼4月15日の投稿(Facebook)
▼4月26日の投稿(Facebook)
(留学プレス)