欧米型のバカンスの過ごし方は日本のそれと違うという話を聞いたことがありませんか？
欧米型バカンスと日本型バカンスの違いとは？
よく言われるのは「南の島のリゾートや、山のコテージで何もしないでゆっくり家族や友人と寛ぐ」のが欧米型で、日本人は「とにかくスケジュールを一杯に入れて観光スポットを見て回る」というようなことです。私も海外のリゾートには仕事で（残念ながら）行きますが、確かにその節はあります。
既に団塊の世代の現役引退も進み、益々高齢化を迎える日本。そして企業も本格的にワークアンドバランスの推進に取り組む中、日本人のバカンスの楽しみ方も、もっと欧米型の「ゆっくり寛ぐ」をメインにしたものに代わってくると筆者は考えます。
これから流行る？バカンス中のプチ留学
今後もっと日本人の欧米型バカンス化が進むことを考えると、私は海外リゾートで寛ぎながら、そこにある学校で語学やお稽古事などを学ぶ人も増えてくると思っています。
実際、リゾートにある学校を訪れると欧米人に混ざって日本人が学んでいることがよくあります。例えば、タイの有名ビーチリゾートのプーケットにある語学学校にはタイ語や英語を学ぶシニアや休暇中の社会人の姿を多く見かけます。
日本人は「海外で学ぶ＝留学＝せっかく行くのだから目一杯真剣に学ぶ」と考えがちですが、もっと気楽にのんびりバカンスしながら学ぶ形があることを知ってもらいたいと思います。
筆者が訪問した語学学校があるお勧め海外リゾート
マルタ
マルタ共和国ってどこにあるどんな国かご存知ですか？
マルタはイタリアのシチリア島の南の地中海に位置する島国で、EUの加盟国でも有ります。大きさは東京23区の約半分程になります。そして旧英国領だったため公用語は英語とマルタ語です。ユーロと英語が使えるEU加盟国で、観光資源も豊富なマルタはヨーロッパのリゾートであるとともに、英語留学の受け入れ国としてもヨーロッパでは有名です。夏休みのシーズンになると非英語圏のイタリアやスペインから英語を学ぶ中高生がこぞってサマープログラムを持つマルタの学校に押し寄せます。
そんなマルタの学校に訪問すると、バカンスをしながら午前中だけ英語学校に通っているヨーロッパ人によく会いました。気候も良く物価も安く治安もいいマルタはプチ留学先にはもってこいです。
プーケット
タイの南にあるタイ最大の島であるプーケットは世界的に有名なビーチリゾートです。成田から直行便も出ていて日本人にも人気のリゾートになっています。そんなプーケットにも英語、タイ語、タイマーサージなどが学べる学校があり、欧米人や日本人が学んでいます。ビーチリゾートを満喫しながらちょこっと学ぶのもいいですね。
ペナン
ペナンはマレー半島の西側、マレー海峡に位置するマレーシアの島です。ペナン島は「東洋の真珠」とも呼ばれマレーシア有数の観光地になっています。島の市街地ジョージタウンは世界遺産にも登録されています。また島には高級ビーチリゾートもあり日本人にも人気です。
そんなペナンにも英語学校などが多くあります。昨年5校ほど学校を視察しましたが、ロングステイをしている日本人のシニアも多く学んでいました。
バリ
言わずと知れたインドネシアのビーチリゾートであるバリは日本人にも大人気で観光地です。バリにはオーストラリアやヨーロッパからの観光客も多く、とても国際的でインドネシアの首都のジャカルタより英語がよく通じます。そんなバリには日本人が経営する学校があります。英語、インドネシア語などが学べます。
ハワイ
日本人に一番人気の海外リゾートは、やはりハワイですね。説明の必要もないほどの知名度と人気を誇るこの島にも英語学校などの学校は多くあります。ワイキキビーチに近い場所にある学校もあり、午前中は英語の勉強して午後にワイキキビーチを満喫することも可能です。
さあ。皆さんも堅苦しいことを考えずにリゾートでバカンスしながらプチ留学をエンジョイしてみてください。
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