留学いつ行ける?留学再開&ポストコロナの見通し情報【6月16日更新】

「留学にはいつから行けるんだろう?」コロナ渦の影響で留学準備をストップしている人や、行きたいと思いながら保留にしている人のために、現在の留学再開情報と今後の見通しをお届けします。

留学を再開する国も増えてきました。留学再開している国の中でも、留学の種類によっては保留中の場合があります。

留学が再開していない国に関しては、今後の見通しと、現在どんな準備を進めておくとよいか、同じように留学を検討している人たちがどう準備しているかをご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

※掲載中の内容は「新規」の留学に関する情報です。
(ビザを既に持っていて一時帰国した人を対象にした情報ではありません。)

ひとめでわかる!コロナ渦の留学再開概要

まずは全体の状況を一表でご紹介します。

◎=ほぼ全面再開、〇=一部再開、△=再開しているが状況により一部保留、×=入国不可

アメリカカナダ
イギリスマルタ
ドイツフランス
イタリアスペイン
アイルランドスイス
フィンランドフィジー
オーストラリア×ニュージーランド×
フィリピン×マレーシア
UAE(ドバイ)中国×
韓国シンガポール
台湾南アフリカ共和国

各国ともPCR検査結果の持参や入国時の感染対策、オンラインと対面のハイブリッド授業などの工夫をしながら、できるだけ留学の希望を叶えるための施策を行っています。

オーストラリアやニュージーランドなど「×」印となっている国のなかには、留学生の数を制限して一部の留学を限定的に認めているケースもあります。一般留学生全員を受け入れるには至っていませんが、その日のために一歩一歩段階を進めている状況です。

それでは各国状況を見ていきましょう。

北米

アメリカ合衆国

アメリカ留学はほぼ全面的に再開しています。現地では地域や学校内の状況に応じて、オンライン授業を行ったり、対面とのハイブリッド授業を行うなどの対策が取られています。

出発3日以内に実施されたコロナ検査の陰性証明書、または新型コロナウイルスから回復したことを示す治癒証明書の提出が必要です。治癒証明書には出発から90日以内に交付された陽性判定と医療従事者または公衆衛生当局が旅行を許可したことが明記されている必要があります。

到着後に自己隔離を要請している州や地域があるので、行きたい州の条例に従う必要があります。

米疾病対策センター(CDC)は2回のワクチン接種を受けて2週間を経過した人は、屋外での少人数による集会の場合のマスク着用は原則不要とすると新ガイドラインを発表しました。公共の屋内では引き続きマスクの着用が求められます。

なお、ハワイについてはアメリカ本土とは別のルールが適用されています。

日本からの渡航者は条件付きで自己隔離を免除される「新型コロナウイルス事前検査プログラム」の対象となっています。

日本を出発する72時間以内に、日本国内の21ヶ所の指定医療機関で新型コロナウイルス感染症の検査を受け、ハワイ入国時にハワイ州指定の陰性証明書を提示すればハワイ到着後の14日間自己隔離が免除されます。

アメリカのワクチン接種率は50.45%に達しています(6月4日発表)。

2021年に行ける留学-アメリカ

アメリカ留学について興味がわいたら

参考:
在日米国大使館・領事館ビザサービス

カナダ

カナダ留学は短期留学を除き、基本的に再開していると言っていいでしょう。州政府から安全対策基準が承認されている学校へ留学できます。

現地では地域や学校内の状況に応じて、オンライン授業を行ったり、対面とのハイブリッド授業を行うなどの対策が取られています。

到着空港における検査を受け、検査結果が出るまでの3日間(3泊)政府指定のホテルでの隔離→14 日間の隔離期間終了前に再度検査を受けます。なお、検査、隔離に係る費用は自己負担となり、総額2,000カナダドル以上となるとしています。

ワーキングホリデービザ申請は再開しています。登録時にジョブオファーを持っていることが必要です。仕事先確保については国内外留学エージェントや現地相談窓口との相談が推奨されます。

カナダのワクチン接種率は58.97%に達しています(6月2日発表)。

2021年に行ける留学-カナダ

カナダ留学について興味がわいたら

参考
カナダ政府:Coronavirus disease (COVID-19): International students
ワーキングホリデーについて
留学生レポート:カナダ高校留学生の留学再開。海外渡航~カナダ入国まで

