バーミンガム大学留学ガイド│学部や偏差値、ランキング、学費、留学方法をご紹介

バーミンガム大学(University of Birmingham)は、イギリスのイングランド・ウェストミッドランズ地区、バーミンガムにある国立大学です。

大学の規模はイギリスの中で7番目に大きく、学生数は3万人を超えます。そのうち留学生は約30%ほどの国際色の強い大学です。イギリスでもトップクラスの就職率を誇り、イギリス国内ランキング・就職率部門で1位を獲得したこともあります。

世界大学ランキングでは100位内の常連校として、イギリス国内外から注目を集めています。また、イギリスの由緒ある名門校が所属する大学グループのメンバーとして、研究分野にも力を入れています。

卒業生の中にはノーベル賞受賞者もいます。

・バーミンガム大学について知りたい!
・日本人がバーミンガム大学へ行くには?

そんな疑問をお持ちの方は、ぜひ最後まで目を通してみてください。

本記事は、バーミンガム大学の学部や偏差値、ランキング、学費、出願方法など、バーミンガム大学に留学してみたい方が知るべき情報が満載の留学ガイドです。

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バーミンガム大学基本情報

企業から熱い視線!就職率が高い

バーミンガム大学は、2021年ハイ・フライアーズ・リサーチ学生就職率ランキングにてイギリス国内トップを獲得し、大企業からも一目置かれる存在です。イギリス国内だけでなく、2020年のQSランキング卒業後就職率でも、数ある世界の大学の中で86位にランクインしました。

バーミンガム大学はインターンシップが盛んなほか、学生が実践プロジェクトに関わる環境を整えています。そこから即戦力になる人材が育っていきます。

キャリアサポートも充実しており、学生の満足度が高いのも注目ポイントです。

研究分野で発揮する影響力

バーミンガム大学は、研究大学で構成される団体・ラッセルグループ(Russell Group)ほか、17カ国27校からなる研究大学機関ユニバーシタス21(Universitas21)のメンバーとして、世界の研究分野をリードしています。

2014年のリサーチ・エクセレンス・フレームワークと呼ばれる研究の成果を評価する報告会では、バーミンガム大学が世界を牽引する優れた研究機関と評されました。特に哲学、歴史、スポーツサイエンス、古典、宗教、神学、化学工学の研究分野ではトップレベルと認められています。

歴史

1900年、イングランド初の市民大学としてバーミンガム大学は誕生しました。研究が盛んで、今日に役立つ画期的な開発が行われたのもバーミンガム大学です。

医学分野では、プラスチック製の心臓弁、ペースメーカー、アレルギーワクチンなどを開発し、避妊薬の臨床試験がアメリカ国外で初めて行われた場所でもあります。

ノーベル賞受賞者も!バーミンガム大学卒業生

バーミンガム大学の卒業生の中にはノーベル賞を受賞した著名な人物も多く、各界で活躍する優秀な人材を輩出してきました。

ノーベル賞受賞者を以下にご紹介します。

  • ポール・ナース(遺伝子学者)
  • フランシス・アストン(化学/物理学者) 
  • モーリス・ウィルキンス(生物物理学者)
  • ジョン・ベーン(薬理学者)
  • ピーター・ブロック(レーサー)

その他バーミンガム大学出身の著名人は、作家や俳優、政治家など幅広く、日本人ではジャーナリストや教授、外交官などがいます。

メインキャンパスはバーミンガム中心部から5km

バーミンガムはマンチェスターと並ぶロンドンに次ぐ大都市です。ロンドンからは車で約2時間ほどで、他のイギリス国内の主要都市を繋ぐ交通網が発達しています。

バーミンガム大学のキャンパスは、中心部から南下した郊外にあります。大学と市街はアクセスが良いため、必要とあればすぐに行き来できます。

都会の喧騒から離れたキャンパスは、緑豊かで落ち着いた雰囲気に包まれています。広大な敷地内に美しい赤レンガの校舎が聳え立ち、その周りにバーミンガム大学の各施設が点在します。

