東南アジア随一の成長都市ジャカルタで暮らすには、日々のお買いものが不可欠です。今日は、ジャカルタでの一家を預かる日本人主婦として、ジャカルタ日常ショッピングの模様をお届けします。
小さな買い物でも車移動が基本!
ジャカルタは人口1000万人近くの大都市です。しかし、東南アジアの他の大都市と違い公共交通機関が発達しておらず、車もしくはバイク移動が基本です。そのため、歩きながらショッピングを楽しむ文化はなく、ショッピングといえば大きなモールで、というのが一般的です。ジャカルタの街にはところどころに大きなモールが点在していて、そのモールの中には大きなスーパーマーケットやファストファッションブランド、また高級店までなんでもそろっています。
何でも揃うけど食費はかさみがち
ジャカルタでの生活に必要なものは基本的にほとんど現地で調達できます。日本に進出しているようなファストファッションブランドはジャカルタのモールにも入っていますし、最近は日本からユニクロも進出しました。
食品に関しては、醤油や酢、カレールーなど良く使う調味料は手に入ります。外国人にとっては、毎回ローカル向けの市場で買い物をするのはどうにも不便なため、値段は高めながら、輸入品も多いモールのスーパーマーケットや日本人向けのスーパーマーケットが中心となります。そのため、自炊をしていてもジャカルタ生活では食費がかさみがちです。
豚肉は手に入る場所が限られます
イスラム教徒が主流のインドネシアでは、豚肉が手に入る場所は限られます。モール内のスーパーでは売っている場所と売っていない場所がありますが、日本人向けスーパーや韓国人向けスーパーもありますので、そこでは確実に手に入ります。
高級マンゴーが安い!
インドネシアには日本にはないフルーツがたくさんあります。ランブータンやドラゴンフルーツ、日本で買ったらとても高級な美味しいマンゴーも安価に手に入ります。また、常夏で季節の変化がないインドネシアですが、乾季と雨期が繰り返す中で旬のフルーツはそれぞれ異なります。「もうすぐマンゴーの季節だな~」という具合に季節の移り変わりを感じることができます。
以上、ジャカルタのお買いもの事情をお届けしました。皆さまもジャカルタを訪問されたら、ぜひモールやスーパーでのお買い物を楽しんでみてくださいね。
文:aya ogawa(ライター)
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