欧州

イギリス

日本人に対する入国制限はありません。イギリス留学は全面的にオープンしています。

10日間の自主隔離(ホームステイや学生寮可)と自己隔離期間中の2日目と8日目の検査が求められます。出発72時間以内の新型コロナウイルス感染症の陰性証明書提示が義務づけられています。

イギリスのワクチン接種率は58.31%に達しています(6月1日発表)。

2021年に行ける留学-イギリス

イギリス留学に興味がわいたら

参考:
在英国日本国大使館
留学生レポート:【Withコロナの留学】イギリス、フィンランド、ドイツへの渡航レポートと空港での手続きについて

マルタ

日本人に対する入国制限はありません。マルタ留学はほぼ全面的にオープンしていると言っていいでしょう。語学学校の対面授業再開されています。マルタはヨーロッパでトップのワクチン接種国です。

マルタ到着前72時間以内に実施したPCR検査陰性証明、またはワクチンの接種完了を証明する公式書類の提示が義務付けられています。

マルタのワクチン接種率は72.38%に達しています(6月1日発表)。

2021年に行ける留学-マルタ

マルタ留学について興味がわいたら

参考:
在マルタ日本国大使館

ドイツ

長期滞在・短期滞在ともに日本からドイツへの入国が可能になりました。ワーキングホリデーも可能です。

抗原検査の場合はドイツ入国前48時間以内、PCR検査の場合はドイツ入国前72時間以内に実施したコロナ検査の陰性証明書が必要です。入国後の隔離は義務ではありません。

ドイツのワクチン接種率は45.10%に達しています(6月2日発表)。

2021年に行ける留学-ドイツ

ドイツ留学について興味がわいたら

参考:
駐日ドイツ大使館
在ドイツ日本大使館
Information on entry restrictions and quarantine regulations in Germany
留学生レポート:【Withコロナの留学】イギリス、フィンランド、ドイツへの渡航レポートと空港での手続きについて

フランス

長期滞在・短期滞在ともに日本からフランスへの入国が可能です。

フライト出発72時間以内に実施したPCR検査陰性証明書、7日間の自主隔離、隔離終了時のPCR検査実施等に関する誓約書(Déclaration pour voyageur)が必要です。

フランスのワクチン接種率は38.81%に達しています(6月2日発表)。

2021年に行ける留学-フランス

フランス留学について興味がわいたら

参考:在日フランス大使館

イタリア

学生ビザ保持者の入国が可能です。ビザなしの短期留学についても、原則として入国制限は解除されています。

入国前48時間以内の検査結果と陰性証明書の提示、デジタルフォーマット、入国後10日間の自主隔離期間、隔離終了時の検査があります。

イタリアではワクチンパスポート(グリーン証明書=ワクチンを接種したこと、感染から治癒したこと、または検査結果が陰性であったことを証明するもの)の導入で、早期の自由な往来を目指しています。

イタリアのワクチン接種率は39.97%に達しています(6月2日発表)。

2021年に行ける留学-イタリア

イタリア留学について興味がわいたら

参考:
駐日イタリア大使館
在イタリア日本国大使館

スペイン

学生ビザの申請受付は通常どおり受け付けています。ビザなしの短期留学も再開しました。ワーキングホリデーも可能です。PCR検査陰性証明書の携帯は不要です。

スペイン入国時のPCR検査の陰性証明書を提出義務はなくなりました。

スペインのワクチン接種率は39.41%に達しています(6月2日発表)。

2021年に行ける留学-スペイン

スペイン留学について興味がわいたら

参考:
駐日スペイン大使館
在スペイン日本国大使館

アイルランド

日本からアイルランドへの入国が可能です。ワーキングホリデービザの発給は保留中です。14日間の隔離、到着前72時間以内のPCR検査での陰性結果の提示が必要です。

一部の語学学校は対面授業再開を発表しています。アイルランド政府は対面授業が再開してからの入国を推奨していますので、自分の行きたい語学学校の再開情報を確認してから渡航手続きを進めてください。

アイルランドのワクチン接種率は35.12%に達しています(5月23日発表)。

2021年アイルランド留学

2021-2022アイルランド留学の資料を主催の留学各社からもらえます。(無料)

