留学いつから行ける?2021-22留学再開&ポストコロナの見通し情報【9月21日更新】

「留学にはいつから行けるんだろう?」コロナ渦の影響で留学準備をストップしている人や、行きたいと思いながら保留にしている人のために、現在の留学再開情報と今後の見通しをお届けします。

留学を再開する国も増えてきました。留学再開している国の中でも、留学の種類によっては保留中の場合があります。

留学が再開していない国に関しては、今後の見通しと、現在どんな準備を進めておくとよいか、同じように留学を検討している人たちがどう準備しているかをご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

また、ワクチン接種証明書の提示で入国制限が大幅に緩和している国が増えてきています。ただし、国ごとに有効なワクチン接種証明書が異なっています。日本の自治体や政府発行の証明書を認めているかどうか、つど確認することをおすすめします。

※掲載中の内容は「新規」の留学に関する情報です。
(ビザを既に持っていて一時帰国した人を対象にした情報ではありません。)

※ワクチン接種率参考:Our world in Data (9月13日発表)

ひとめでわかる!コロナ渦の留学再開概要

まずは全体の状況を一表でご紹介します。

◎=ほぼ全面再開、〇=一部再開、△=再開しているが状況により一部保留、×=入国不可

アメリカカナダ
イギリスマルタ
ドイツフランス
イタリアスペイン
アイルランドスイス
フィンランドフィジー
オーストラリア×ニュージーランド×
フィリピン×マレーシア
UAE(ドバイ)中国×
韓国シンガポール×
台湾×南アフリカ共和国

各国ともPCR検査結果の持参や入国時の感染対策、オンラインと対面のハイブリッド授業などの工夫をしながら、できるだけ留学の希望を叶えるための施策を行っています。

オーストラリアやニュージーランドなど「×」印となっている国のなかには、留学生の数を制限して一部の留学を限定的に認めているケースもあります。一般留学生全員を受け入れるには至っていませんが、その日のために一歩一歩段階を進めている状況です。

日本政府発行のワクチン接種証明書は、使用可能な国・地域が日々更新されています。最新情報は外務省ホームページ「海外渡航用の新型コロナワクチン接種証明書が使用可能な国・地域一覧」をご覧ください。

それでは各国状況を見ていきましょう。

北米

アメリカ合衆国

アメリカ留学は全面的に再開しています。

出国72時間以内に受診した新型コロナウイルス検査の陰性証明書(または感染から回復したことを示す診断書)の提示が義務付けられています。

ワクチン接種完了者は到着後3~5日以内に検査を受けること、未接種者は到着後3~5日以内に検査+7日間の自主隔離を推奨、検査を受けない場合は10日間の自主隔離が推奨されています。

アメリカ政府は11月上旬からはワクチン接種証明書の提示を義務とする方針を発表しています。

アメリカの一部の大学は入学生へのワクチン接種を義務付けているところがありますのでご確認ください。

なお、ハワイについてはアメリカ本土とは別のルールが適用されています。

日本からの渡航者は条件付きで自己隔離を免除される「新型コロナウイルス事前検査プログラム」の対象となっています。

日本を出発する72時間以内に、日本国内の指定医療機関で新型コロナウイルス感染症の検査を受け、ハワイ入国時にハワイ州指定の陰性証明書を提示すればハワイ到着後の10日間自己隔離が免除されます。

アメリカのワクチン接種率は62.26%に達しています。

2021年に行ける留学-アメリカ

アメリカ留学について興味がわいたら

参考:
在日米国大使館・領事館ビザサービス
在米日本大使館
ハワイ州新型コロナウィルス情報サイト

カナダ

カナダ留学は短期留学・長期留学が再開しています。

・ワクチン(ファイザー、モデルナ、アストラゼネカ、J&Jのいずれか)を2回接種後2週間以上経過していること
・入国前72時間以内に受けた検査の陰性証明書
ArriveCANアプリへの入力

ワクチン接種者は入国後の隔離は不要です。到着時の検査は不要ですが、ランダムに検査があります。

ワクチン未接種(または1回接種)の人の場合は14日間の隔離と到着時+8日目の検査が必要です。隔離期間については変更があり得ますので、随時ArriveCANアプリで確認してください。

ワーキングホリデービザ申請は再開しています。ワクチン未接種の場合は登録時にジョブオファーを持っていることが必要です。ワクチン接種完了者はジョブオファーは不要です。

