【世界の語学学校レポート】キャンベル・インスティテュート(Campbell Institute)/ニュージーランド・ウェリントン

『キャンベル・インスティテュート』は、ニュージーランド資格庁(NZQA=教育機関の品質保証を行う政府機関)が定める学校評価において、最高位の『カテゴリー1』に評価されている語学学校。世界20カ国以上から留学生を受け入れています。

今回のレポートでは、ウェリントンとオークランドの2か所あるキャンパスの中から、ウェリントン・キャンパスの様子をお届けしましょう。


▲青い海と緑の丘に囲まれる美しい首都ウェリントン。留学先としてのウェリントンの特徴は『ニュージーランド留学/住んでみたい&注目したい厳選の留学先都市6選』をご覧ください。

学校の周囲にはおしゃれなカフェやレストランが。

キャンベル・インスティテュート・ウェリントン校(以下「キャンベル」)はウェリントンの中心部、若者が集まるカフェや洗練されたレストランが並ぶディクソン・ストリートに立地します。

全校生徒数は平均160人から180人の間を推移しており、全校生徒における日本人の平均割合は約16%。最も多いのがドイツからの留学生で、その他の学生出身国は、中国、韓国、台湾、タイ、サウジアラビア、ブラジル、フランス、スイス、チリ、イタリア、ベトナム、アルゼンチン、カンボジア、コロンビア、仏領ポリネシア、インド、ペルー、ロシア、スペインです。

▼学校初日、1階のドアを開ければ、受付のお姉さんが明るく迎えてくれます。

▼キャンベルのエグゼクティブ・ディレクター、ティム・ブラウンさん。

▼運が良ければキャンベルの大切なスタッフの一人、看板犬の「デイジー」が出迎えてくれるかも。ちなみに、キャンベルの教務主任は日本語が堪能で、ピンチのときは日本語で相談ができます。

▼学校の入学オリエンテーションや卒業式のとき、学生はこのラウンジに集まります。卒業式ではここで、英語スピーチを行うのが慣例。

15段階の細かいレベル分けクラス

キャンベルではさまざまなコースを開講しています。15段階の細かいレベル分けがされている『集中英語コース』のほか、下記のような多彩なコースが展開されています。

– 集中英語
– IELTS試験対策
– ケンブリッジ英語試験対策
– 大学進学準備
– ホスピタリティ専門学校入学
– 高校進学準備
– 休暇中の地元高校生対象コース
– 英語+デミ/オーペア*
– 英語+Mojoバリスタ(Mojoコーヒー提携)
– 英語+インターンシップ
– 英語+ボランティア
– 英語+ラグビー
– 英語+セーリング
– コンボ・スクールズ(2~3都市間留学が可能なコース)
– ケンブリッジCELTA(英語教師養成)

*ニュージーランドの家庭に滞在して、英語を学びながら子どもたちの世話などの仕事をするプログラム

▼集中英語のクラス一コマ。14歳から受講が可能。

▼大学、高校、専門学校などへ進学を希望する学生も少なくありません。キャンベルではビクトリア大学、ウェリントン工科大学、コルドン・ブルー、フィティレイア・ポリテクニック、ACGユービーデザイン専門学校、など多数の提携校があり、進学相談ができます。

▼課外アクティビティは毎日のように開催。この週は、ヨガ、会話ワークショップなどのほか、週末にマティウ・サムズ島への小旅行が行われるようです。

▼参加希望者は、リストに名前を書いておけばOK!

▼現地でアルバイトを希望する人は「ジョブ・ハンター(JOB HUNTER)」に参加してみては?ワーキングホリデーで渡航している人のほか、学生ビザで14週間以上在籍する人もアルバイトが可能。

ちなみに、ニュージーランドでは在籍する語学学校のランクによって、アルバイトが許可されるか否かが決まります。キャンベルは冒頭で触れたとおり、最高位の『カテゴリー1』なのでアルバイトもばっちりOK。

▼キャンベルに通う日本人留学生、MAIさん(左)とYUTOさん(右)。2人の留学についてインタビューをしています。その模様は「ぜんぜん内向きじゃない日本の若者たち【ニュージーランド編】」でぜひご覧ください。

《まとめ》キャンベルに向いているのはこんな人!
・政府機関によって品質が保証されている学校を選びたい人。
・細かいレベル分けクラスで弱点を克服したい人。
・進学やキャリアを目指したい気持ちがある人。
・町中心部で効率よく便利な毎日を送りたい人。
・ニュージーランドで仕事をしてみたい人。

キャンベル・インスティテュート ホームページ http://www.campbell.ac.nz

続きはこちら >> 『【世界の大学レポート】ネルソン・マルボロ工科大学/ニュージーランド・ネルソン』

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取材協力:
ニュージーランド大使館 エデュケーション・ニュージーランド
ニュージーランド航空

文: 若松千枝加(留学プレス編集長・留学ジャーナリスト)
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