参考:
駐日アイルランド大使館
在アイルランド日本大使館
Immigration Service Delivery

スイス

スイスの長期滞在許可を保持する人のみ入国が可能です。

日本からスイスへ観光等の短期滞在目的での入国は認められなくなったためビザなしの短期留学はしばらく保留となります。

スイスのワクチン接種率は35.37%に達しています(5月30日発表)。

2021年に行ける留学-スイス

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参考:在スイス日本国大使館

フィンランド

入国制限が継続しています。日本からの入国に対しても72時間以内のPCR検査結果提示と14日間の自主検疫が勧告されています。留学生の入国は認めるとしていますが個々の判断となると記載されていますので大学と協議しながら手続きを進めてください。

フィンランドのワクチン接種率は45.32%に達しています(6月2日発表)。

2021年フィンランド留学

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参考:
在日フィンランド大使館
在フィンランド日本国大使館
Guidelines for border traffic during pandemic
留学生レポート:【Withコロナの留学】イギリス、フィンランド、ドイツへの渡航レポートと空港での手続きについて

オセアニア

オーストラリア

一般の新規日本人留学生の入国は認められていません。しかし、学生ビザ、ワーキングホリデービザの発給は再開されており、国境再開時にすぐに留学できるよう体制を整えています。

5月24日からビクトリア州が、今年後半からニューサウスウェールズ州が留学生の定期受け入れテストの実施を発表しています。それぞれ限定人数の留学生を毎週または2週間に一度ずつ入国させ、留学生専用の宿泊施設で隔離期間を過ごした後通学するという段取りです。

安全に留学を再開するための段階的なテストが軌道に乗せることで、2022年再開への道筋が見えてくると期待されています。

オーストラリアはブルームバーグ社が実施している世界で最も安全な国・地域の番付『COVIDレジリエンス(耐性)ランキング』で、4月は世界3位となっています。

オーストラリアのワクチン接種率は15.03%に達しています。(6月2日発表)

2021年オーストラリア留学

オーストラリア留学に興味がわいたら

参考:在日オーストラリア大使館

ニュージーランド

一般の新規日本人留学生の入国は原則として認められていません。現状では、大学/院が推薦した修士/博士課程の学生で現地での研究/学業必須な場合に限り人数限定で留学再開しています。優先分野は医学、獣医学、工学、実験科学、農業などです。

ニュージーランド国内は感染の抑え込みに成功している国のため海外渡航者の自由な受け入れには慎重ですが、留学生の受け入れが始まった場合には最も安全性の高い国のひとつとして注目されています。ワクチン接種が始まったことで、各校では2022年の渡航に向けて準備が始まっています。

ニュージーランドはブルームバーグ社が実施している世界で最も安全な国・地域の番付『COVIDレジリエンス(耐性)ランキング』で、4月は世界2位となっています。

ニュージーランドのワクチン接種率は10.96%に達しています。(6月2日発表)

2021年ニュージーランド留学

ニュージーランド留学に興味がわいたら

参考:NZ Immigration: Student visa COVID-19 information

フィジー

フィジー政府により学生受け入れ認可を受けている学校への就学の場合、かつ入国申請が認められた場合の渡航が可能です。

出発72時間以内のPCR検査でフィジー政府が指定する様式にて陰性証明書を作成する必要があります。入国後、政府指定隔離施設にて14日間の隔離措置を受けます。

フィジーのワクチン接種率は10.37%に達しています。(2021年5月11日発表)

2021年に行ける留学-フィジー

フィジー留学について興味がわいたら

参考:在フィジー日本国大使館

アジア

フィリピン

長期滞在ビザを持つ外国人以外の入国は認められていません。各校は2021年後半~2022年の再開に期待を持って待機をしている状況です。

参考:
駐日フィリピン大使館
在フィリピン日本国大使館

マレーシア

インターナショナルスクールや大学・大学院など、マレーシアでの就学のオファーを受け、学生パス(student pass)の取得を希望する人はEMGSウェブサイトから所定の手続きを経て承認を得てください。出国日の3日前にCOVID-19スワブ検査を受けること、入国後に14日間の隔離期間を設けること、隔離期間10日目に2回目のスワブ検査を受けることが求められます。