カナダのワクチン接種率は74.45%に達しています。

2021年に行ける留学-カナダ

カナダ留学について興味がわいたら

参考
カナダ政府:Travel Advisory
ワーキングホリデーについて
留学生レポート:ワクチン2回接種後のカナダ・バンクーバー留学渡航レポート

欧州

イギリス

日本人に対する入国制限はありません。イギリス留学は全面的にオープンしています。

10月4日より、ワクチンの接種を完了してから14日間が経過した人は

  • 入国後の隔離は不要
  • 出発前及び入国後のPCR検査が不要

となります。ワクチン接種証明には国または自治体発行の書類またはデジタル証明が必要です。外務省HPによると日本政府発行のワクチン接種証明書は現時点ではイギリスに承認されていませんので、同書類で入国可能かどうかは個々に確認が必要です。

ワクチン接種完了者以外の人は10日間の自主隔離と2日目と8日目の検査が求められます。出発72時間以内の新型コロナウイルス感染症の陰性証明書提示が義務づけられています。

イギリスのワクチン接種率は70.96%に達しています。

2021年に行ける留学-イギリス

イギリス留学に興味がわいたら

参考:
在英国日本国大使館Gov.UK

マルタ

マルタ留学はオープンしていましたが変異種対策により、現在事実上ストップしています。

政府発表ではワクチン接種証明書の提示か、未接種者の場合は入国後14日間の指定ホテルでの隔離を経て入国が可能となっています。しかし、ワクチンの接種証明書の提示ができない場合入国が拒否されたという情報も入ってきております。また、現在日本で発行される証明書はまだマルタ入国要件としては未承認のため、承認が待たれるところです。

マルタに入国済の留学生の場合、ワクチン接種から2週間以上経過している留学生に限り、対面授業への参加が認められています。

マルタのワクチン接種率は81.04%に達しています。

2021年に行ける留学-マルタ

マルタ留学について興味がわいたら

参考:
在マルタ日本国大使館

ドイツ

長期留学が可能です。大学(一学期のみも含む)、オペア、インターン、語学コース参加目的の場合、滞在期間が6か月以上の場合に限り可能です。

なお、ビザなしの短期留学については、9月5日から日本は変異株蔓延地域(Virusvarianten-Gebiet)に指定されたため認められなくなりました。

ワクチン接種証明書又は快復証明書の有無にかかわらず、陰性証明書の提示及び2週間の隔離義務があります。日本のワクチン接種証明書はドイツ入国の証明書として有効です。

ドイツのワクチン接種率は65.81%に達しています。

2021年に行ける留学-ドイツ

ドイツ留学について興味がわいたら

参考:
駐日ドイツ大使館
在ドイツ日本大使館
Information on entry restrictions and quarantine regulations in Germany

フランス

日本からフランスへの入国が全面的に可能です。

フライト出発72時間以内に実施したPCR検査陰性証明書が必要です。

ファイザー、モデルナワクチンの2回目の接種後2週間が経過した人は、搭乗前検査・フランス入国時の検査・自主隔離(7日間)が免除となります。その場合、フランス国内で有効な衛生パスに相当するQRコードを取得できます。

いずれの場合も到着後の自主隔離は必要ありません。

フランスのワクチン接種率は72.99%に達しています。

2021年に行ける留学-フランス

フランス留学について興味がわいたら

参考:在日フランス大使館在フランス日本大使館

イタリア

日本からの渡航が全面的に可能です。

入国前48時間以内の検査で陰性であるか、日本政府発行のワクチン接種証明書または新型コロナウイルス感染症の治癒証明書があれば入国後の隔離はありません。

イタリアのワクチン接種率は72.43%に達しています。

2021年に行ける留学-イタリア

イタリア留学について興味がわいたら

参考:
駐日イタリア大使館
在イタリア日本国大使館

スペイン

留学ビザを持っている人はスペインへの留学が可能です。留学ビザを持たない人(短期留学等)はワクチン接種証明書を持参しない限り、スペインへの入国はできなくなります。

9月20日から、留学ビザを持っている人は

  • ワクチン接種証明書
  • 検査陰性結果証明書
  • 感染後の回復証明書

のいずれかが必要となります。
※19日までの間も、これらが求められる可能性はあります。

スペインへの入国は学期中又は学期開始の15日前以内でなければなりません。

滞在期間が90日以内の場合、留学先はスペインが認可し政府に登録されている教育機関であること、フルタイムの対面式授業であること、学位(または学位の取得に繋がるもの)である必要があります。

