未来の日本ラグビーを担う高校生たち、ラグビー留学から帰国。ニュージーランド大使公邸にて留学体験を報告。

未来の日本ラグビーを担う高校生たちが、ラグビー強豪国ニュージーランドへのラグビー留学から帰国した。その留学体験報告会が2018年9月19日(火)ニュージーランド大使公邸にて行われた。

今回、ニュージーランドへ赴いたのは関東高校スーパーリーグ選抜チーム12人、全国女子選抜チーム11人の高校生。今年の7月~8月にかけてニュージーランドで3週間の留学だった。

参加したのは英語学習とスポーツトレーニングを一体化させた留学プログラム「Game On English」で、2014年7月に日本の安倍総理大臣とニュージーランドのジョン・キー首相によって宣言された政府公認の留学プログラムだ。

ラグビーワールドカップ2019日本大会開催を控える日本では、ますますラグビー熱の高まりが予想される。同プログラムへの学生派遣が最初に行われたのは4年前だが、当時の一期生の中からは、先般行われた「ワールドラグビーU20トロフィー2017」の優勝メンバーを輩出しており、成果が実を結びつつある。今回の帰国生の中からも、日本ラグビーを背負う人材のほか、日本/ニュージーランド交流に貢献するグローバル人材が生まれることが期待される。

英語とラグビー一色に染まった夏を過ごし、帰国したラグビー留学生たちはこの日、全員が帰国報告のスピーチを英語で行った。ジョークを交えて場内を沸かせる学生も1人や2人ではなく、語学やラグビーだけでなく「胆力」も身に付けて帰国した様子がうかがえた。

ラグビー留学生たちのコメント

※英語で行われたコメントを文中邦訳

「ニュージーランドではラグビーが人々の生活の一部だった。街の至るところにラグビーフィールドがあり、ゲームがある日はみんな熱狂した。日本でもラグビーがもっと親しまれたら嬉しい。」

「ニュージーランドで初めて行ったゲームはコミュニケーションのとり方がわからず、難しかった。」

「最初のうちは英語もわからず(チームメイト同士)思いやることまでできなかった。」

「3週間の滞在を通して英語を話すのがまったく怖くなくなった。」

「コミュニケーションの大切さを学んだ。ニュージーランドのコーチはことさらに厳しくはせず、怒らない。怒るかわりに、原因を考えてくれた。」

「失敗(Making mistakes)に寛容だと感じた。」

ラグビー留学帰国生たち

※敬称略

■女子
飯野菜々穂(國學院栃木)
笠原きらら(前橋育英)
坪井美月(日本体育大学荏原)
古屋みず希(東海大学付属相模)
武藤玲子(駒込学園)
可藤清香(関西大学第一)
土井望愛(追手門学院)
中野すず(兵庫県立神戸甲北)
永田花菜(福岡県立福岡)
中野彩(中部大学春日丘)
高橋萌花(岩手県立盛岡工業)

■男子
江下遼(國學院久我山)
八木澤龍翔(流通経済大学柏)
大塚椋生(茗溪学園)
山口武克(清真学園)
石母田健太(國學院栃木)
田中挑(東京農大第二)
樋口豪(桐蔭学園)
渡辺弦(都留興譲館)
和崎哲(明和県央)
木場昭大(深谷)
小川建成(大東文化第一)
増田海(東京)

(留学プレス)

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