イギリスの気候の特徴や適切な服装を紹介!地理ごとの気候を知って留学準備に役立てよう

留学先として人気の国、イギリス。イギリスは日本と同じく四季があるため、留学時期や留学先に応じた服装などの準備が必要です。

イギリスへの留学を検討している人のために、イギリスの季節ごとの気候の特徴とともに、地理にそった主要都市の気候の特徴、気温や適切な服装、用意しておくとよいものを紹介しています。イギリスへの留学時期に悩んでいる人や、どの服装を準備すべきか迷っている人、気候も参照しながら留学先を選びたい人に役立つ情報です。

  • イギリスは冬に雪が降る?
  • 夏は日本のように湿気は多い?
  • どんな服を持っていけばいい?

といった疑問も解消できます。イギリスへの留学準備を行っている人は、ぜひ参考にしてください。

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イギリスの春夏秋冬での気候を解説

イギリスの春夏秋冬での気候を解説

イギリスは日本と同じく四季がありますが、湿気が少ない、天気の急変が多いなど日本の気候とは異なる特徴があります。イギリスの春夏秋冬ごとの特徴を知り、必要な準備をしておきましょう。

1年を通じて雨が多いイギリス

イギリスは西岸海洋性気候です。イギリス全土で1年を通じて雨が多くなっています。ただし、降水量自体は日本とあまり変わらず、弱い雨が降ったりやんだりすることが多いです。

イギリスへの留学時に雨具は必須ですが、傘とウィンドブレーカーなどの撥水素材やフード付きの衣類など、さっと雨をよけられるものを用意しておくほうがよいでしょう。

1日の内で天気が急変することも多いです。暖かかった気候がいきなり肌寒くなることもあります。羽織ものなど温度調節ができるものを準備しておきましょう。

春は調節できる服装を用意しておこう

イギリスで1年を通じてもっとも気温の変化が大きいのが春です。イングリッシュガーデンの花々が美しい季節のため日中は暖かい日が多くなっています。ただし朝晩が冷え込み、日中の天候の急激な変化も多いです。気温によって調節しやすい服装を準備しておきましょう。

夏は気温が高くても日本より過ごしやすい

イギリスの夏も温暖化の影響で、日本のように30度前後になることがあります。ただし日本と異なり湿気がなくカラッとしているため、日本よりも過ごしやすくなっています。夏はセールがあることもあり、旅行でもベストシーズンとして人気です。

ただし、イギリスは直射日光の照りつけが日本より激しく感じるので、紫外線対策が必須になります。また8月下旬になると夏とはいえ夜間が冷え込むので、羽織り物を用意しておくようにしましょう。

秋は9月中旬から本格的な寒さに

イギリスの秋は曇りの日が多いです。天候が不安定で、台風のような嵐が発生する場合もあります。夏が終わり9月の中旬過ぎから朝晩の冷え込みが厳しくなってくるため、上着やセーターが必要になります。

秋になると少しずつ日が短くなり、活動できる時間が短くなるのも特徴です。11月に入ると雪が降る日もあります。

冬は寒いが雪が積もることは少ない

イギリスは緯度51度の位置にあります。北海道よりも北に位置していますが、実は北海道よりも寒さは厳しくなく、雪も少ないです。イギリスの冬は日照時間が短く、夕方4時ごろから翌朝8時ごろまで暗く、霧が発生しやすくなっています。

冬のイギリスへ留学する場合、防寒対策としてコートや手袋が必要です。また、使い捨てカイロがあると便利でしょう。室内は暖房がきいているため、屋内と屋外で調節しやすい服装にすると、快適に過ごせます。

イギリスの5つの地方での気候を解説

イギリスの5つの地方での気候を解説

イギリスは、東西南北の地理で気候の特徴が異なります。季節はもちろん、留学先ごとの気候に合わせた準備も重要です。イギリスの5つの地域ごとに気候の特徴を解説します。

南東部は年間を通じて暖かく、夏に雨が多い

イギリス南東部の主要都市には、ロンドン・ケンブリッジ・ブライトンなどがあります。気候としては、夏は暖かく冬はそこまで寒くないのが特徴です。年間を通して小雨が多く、特に夏には雨が降る日がたくさんあります。

留学先としても人気の首都ロンドンは、3月初旬までは冬と同じような気温まで下がる日もあります。日本の春よりも寒いので、春先はダウンやコートなどの冬の服装を準備しておきましょう。

5月ごろになると気温も上がって過ごしやすくなります。夏も23℃ほど、湿気も少ないため快適に過ごせるでしょう。9月に入ると一気に寒くなります。日中と朝晩の寒暖差が激しいため、1年を通じて調節できる羽織り物を用意しておくのがおすすめです。