スペインのワクチン接種率は79.42%に達しています。

2021年に行ける留学-スペイン

スペイン留学について興味がわいたら

参考:
駐日スペイン大使館
在スペイン日本国大使館

アイルランド

アイルランド入国には次のいずれかが必要です。

・入国前14日以前にワクチンを2回接種している
・入国の72時間以内のPCR検査陰性証明の提示+入国後14日間の自己隔離(5日目の陰性証明で隔離終了できる)

語学学校は入国済の学生への対面授業を一部再開しています。新規の日本からの学生受け入れは9月20日以降となる見通しです。

アイルランドのワクチン接種率は74.86%に達しています。

2021年アイルランド留学

2021-2022アイルランド留学の資料を主催の留学各社からもらえます。(無料)

参考:
駐日アイルランド大使館
在アイルランド日本大使館
Government advice on international travel
Entry Requirement for international students(pdf)

スイス

スイスへの渡航が全面的に可能になりました。

入国の72時間以内に受けたPCR検査の陰性証明書、もしくは入国前48時間以内の簡易抗原検査が必要です。到着後の自己隔離はありません。

スイスのワクチン接種率は58.77%に達しています。

2021年に行ける留学-スイス

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参考:在スイス日本国大使館

フィンランド

ワクチン接種証明書(到着前14日以前までに2回以上の接種済)を持つ人の入国は留学・短期滞在ともに可能です。ただし、日本政府発行のワクチン接種証明書はフィンランドでは正式認可とはなっていないため、個別に問い合わせが必要です。

ワクチン接種証明を持たない人は留学目的での入国であれば陰性証明書+入国後3~5日の検査で入国が可能です。

自分の状況について調べたい人は専用サイト「FINENTRY」にて確認できます。

フィンランドのワクチン接種率は73.44%に達しています。

2021年フィンランド留学

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参考:
在日フィンランド大使館
在フィンランド日本国大使館
フィンランド日本人会監修コロナ情報ページ
Guidelines for border traffic during pandemic

オセアニア

オーストラリア

一般の新規日本人留学生の入国は認められていません。

オーストラリアでは州ごとに、限定数の留学生の受け入れテストを行っています。それぞれ限定人数の留学生を毎週または2週間程度に一度ずつ入国させ、留学生専用の宿泊施設で隔離期間を過ごした後通学するという段取りです。

オーストラリア政府は「国境再開への4段階」を発表。日本からの渡航については12月再開の期待が持たれています。

オーストラリアはブルームバーグ社が実施している世界で最も安全な国・地域の番付『COVIDレジリエンス(耐性)ランキング』で、4月は世界3位となっています。

オーストラリアのワクチン接種率は53.91%に達しています。

2021年オーストラリア留学

オーストラリア留学に興味がわいたら

参考:在日オーストラリア大使館

ニュージーランド

一般の新規日本人留学生の入国は認められていません。現状では、大学/院が推薦した修士/博士課程の学生で現地での研究/学業必須な場合に限り人数限定で留学再開しています。

ニュージーランド政府は、年内に全国民へのワクチン接種を完了し、2022年には国境を再開する計画を発表しました。

ニュージーランドはブルームバーグ社が実施している世界で最も安全な国・地域の番付『COVIDレジリエンス(耐性)ランキング』で、5月は世界1位となっています。留学生の受け入れが始まった場合には最も安全性の高い国のひとつとして注目されています。

ニュージーランドのワクチン接種率は53.91%に達しています。

2021年ニュージーランド留学

ニュージーランド留学に興味がわいたら

参考:NZ Immigration: Student visa COVID-19 information

フィジー

フィジー政府により学生受け入れ認可を受けている学校への就学の場合、かつ入国申請が認められた場合の渡航が可能です。

出発72時間以内のPCR検査でフィジー政府が指定する様式にて陰性証明書を作成する必要があります。入国後、政府指定隔離施設にて14日間の隔離措置を受けます。

フィジーのワクチン接種率は62.71%に達しています。

2021年に行ける留学-フィジー

フィジー留学について興味がわいたら

参考:在フィジー日本国大使館

アジア

フィリピン

長期滞在ビザを持つ外国人以外の入国は認められていません。各校は2021年後半~2022年の再開に期待を持って待機をしている状況です。

フィリピンのワクチン接種率は16.84%に達しています。

参考:
駐日フィリピン大使館
在フィリピン日本国大使館

マレーシア

インターナショナルスクールや大学・大学院など、マレーシアでの就学のオファーを受け、学生パス(student pass)の取得を希望する人はEMGSウェブサイトから所定の手続きを経て承認を得てください。