バーミンガム大学の学部

バーミンガム大学

University of Birmingham by Mike Norton

学部・専攻

バーミンガム大学の学部は大きく5つに分けられています。それぞれ枝分かれし、細かく500ものコースに振り分けられます。

学士課程のコース期間は3年〜5年です。1つの専門分野に絞る以外にも、複数の分野を同時に学ぶ選択肢もあり、個人に合った学び方を選べます。

修士課程のコース期間は通常12ヶ月です。最後に論文かプロジェクトに挑み学位取得となります。

以下に5つの学部と主なコースをご紹介します。

▼バーミンガム大学の学部

芸術/法学・法学
・歴史学
・美術
・文学
・他
工学/理学・コンピュータ科学
・工学
・物理学
・他
生命/環境科学・環境
・生化学
・心理学
・他
医学/歯学・医学
・看護学
・薬学
・口腔外科
・他
社会科学・ビジネス
・経済学
・社会政策
・国際関係学
・福祉
・スポーツ
・他

▼全学部・コースはこちら

学部課程
修士課程

強い分野

ここでご紹介する分野は、イギリス国内の大学の学部ランキングでトップ5〜10に入っている有名学部です。

【トップ5以内】

  • 理学療法
  • ツーリズム
  • 米国研究
  • ライティング
  • ドラマ/ダンス/映画
  • 理学療法

【トップ10以内】

  • 考古学
  • 人類学
  • 化学工学
  • 歯科学
  • 建築/デザイン/歴史芸術
  • 音楽
  • スポーツサイエンス
  • 宗教学
  • ロシア語/東欧言語
  • 社会政策

イギリス最古のMBA

バーミンガム大学のビジネススクールの設立は1902年で、イギリスで最初のビジネススクールとして誕生しました。バーミンガム大学のMBAは世界からも定評があり、MBAに特化したランキングでは上位圏を維持しています。

卒業後は金融、不動産、投資、経営、コンサルティングなど幅広く活躍できる機会が得られます。

コースは国際経営学と国際金融学の2つから選べ、学費は1年間で約463万円です(※2021年9月現在 1ポンド=152円で計算)。

出願には社会人として財務関係の分野での実務経験が求められるため、大学を卒業し社会経験を積んでからビジネス分野を学びたい人には最適です。将来的に同分野へ進みたい方は、大学進学を考える頃からMBAを視野に入れておくのも良いでしょう。

コース期間によって求められる実務経歴の長さは変わり、管理職や役職の経験も評価されます。

必須IELTSのスコアはコース期間によって6.0〜7.0で、特に12ヶ月コースは短い期間での学位修得を目指すため一番高い英語力が必要です。

バーミンガム大学の偏差値

バーミンガム大学図書館

University of Birmingham. Main Library by Teresa Grau Ros

イギリスは日本の大学システムと違い偏差値を用いていないため、次にご紹介する大学ランキングや合格率などで入学難易度、大学のレベルを計ります。

また、イギリスには入試がないため、それに代わって高校在籍時に資格を取得し、そのスコアを出願時に提示します。

難易度

バーミンガム大学の2021年の合格率は約79%です。イギリスの名門大学の合格率は50%を切る大学も多いなか、バーミンガム大学の合格率は比較的高めといえます。

ランキング

大学ランキングは、教育や研究の質、国際性、学生の満足度、学生とスタッフの比率などをベースに算出され、大学選びをする上で信頼できる指標です。

バーミンガム大学は、イギリス国内にとどまらず世界的にも高く評価されています。ここでは、直近のイギリス国内ランキングと世界ランキングで、バーミンガム大学がどのくらいの位置にあるのか確認してみましょう。

【イギリス国内ランキング】

タイムズハイアーエデュケーション2022年12位
ユニバーシティーリーグテーブル2022年19位
ザ・ガーディアン2021位21位

【世界ランキング】

タイムズハイアーエデュケーション2022年105位
QS世界ランキング2022年90位
CWURランキング2021−2022年79位

バーミンガム大学の留学費用

バーミンガム大学

University of Birmingham – Aston Webb Building by Elliott Brown

バーミンガム大学に留学する場合、1年間にかかる費用は約377万円〜です。学費と生活費に分けてご紹介しますので、目安として参考にしてみてください。

学費

選択するコースによって学費が異なります。以下、学士課程のいくつかのコース学費を例としていますので、参考にしてみてください。(参考:バーミンガム大学公式HP

神学・宗教学約230万円
看護学約483万円
スポーツ/エクササイズ約307万円
経理/財務約320万円
生化学約353万円

生活費

バーミンガムで1年間留学生活を送る場合、1年間で最低でも約147万円は用意しておくことをおすすめします。

バーミンガムの物価は、首都ロンドンと比べた場合に約30%ほど低いとの調査結果が出ています。特に宿泊代は、キッチンやシャワールームなどが共用の場合に安く抑えられ、反対に共用でないタイプの物件は大きく値上がりします。