ロンドンの年間平均気温は以下の通りです。

1月4℃
2月4℃
3月6℃
4月8℃
5月11℃
6月14℃
7月17℃
8月16℃
9月14℃
10月11℃
11月7℃
12月5℃

南西部は、冬はそれほど寒くなく、夏は暖かい

イギリス南西部は、オックスフォード、ボーンマス、ウェールズ、バースなどに主要都市があります。夏は暖かく、冬はそこまで寒くないのが特徴です。年間を通して小雨が多く、特に冬は小雨の降る日も多くなっています。

偏西風の温暖と湿った風の影響を受けるウェールズは、イギリス国内でも雨が多い都市です。ただし数日間降り続く雨ではなく、晴れからいきなり雨になる単発的な雨が多くなっています。雨が降る時間自体は短いですが、頻繁に降ったり止んだりを繰り返します。1日中雨が降っていると感じる人も多いでしょう。

冬になると、夏の倍くらいの降水量に増えます。防水素材やフードつきなど、さっと雨対策ができる服装が便利です。冬はマウンテンパーカーやコート、手袋などで寒さと雨対策両方できる服装を準備しておきましょう。

ウェールズの年間平均気温は以下の通りです。

1月4℃
2月5℃
3月6℃
4月9℃
5月12℃
6月15℃
7月17℃
8月17℃
9月15℃
10月10℃
11月7℃
12月5℃

北西部は年間を通じて大雨が多い

イギリス北西部にはリバプール、マンチェスター、グラスゴーなどの都市があります。温暖な海洋性気候で夏は涼しく、冬はそこまで寒くないのが特徴です。年間を通して大雨が多く特に春先のリバプールは温かい陽気の天気が急変して、雨風に見舞われることもあります。

6月は雨が少なく過ごしやすいため、留学に向いているシーズンです。イギリスの中では湿気が多くてややじめじめしていますが、日本の夏ほどではありません。冬は雪が降らず、霧が多いのが特徴です。

リバプールの年間平均気温は以下の通りです。

1月4℃
2月3℃
3月6℃
4月8℃
5月11℃
6月14℃
7月15℃
8月15℃
9月13℃
10月10℃
11月7℃
12月5℃

北東部は年間を通じて涼しい

北東部は、エディンバラやヨークなどのスコットランド地方にあたります。イギリスのなかでも湿度が高く、他の地域よりも厳しい寒さにみまわれるのが特徴です。夏も雨が多く、20度を下回るなど肌寒い気温が続きます。半袖で過ごせるまでは上がらないため、夏でも薄手のジャケットが必要です。

北東部は春でも雪が降ることがあります。秋になると雨が増え、豪雨に見舞われる日もあるかもしれません。秋から冬の間は、曇りの日が多いです。冬は気温が0℃近くまで下がるため、防寒対策が必要です。足元はレインブーツやスノーブーツなどなど雨対策も一緒にできるものがよいでしょう。

エディンバラの年間平均気温は以下の通りです。

1月3℃
2月4℃
3月5℃
4月7℃
5月10℃
6月13℃
7月15℃
8月14℃
9月12℃
10月9℃
11月5℃
12月4℃

北アイルランドは大きな気温の変化なし

イギリスの北部にある北アイルランドは「寒そう」と思う人も多いのではないでしょうか。実は年間を通して2、3℃~18℃の間で推移しており、大きな気温の変化はありません。夏は涼しくて過ごしやすくなっています。ただし、夏でも日によっては10℃前後の気温になることもあるため、長袖や羽織ものを用意しておきましょう。

ベルファストの年間平均気温は以下の通りです。

1月4℃
2月4℃
3月5℃
4月8℃
5月10℃
6月13℃
7月15℃
8月15℃
9月13℃
10月10℃
11月6℃
12月4℃

イギリスの気候を知って留学に備えよう

イギリスは日本よりも湿気が少ないため、夏も過ごしやすくなっています。1年を通じて雨が多いですが、降水量自体は日本とあまり変わらず、弱い雨が降ったりやんだりすることが多いです。

また、朝晩と日中の寒暖差が激しいため、雨具や気温を調節できる羽織りものなどを用意しましょう。

イギリスは地域によっても気候に違いがあるため、留学先の気候の特徴を知るのが重要です。留学する季節と、留学先の気候の特徴に合わせた準備をすれば、留学中も快適に過ごせます。留学する都市に合わせて、雨と気温対策ができる服装などの準備を進めましょう。

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イギリスの気候の特徴や適切な服装を紹介
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