2021年マレーシア留学

マレーシア留学について興味がわいたら

参考:
駐日マレーシア大使館
在マレーシア日本国大使館

UAE(ドバイ)

日本国籍保持者は短期滞在の資格であっても入国が可能となっています。出発前72時間以内に受診したPCR検査の陰性証明書を携行する必要があります。

UAEのワクチン接種率は51.38%に達しています(4月21日発表)。

2021年に行ける留学-ドバイ

2021-2022ドバイ留学の資料を主催の留学各社からもらえます。(無料)

参考:在アラブ首長国連邦日本国大使館
エミレーツ航空HP

中国

学生ビザの新規発行が停止されています。ワクチン接種の状況次第で、2021年後半~2022年の留学再開が期待されています。

参考:駐日中国大使館ホームページ

韓国

長期留学についてのD4ビザでの渡航が可能です。
また、日韓ワーキング・ホリデー査証の申請受付が開始されています。1期の申請は締め切られました。2021年3月以降の査証申請については、別途発表があります。

出発日以降72時間以内に発行されたPCR陰性確認書の携行、入国後に14日間の隔離、隔離前と後のPCR検査が必要です。7月1日から、ワクチン接種証明書を提出できる留学生については隔離が不要になることが発表されています。ただし、感染拡大や変異株のリスクのある国は対象外となるため、日本からの留学生については現時点では隔離の線が濃厚です。

2021年に行ける留学-韓国

韓国留学について興味がわいたら

参考:
駐日韓国大使館
在大韓民国日本国大使館・日韓ワーキング・ホリデー査証申請受付開始のお知らせ

シンガポール

語学留学を含む長期の学生ビザの申請、ワーキングホリデービザの申請が再開しています。入国後に隔離義務があります。

シンガポールは国内感染者の抑え込みに成功している国のひとつです。ブルームバーグ社が実施している世界で最も安全な国・地域の番付『COVIDレジリエンス(耐性)ランキング』で、4月はシンガポールが首位となっています。

現在、変異株に対する安全対策徹底のため日本を含む高リスク国からの到着者は隔離期間が3週間に延長され、就労ビザ保持者を含む長期滞在ビザ保持者に対しても入国制限が厳しくなっています。新規入国承認受付は原則として停止されています。

シンガポールのワクチン接種率は36.11%に達しています。(2021年5月24日発表)

2021年に行ける留学-シンガポール

シンガポール留学について興味がわいたら

参考:
在シンガポール日本国大使館
Ministry of Foreign Affairs Singapore

台湾

台湾の大学・大学院正規留学、ワーキングホリデーが再開していましたが、水際対策強化のため6月18日まで受け付け停止しています。

台湾はブルームバーグ社が実施している世界で最も安全な国・地域の番付『COVIDレジリエンス(耐性)ランキング』で、4月は世界5位となっています。

2021年に行ける留学-台湾

台湾留学について興味がわいたら

参考:
台北駐大阪経済文化弁事処:全てのビザ申請受理を一時停止(2021.5.18~)
正規留学生の留学ビザについて
日本人の台湾へのワーキング・ホリデー査証申請要項
留学生レポート:【Withコロナの台湾留学】防疫ホテルでの隔離生活体験レポート

アフリカ

南アフリカ共和国

日本からの渡航が可能です。出発前72時間以内の PCR 検査の陰性証明携行が必要です。

2021年に行ける留学-南アフリカ

南アフリカ留学について興味がわいたら

参考:
在南アフリカ共和国日本国大使館
南アフリカ観光局

留学にいつ行けるかは国と留学種類を確認しよう

以上、コロナ渦の留学再開&入国制限情報をまとめました。できるだけ迅速な情報収集に努めていますが、情報は日々更新されています。各国大使館・移民局のホームページも参照してください。

留学再開している国のうち、どの留学がオープンしていてどの留学がまだ保留なのかは別記事「留学2021-22年『行ける』国はどこ?国別/種類別に解説!」も参考にしてください。

今の状況では、留学に対する考え方も人それぞれです。こんなときこそ、自分の気持ちと向き合い、後悔のない選択をすることが大切になってきます。

様々な情報が飛び交うなか、正しい一次情報に接することも重要です。私たちもできるだけ情報を更新していきますので、ぜひヒントにしてください。

(留学プレス編集部)

留学再開 コロナ
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