1か月の生活費の内訳をご覧ください。

宿泊代約6万5000円〜
食費約1万5000円〜
通信費約2500円〜
生活用品約4000円〜
交通費約6000円〜
娯楽約3万円〜
1年間 合計約147万円〜

バーミンガム大学への留学方法①大学準備コース

バーミンガム大学

Aston Webb Building, University of Birmingham by sw77

バーミンガム大学では、留学生など直接学士課程に出願できる基準を満たしていない入学希望者には、1年間のファウンデーション・パスウェイという大学準備コースを提供しています。こちらのコースでは、大学の講義にスムーズについていけるよう、必要な学術的スキル、専攻科目の知識が伸ばせます。

ファウンデーション・コースを経て学士課程へ進めば3〜4年で学位取得が可能です。

コース内容

ファウンデーション・コースは、以下の分野から選択できます。

  • 芸術
  • 社会科学
  • ビジネス
  • 工学
  • 物理学
  • 医学
  • 生命・地球科学
  • 理学療法

ファウンデーション・プログラムに参加することで、バーミンガム大学の施設を利用できるので、学士課程をスタートする前から大学の雰囲気に慣れておくことができるのも良い点です。

また、応募締め切りまでに申し込めば、コース期間中は大学の宿泊施設を利用できます。宿泊施設は大学のキャンパスからほど近いため、通いやすく学習に集中できる環境が与えられます。

ファウンデーション・コース出願要件/出願方法

コース開始は9月か1月です。バーミンガム大学提携の教育機関、カプラン・インターナショナル・パスウェイウェブサイトにてオンラインで入学手続きを行います。

出願には、高等学校卒業時の成績で5段階中4以上必要ですが、詳しくはそれぞれのコースに詳細を問い合わせる必要があります。

また、必須英語力は医学/理学療法のコースでIELTS総合6.0以上(各項目で5.5以上)、それ以外のコースはIELTS総合5.5以上(各項目で5.0以上)が求められます。

バーミンガム大学への留学方法②直接大学へ進学

バーミンガム大学

University of Birmingham School – Weoley Park Road, Selly Oak by Elliott Brown

学士課程の出願要件/出願方法

直接進学に必要な英語力はIELTS6.0〜7.0です。選択するコースにより異なります。

日本は12年制の教育システムですが、バーミンガム大学の学士課程への入学はそれまでに13年間の教育を受けていることが条件です。よって、直接学部へ入学するにはファウンデーションコースや大学1年次を修了している必要があります。

また、医学部への出願は大学臨床適性試験(UCAT)受験が必要で、場合によっては面接が行われます。

学士課程の出願方法は、UCASからオンラインで行います。

修士課程の出願要件/出願方法

日本の大学での学士号を取得していて、なおかつ優れた成績(GPA 3.0/4.0、B平均)で修了している場合には、大学院・修士課程への出願が可能です。

英語力はコースによりますがIELTS総合6.0〜7.0以上が求められます。また、日本で大学院博士号を取得している場合は、バーミンガム大学の博士課程へ進学できる可能性があります。総じて、優秀な成績が求められます。

出願方法は、バーミンガム大学ホームページから直接オンラインで出願する場合と、UCASを利用する場合の二通りです。

バーミンガム大学は名門校かつ留学生サポートも充実

古い歴史を持つバーミンガム大学は、長きに渡り安定して教育の質を維持し、学生の満足度も高く、世界中の留学生が毎年出願を目指す名門校です。

充実した設備完備で、緑豊かな広大な敷地の中伸び伸びと学習でき、市街地やイギリス国内の主要都市へのアクセスも良いのは魅力です。

高い就職率をキープするには、大学スタッフの懸命なサポートがあってこそ。卒業後の進路、就職活動をする上での準備で迷うことがあっても安心です。

バーミンガム大学は、イギリスの名門大学の中でも比較的進学しやすいですが、日本人が入学するには、最終学歴での優秀な成績と高い英語力が欠かせません。

早めに準備を始めて万全な状態でバーミンガム大学留学に臨みましょう。

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バーミンガム大学メインエントランス
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