出国前72時間以内にPCR検査を受けた留学生は7日間、検査結果を持参しなかったか検査結果を保健省に認められなかった留学生は10日間の隔離があります。7日間隔離の場合は5日目、10日間隔離の場合は8日目にPCR検査か抗原検査を受けます。

マレーシアのワクチン接種率は64.98%に達しています。

2021年マレーシア留学

マレーシア留学について興味がわいたら

参考:
在マレーシア日本国大使館
Education Malaysia Global Services

UAE(ドバイ)

日本国籍保持者は短期滞在の資格であっても入国が可能となっています。出発前72時間以内に受診したPCR検査の陰性証明書を携行する必要があります。

UAEのワクチン接種率は89.29%に達しています。

2021年に行ける留学-ドバイ

2021-2022ドバイ留学の資料を主催の留学各社からもらえます。(無料)

参考:在アラブ首長国連邦日本国大使館
エミレーツ航空HP

中国

学生ビザの新規発行が停止されています。

中国のワクチン接種率は75.82%に達しています。

参考:駐日中国大使館ホームページ

韓国

長期留学(D4ビザ)での渡航が可能です。
また、日韓ワーキング・ホリデー査証の申請受付が開始されています。1期の申請は締め切られました。2021年3月以降の査証申請については、別途発表があります。

ワクチン接種完了して2週間を経過した証明書を提示できる人については、隔離免除となる方針が発表されています。それ以外の人は出発日から72時間以内に発行されたPCR陰性確認書の携行、入国後の14日間の隔離、隔離前と後のPCR検査が必要です。

外務省によると日本政府発行のワクチン接種証明書は隔離免除書発行に必要な書類のうちのひとつである「予防接種証明書」として認められるとあります。しかし現在、変異株流行の影響で、日本からの留学生はワクチン接種を終えていても隔離対象となっています。

韓国のワクチン接種率は64.57%に達しています。

2021年に行ける留学-韓国

韓国留学について興味がわいたら

参考:
駐日韓国大使館
在大韓民国日本国大使館・日韓ワーキング・ホリデー査証申請受付開始のお知らせ

シンガポール

学生ビザ保持者の入国が可能ですが、現在変異株対策のため新規入国承認受付は停止されています。

シンガポールは国内感染者の抑え込みに成功している国のひとつです。ブルームバーグ社が実施している世界で最も安全な国・地域の番付『COVIDレジリエンス(耐性)ランキング』で、5月はシンガポールが世界2位となっています。

シンガポールのワクチン接種率は78.40%に達しています。

2021年に行ける留学-シンガポール

シンガポール留学について興味がわいたら

参考:
在シンガポール日本国大使館
Ministry of Foreign Affairs Singapore

台湾

台湾の大学・大学院正規留学のビザ受付が再開されました。交換留学・語学研修は対象外です。

ワーキングホリデーは一時再開していましたが、水際対策強化のため受け付けを停止しています。

台湾のワクチン接種率は47.21%に達しています。

2021年に行ける留学-台湾

台湾留学について興味がわいたら

参考:
台北駐大阪経済文化弁事処:正規留学生の留学ビザについて
日本人の台湾へのワーキング・ホリデー査証申請要項
留学生レポート:【Withコロナの台湾留学】防疫ホテルでの隔離生活体験レポート

アフリカ

南アフリカ共和国

日本からの渡航が可能です。出発前72時間以内の PCR 検査の陰性証明携行が必要です。

南アフリカのワクチン接種率は17.83%に達しています。

2021年に行ける留学-南アフリカ

南アフリカ留学について興味がわいたら

参考:
在南アフリカ共和国日本国大使館
南アフリカ観光局

留学にいつから行けるか?2022年は大きく前進の見通し。

以上、コロナ渦の留学再開&入国制限情報をまとめました。できるだけ迅速な情報収集に努めていますが、情報は日々更新されています。各国大使館・移民局のホームページも参照してください。

留学再開している国のうち、どの留学がオープンしていてどの留学がまだ保留なのかは別記事「留学2021-22年『行ける』国はどこ?国別/種類別に解説!」も参考にしてください。

今の状況では、留学に対する考え方も人それぞれです。こんなときこそ、自分の気持ちと向き合い、後悔のない選択をすることが大切になってきます。

様々な情報が飛び交うなか、正しい一次情報に接することも重要です。私たちもできるだけ情報を更新していきますので、ぜひヒントにしてください。

(留学プレス編集部)

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